偽・ワイズ氏が最近リポートを書かれたレイヴン
name[イーグロイド]
AC name[スペルフォーミュラー]
最近アリーナに登場した新人のレイヴンだ。
特徴的な機体を駆りいかにも強そうな印象を受けるが、実の所大した事は無い。
高性能な機体を上手く扱う事が出来ていないようだ。経験不足の典型的な形だと言える。
父親の影響で旧世代のACに興味を持ち、それに関連する文献を読み漁るのが趣味らしい。
趣味で培った知識で廃れ始めたオーバードブーストを最大限生かす機体を作り上げたようだ。
しかし、現在のAC規格では根本的に設計限界を超えており、未だに満足行く結果を出せないでいる。
そもそも最近は旧世代ACに関するパーツの研究に没頭してアリーナに顔を出していないようだが。
初めての依頼でとあるレイヴンに助けられて以来、そのレイヴンを慕っている。
イーグロイドの慕う「彼」曰く。「弟みたいなもんだ」との事だ。
信頼関係は出来上がっている。共同で活動している事が多いのも、その裏付けだろう。
旧世代の技術を取り入れたAC。その技術を使いこなせるようになった時が面白そうだ。
偽・ワイズ
name[エイル]
AC name[マトリカリア]
色々と個性的なレイヴンだ。
まず、任務遂行よりも自身が生還することを第一とする考えを持つ。
任務の為には命も惜しまないという命知らずが多い中、こういうレイヴンはさほど居ない。
機動性を重視した機体を扱い、攻撃回避能力において特に優れている。
反面、攻撃能力は並以下といった腕前。少々ブレードの扱いが巧みな程度だ。
自分の生還を第一に置くが、任務中の他者の生死はまったく顧みない。
生きる為に、敵に容赦はしない。が、生きる為の裏切りだけはどうも許せないらしい。
恋人が居るが、彼女もまたレイヴンだ。
どうやら彼を追うようにレイヴンとなったらしく、実力は下位を彷徨っている程度。
二人一組で依頼を請け負う事が多いが、彼女の実力も相まってかあまり快くは思っていないようだ。
危険度の高い依頼は絶対に一人で赴き、そして必ず返って来る。実に信条に律儀な男だ。
偽・ワイズ
name[フリーキー]
AC name[ジェナイト]
「最強のAC」を完成させたと噂されているレイヴンだ。
ACパーツ生産に携わっていた経歴を元に、完璧な性能を目指して研究に没頭。
最強のACを作り出す事に全てを捧げた彼の集大成が完成したらしい。
蓋を開けてみると、確かに素晴らしいACを作り上げたようだ。
理論上全ての性能を可能な限り引き出し、テスト結果は信じられない功績を残している。
しかし、それはあくまで理論上最強という肩書きのものだ。
レイヴン経験がそれなりにある者なら、あのACがどういうものか理解出来るだろう。
まず食らい付いたのはメディアだ。そして流れたのが素人側の意見と評価だ。
彼のACは公には公開されておらず、実物を見た者はごく僅かしか居ない。
その中であの機体の正体に気づけたのは、恐らく一握りだろう。
何も知らない連中に懸賞金まで検討されている始末だ。奴の地獄はここから始まる。
偽・ワイズ
name[ノートゥング]
AC name[ヴェレスタ]
得意な経歴を持つレイヴンだ。
全状況対応を想定した機体を操る。
新人時代、依頼主の不手際で当時トップクラスのレイヴンだった「ネロ」と遭遇。
搭乗機「No.666」と交戦、結果彼の機体は大破。
一命はとりとめたものの、左腕の損傷が激しく、現在は義手になっている。
機体に至っては全面改装を余儀なくされるという結果に終わった。
負い目を感じた依頼主と彼の所属する団体の支援により、機体は改修。
最新鋭のパーツを使った最新型のACへと生まれ変わったようだ。
彼自身も驚異的なスピードでレイヴンへと復帰し、今も「ネロ」を追っている。
彼とネロの間に何があったのかはしらないが、ただの逆恨みじゃなさそうだ。
偽・ワイズ
name[ネロ]
AC name[No.666]
こいつもまた謎というベールに身を包んだレイヴンだな。
自身の戦闘スタイルを完璧に反映させるための機体を駆る。
遠距離と近距離で違った戦い方を採択、そのどちらもが手堅いという恐ろしいレイヴンだ。
中途半端な物事を嫌い、中距離戦だけは絶対にしないという信念を持つ。
そのせいか性格は基本的に残虐。
徹底的に相手を攻撃し、倒すなら完璧に倒すという方法を採る。
一人称が僕である事から彼の狂気の端が感じられる。
二脚型ACに搭乗しているが、彼は肩部キャノンを構え動作無しで撃つ。
これは強化人間手術を受けたレイヴンの特徴の一つである。
が、しかし。彼の身体は一切手が加えられていない。
こういう奴には極力関わらないのが得策だろう。
偽・ワイズ
name[Dr.ダドリー]
AC name[FTスカルペル]
近接戦闘に特化した機体を駆るレイヴンだ。
武器腕デュアルブレードを扱う珍しいレイヴンであり、それで敵を切り刻む解体マニア。
医師免許を持っている事が関係しているかどうかは定かではない。
彼自身もまた、奇妙な人間だ。変人とも呼べるかもしれない。
常にスーツを着用し、就眠時にも専用のスーツを着用する徹底ぶり。
更には紅茶マニアでもあり、専用のボトルにミルクティーを常備している。
こだわりがあるらしく、アッサムで作ったもの以外は認めようとしない。
変に頑固な所があり、それが災いして縁の切れた女性も少なくない。
今では同じ紅茶論を持つ女性と出会ったらしいが。
どこまでも奇妙なレイヴンだ。
こういうのはなるべくそっとしておいた方が無難だと思うがね。
偽・ワイズ
name[TJJ]
AC name[エイブライムス]
酒と戦車をこよなく愛する女レイヴンだ。
酒呑みのレイヴンは少なくないが、戦車好きはまず居ない。ましてや女性だとな。
登録レイヴンネームのTJJからしてTank junk Janeの略称だ。
容姿端麗。つまりは美人なのだが、今迄ちゃんとした異性交際がなかったようだ。
彼女の酒豪っぷり、これが数多の男達が彼女から手を引いた要因の一つ。
もう一つは、やはり戦車好きという所以だろう。
自室には戦車の模型、ポスター、資料。戦車博物館と言って差し支えないとも聞くな。
戦車好きとなった経緯は解らないが、多くのレイヴンが彼女の趣味を疑問に思う。
つまり、何故ACという最強の兵器を操りつつも戦車という兵器を嗜好するのかという点だ。
力の大小関係で言えばまさに蟻と象。レイヴンにとっては邪魔ものでしかないだろう。
しかし、依頼遂行中に彼女が戦車を破壊しているかどうかは定かではない。
偽・ワイズ