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アライアンス。
企業連がお互いの利益確保を目的とした合併組織だ。
三つの組織が交わるのは、初めてのことだろう。
そんなアライアンスの中でも、取り分け調査しがいのある部署があるという。
その名も『アライアンス戦術部隊』

今日は、そんな戦術部隊へ潜入調査を試みた。
これは極秘潜入任務だ。
情報収集にも命をかける、それがこの俺、エド・ワイズのやり方だ。

バーテックスの時は不覚にも発見されてしまい、
尻をじっくりたっぷり痛めつけられてしまった。
俺としたことが。
だが、一度の失敗で懲りるほど、情報への情熱は冷めていないのだ。


アライアンス戦術部隊の前線基地。
ここでは、あちらこちらで忙しそうに兵士達が駆けずり回っていた。
恐らく兵装を整えているのだろう。
ご苦労なこった。

今回はカモフラージュのために、戦術部隊専用の軍服を拝借した。
ぬかりなし。それにしても、やたら着心地が良いのは気のせいか。

通路を歩くと、自動ドアを発見した。
何故このドアが目に付いたかは、ネームプレートに画かれた生物の絵のためだろう。
これは怪しげだ。兵士から拝借したカードキーでロックを解除する。
中は・・どうやら暗室のようだ。
赤暗いというのか、何かを保存しておくかのような場所だ。

足元を見ると、全く動かないオブジェを見つけた。
これは何だろうか。
まるっこくて、何本かの足らしきものがくっついている。
生物にも見えなくないが、それにしては微動だにもしない。

背後から物音。どうやら、誰かがこの部屋に入ってきたらしい。
これはまずい。尻を取られるとは、これで何度目だ。
すかさず狭い壁の隙間へ身をすべりこませた。


「おーい、餌の時間だよ」
さわやかな声。あの若さを隠し切れない面持ちは、ジャウザーの小僧だ。

部屋の隅にあるスイッチをいれるジャウザー。
すると、赤暗い部屋がみるみる色で染まる。
驚くべきことに、先ほど突付いていたオブジェまで動き出した。
あれは生物だったのか。

「今日も元気ですね、AMIDA君。
え、隊長ですか?
ああ、隊長はさっきガラブ砂漠で迷子になったって通信が入ってね。
だから私が代わりなのですよ。
相変わらずですよね、隊長の足取り不安定さ具合は」

あはは、と笑いながら謎の生物と会話するジャウザー。
一つ疑問がある。
あの生物は、喋っているように見えない。だが、あの小僧は明らかに会話している。
      • 考えるのはよしておこう。

またきますね、と謎の生物に別れを告げ、ジャウザーは部屋を出て行った。
とりあえず、壁の隙間から抜け出す。

全く、とんでもない場所だな。バーテックスのほうがまだマシだ。
それにしても、さっきから足の脛あたりが妙に熱い、というか痛い。
足元を見てみると。

「さ、さっきのナマモノ」
ナマモノが、意気揚々と液体を俺の脛に吐きかけている。
いたい、つーか溶けてないか?

「おいぃ、ちゃんと生き物の躾けしろよお!」

アライアンスの調査は始まったばかりだ。
負けるな、エド・ワイズ。

第一回負傷経歴:AMIDA酸による脛の焼けど、爛れ




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