――それは小さな戦闘端末だった

特攻兵器襲来以来・・彼、ジャック・Oは旧世代の兵器群が何によって制御されているか調べていた

かつてサイレントラインと呼ばれた未踏地区も大分明らかになってきている

ジャックが踏み入れた施設は未だに機能が生きていた

機能が生きていた施設はこれまでに何箇所もあった、がしかし、ここまで完全な状態で残っている施設は始めてだった

厄介なことに防衛機構も健在で、内部進行は思いのほかに苦戦を強いられた

ガーディアンと呼ばれる自立兵器を3機まで屠ったところで厳重なロックが施されたゲートを発見することが出来た

「これは・・・調べる価値はありそうだが・・」

ゲートはロックされていて硬く閉じたまま反応を見せない。頭部ユニットから回線を引いてハッキングを試みたが、それも上手くいかなかった

そうしているうちにジャックはここに重大な秘密が隠されているに違いないと悟った

「・・・やむを得ない」

彼はハイレーザーライフルで制御端末を撃ち抜いた。ゲートが小刻みに開閉を繰り返し、やがて完全に開く

開放と同時に青いレーザー光が飛来し、フォックスアイのコアを焼いた

しかしレーザーの出力が低いのか塗装面を焼くだけにとどまり、機体にはほとんどダメージ受けなかった

ジャックは攻撃をしかけてきた対象にハイレーザーライフルを撃ち込む

しかしジャックのレーザーは僅かに対象をそれて致命傷には至らない、

――それは小さな戦闘端末だった

茶色がかった小さい戦闘端末、MTのようなメカだった

すぐさま左腕のグレネードライフルを打ち込み撃破する

ゲートの中にあったのはこの戦闘端末くらいだった

「これだけか・・・アテが外れたようだな」

ジャックは元来た道を引き返した

進行とは逆に何の妨害もなく入り口まで何の妨害もなく進むことができた

出口付近まで来た時に再びあの戦闘端末が現れて攻撃をしかけてきた

再びレーザーがコアを焼いた

「・・・!」

出力が違う、ダメージが大きい。

ジャックはグレネードライフルを撃つが細かく動作をして回避してくる

それでもなんとかハイレーザーで敵を捕らえて破壊した

パルヴァライザーとの最初の遭遇であった

それからあちこちでジャックはパルヴァライザーと遭遇し、破壊してきた

出力。姿形。どれも遭遇するたびに変貌を遂げている。つい先日はMTのような外見だったが、今日はもはやACのような外見をしていた。

出会う度に強くなって行くことにジャックは気づく

「進化しているというのか?」

進化している。ジャックは自分が撃破していく度に再生・強化されている という説を立てた

幾度目かの旧世代の施設の調査でジャックはインターネサインのことを知る。

全ての現況はここにある。特攻兵器もパルヴァライザーもインターネサインが作り出している、旧世代の支配者、人がいなくなった今でも愚直に命令を護り続けている。

インターネサインを破壊するにはジャック自身の力では難しいと考え、より強いレイヴン「ドミナント」と呼ばれる人種を探すようになった

そうして現れた一人のレイヴンに世界の命運を託した。彼女がインターネサインを破壊する間に、すっかり強大になったパルヴァライザーを止めるのは

「私の役割だ」

パルヴァライザーとの戦いは熾烈を極めた。左腕を持っていかれ、全身一次破損段階まで弱ってしまっている

突然パルヴァライザーの動きが止まる、止まって、そのまま動かなくなった

どうやらインターネサインからのエネルギーl供給が途絶えたのだろう、ジャックは各坐したパルヴァライザーを破壊した後、一人のレイヴンを待っていた

レイヴンとして最後を飾りたい、その思いが崩れかけた機体を動かす

「遅かったじゃないか・・・」

「全ては私のシナリオ通り 残るは憎まれ役の幕引きだ・・・」

恐らくドミナントと言われる人種を目の前にしてジャックは戦う意志を見せる、それはレイヴンとしての誇りだろうか

「私の生きた証を・・・レイヴンとして生きた証を・・・最後に・・・」

まだ右腕は動く、ハイレーザーライフルをしっかり狙いをつける

「殺らないか?」

バーテックスの計画は水泡に帰した。しかしジャックの計画は成功し人類は再び繁栄へと歩を進めることになる。

旧世代の自立兵器群は停止し、未踏地区も更に明らかにされていくだろう。

人類を愛した男は、人類を想いインターネサインへ没した





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