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 ――お江戸話をしよう。
 
 長き歴史ある重き由緒あるとても偉大な文献に、記載されていたものを翻訳したものだ。(所在地・実家の蔵)
 これは若さは諦めない事であり愛は悔やまないことであるとかそんな宇宙刑事な創作ではない。
 驚くべき、そして人類に重大な、凄く恐ろしい事が書いてあったり無かったりするのだ。
 これを読めば読者である君は、生きる価値を無くすかもしれない。しかしどうにも変更せざるを得ないのは確かだ。
 さあ、聴くがいい。こころして読むがいい。さあ、君の心の声に耳をかたむけよ。
 殺戮の江戸。烈火の江戸。魔都、大江戸、エヴィヴァディシティ。それではこれから、始まりである。


 特有の湿り気を帯びた空気が充満した裏路地。
 厚みの無い材木で作られた壁から表通りを歩く人の談笑や怒声罵声が染み出てきていた。
 裏路地に何時もは誰もいない。しかし現在、ある逃走劇が繰り広げられていた。因みに現在は江戸時代。
 逃げるは三人のぬすっと。
 「マダぁああああオッテクルゼェッェエエエエエエエーー!」
 鼻息荒げて走るぬすっとそのいちのマヨネーズ・パイソンは因みにロシア人とマカロニのハーフなので茹でるとうまい。
 「兄者、振り向くな。ふりむいたら負けだ。ふふ、そうだなもう負け組みだったなおれ達」
 美しい金色髪を風に靡かせ、キモチワルイ流し目で前方を凝視しているそのにスウィートスウィーパー高田。
 「ひぃよおおおおおおおおおおお!」
 名状しがたき形相でくすねた秋刀魚三匹鯵六匹シシャモ二十四匹合計三十四匹を胸いっぱいに抱えるそのさんのアサイラム=イッツ・モータクトーは中国人である。漢字は朝要羅酢と書いたような気がする。

 追いかけるは二人の男。
 「マダ……あいつら走れるみたいだなぁ……」
 先頭を走る細身の男。旗本の息子。名はカルカース・サカモトである。
 「まじですか、あっしはもうべらんめえつかれましたてやんでいー!」
 肯いた太り気味の男。小さな茶店の跡取り。名をグランドチーフ大山と言う。
 彼らは精一杯走る。しかしぬすっと三馬鹿には追いつかない。
 やはりバカそうでも本職はすごいとおれは思った。一切の間をあけずに脚を前に出し前に出し後ろに引き後ろに引き、
 うさぎ跳びのやうに跳躍し爆走する彼らには到底到底追いつけはしなかった。アニメのアフレコは全部声優にやって貰いたい。
 あ、そうだ地の文、地の文……ということで二人の男は息絶え絶えだった。
 だがしかし、幸運が奇蹟の風とともにやって来た。実際は板の向こうのおっさんの屁であった。
 
 「ひぃよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!ぅ、ずって~ん!!」

 アサイラムがずっこけたのであった。ズル剥けじゃない。ちなみにおれは包茎だ。
 ズル剥けアサイラムは双頭バイブグレネードをぶっぱなし秋刀魚諸々を空中にへと放り投げ、ズルズルと地面を滑った。爆走していたから慣性が働いたのである。僕物理はいつも百点なのだ。本当である。博士号もちだからな。本当である。
 「アサイラムぁああああああああああああああ!!」
 「しかぁああああーしぃ!!時には振り向かなくてはならない事も在る。決められた道などスキップで走るぜバーニハァーーーーー!」
 そのいちそのには立ち止まり、アサイラムの腕グレをなでまわし舐めまわし、肩をとり、尻を掘りあげ先走り、走り去ろうとした。
 だが黙ってみている二人では無い。グランドチーフ大山はふところから汗に濡れた、荒縄を出す。ところどころに蝋燭の後が在るのには気にしない。
 カルカース・サカモトはスピードを上げ、三馬鹿に掴みかかろうかとしたその時、
 『のはがははははははははは!!お困りだな男色二人組みぃいい!!我こそは、スゥィイイイ トェァアア リィィエェッ ー トォゥウウ エェッ ネェッ ミィイイ ー !!!!』
 何者かが《乗用AMIDA》に乗用し、便座を尻に貼りつけなんともオモチロイ格好を取って天空から滑空してきたのだった。
 同時にかまいたちが発生し辺りの建物が粉砕した。しかし何奴は気にも止めなく、かく語りき。 
 『またの名を、時を越えるレイヴン。自覚的にタイムリープ可能な体質なのでやって来た。
  好きな食べ物は牛乳プディング。食べた後にお腹を壊れるのはご愛嬌だ。嫌いな食べ物は牛乳。飲んだ後お腹を壊すからだ!!
  そして、こいつは相棒の……んぁー《ナンテイッタケ》だったようなきがするんだぁああああああ!!性別・メス』
 《わたくし、ナンテイッタケでございます。名を考えるすらわずらわしかったとかそう言うわけではなくそう言うことなんです》
 そんなマ・クベと良い壺みたいな関係のレイヴンと蟲が喋り捲ります。時折舌をかんで悶絶するストリートエネミー。
 ぶるぶるとアイドリングするように震える乗用AMIDA、名をナンテイッタケは変人を頭に載せてぼんやりとしていましたと思ったら死んでいました。
 『これはいい壺キシリア様にとボケながら私――我こそは、スゥィイイイ トェァアア リィィエェッ ー トォゥウウ エェッ ネェッ ミィイイ ー !!!!は
  ナンテイッタケの首の部分に手を当て生きているか調べた。――ペロッ――し、死んでる!!
  ――私たちは三日前から常にともにいた。私のただ一人の友達だった。昔親しかったクラムボンとか言うレイヴンの幻影だったよう感じたんだ。
  いっしょにいるととてもココロがアタタカイ……そう、実感したのだった。――くそーー!誰がそんな真似を!!!』
 三馬鹿はすでに逃走をはかり、成功。そこに残るは蟲の死骸を御立ち台としたレイヴン、そして見上げる二人のオトコ。

 「きさま、よくも俺たちの仕事を……」
 カルカース・サカモトが怒りに燃えるまさしく怨念を込めた両眼でストリートエネミーを見上げる。
 「ペロ・・・これは老衰!乗用AMIDAナンテイッタケ(♀)の死因はこりゃ老衰だね。実はAMIDAは夏の間しか生きられないんだ。
  ところがどっこい、新種のオオミヤマノコギリコヒラタネプチューンゾウAMIDAはなんと一億数億幾億年も生きると言われているんだ!」
 グランドチーフ大山はペロペロAMIDAを舐めながら荒縄で肛門腺をずりずり刺激している。
 『くそ!蝉みたいな野郎だったのか、AMIDAって!う、なんだこの身体の鼓動は、胎動は……アーッ!!
  あああああああああああああああぁあああああああああああああああああああああああああああああああ!!』
 とつぜんのこと、ストリートエネミーは叫びだし、右手を抑えだした。
 『し、しっずまれ……俺の右手よ。ここで封印を解除したら、エドバクフは灰燼と化すだろうから!!ああ、しまったぁあああ』
 どっかぁああああああああああああああああああああああああああん!(爆発音)
 だぎゃぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん!!(破砕音)
 ストリートエネミーの右手が爆発し、エドバクフが灰燼と消えました。
 続いて中国インド朝鮮半島国連総本部ロシアのシベリアアラビアエジプト秘密研究所卑猥倉庫無限真母各種機械神+デモンベインレムリアムーアトランティス大陸などにも誘爆し、爆発爆発大爆発の嵐でありました。
 最後に地球が割れ、宇宙が両断され、次元は捻じ曲げれ、一次元の世界は終わり、二次元の世紀へと進化する。
 我々は生き延びなければならない。死ぬ時では、今ではない。
 ―了―




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