何処までも広がる白銀の世界 ノルト・ハイランド。
吹雪の止まない雪原を、三機の異なるACが、割と低速で進んでいた。
「ったく…何時まで経っても止みやしねえ」
「ぼやくな、ぼやくな。俺達が今いるのはノルト・ハイランドだ。何時来てもこんなモンだろ?」
「…おいトーマス。目標地点まで後どれ位だ?」
「そうだな…あと、半時間って所か」
吹雪の止まない雪原を、三機の異なるACが、割と低速で進んでいた。
「ったく…何時まで経っても止みやしねえ」
「ぼやくな、ぼやくな。俺達が今いるのはノルト・ハイランドだ。何時来てもこんなモンだろ?」
「…おいトーマス。目標地点まで後どれ位だ?」
「そうだな…あと、半時間って所か」
「随分と厄介な仕事なのか?やけに報酬が多いな」
コルナートベイシティの安宿の一室。
自分宛ての依頼文を読み、思わず発した言葉。
内容は、雪原地帯にある地下施設の襲撃に関するものだった。
その地下施設に潜伏している勢力を叩く。只それだけの最低限の情報と、成功報酬だけが記してある。
機密保持の為、契約を交わしたレイヴンにのみ、依頼の詳細を明かすという。
「依頼主とのコンタクトは、マネージャーを通じてのみ、か。」
少々不審な依頼ではあったが、現時点では仕事は一つ。つまり、この依頼のみ。
契約を結ぶ為、マネージャーへと連絡。暫くして、依頼の詳細が提示される。
コルナートベイシティの安宿の一室。
自分宛ての依頼文を読み、思わず発した言葉。
内容は、雪原地帯にある地下施設の襲撃に関するものだった。
その地下施設に潜伏している勢力を叩く。只それだけの最低限の情報と、成功報酬だけが記してある。
機密保持の為、契約を交わしたレイヴンにのみ、依頼の詳細を明かすという。
「依頼主とのコンタクトは、マネージャーを通じてのみ、か。」
少々不審な依頼ではあったが、現時点では仕事は一つ。つまり、この依頼のみ。
契約を結ぶ為、マネージャーへと連絡。暫くして、依頼の詳細が提示される。
作戦領域 ノルト・ハイランド座標AP-29地下施設
作戦目標 施設襲撃隊の援護、脱出支援
開始時刻 08:00
作戦目標 施設襲撃隊の援護、脱出支援
開始時刻 08:00
「後方支援の為にだけレイヴンを雇うってことは、それだけヤマが大きいって事ね」
施設襲撃隊、つまり護衛対象の詳細を確認する。
「何じゃこりゃ…『レイヴン三銃士』?」
随分と洒落の聞いた名前に、思わず笑ってしまうが、襲撃隊、
つまり今回の作戦の最前線に配置されるレイヴンだ。実力まで冗談では無いだろう。
施設襲撃隊、つまり護衛対象の詳細を確認する。
「何じゃこりゃ…『レイヴン三銃士』?」
随分と洒落の聞いた名前に、思わず笑ってしまうが、襲撃隊、
つまり今回の作戦の最前線に配置されるレイヴンだ。実力まで冗談では無いだろう。
自分の同業者に対する情報収集力の甘さをやや感じながら、ACガレージへと向かう。
「どんな同業者(レイヴン)が出て来るやら…」
妙な期待を抱きつつ、出撃準備を整える。
「どんな同業者(レイヴン)が出て来るやら…」
妙な期待を抱きつつ、出撃準備を整える。
時刻…07:55 施設周辺
襲撃時刻まであと五分。
「意外と、ザルだったな。ココの包囲網」
「こんだけ吹雪いてんだ。警戒心が緩んでも仕方無いんじゃない?」
「何だっていいさ。俺達は都合が良いってね」
「そろそろ時間だ。お喋りはその辺にしとけ」
フロート型ACがECMを展開する。
「よし、いくぜッ!」
襲撃時刻まであと五分。
「意外と、ザルだったな。ココの包囲網」
「こんだけ吹雪いてんだ。警戒心が緩んでも仕方無いんじゃない?」
「何だっていいさ。俺達は都合が良いってね」
「そろそろ時間だ。お喋りはその辺にしとけ」
フロート型ACがECMを展開する。
「よし、いくぜッ!」
時刻…08:00 地上
襲撃開始と同時刻。襲撃施設からやや離れた所に、一機のACが投下される。
「システム キドウ」
無機質な機械音がコクピットに響く。
「方角OK。脱出ルートOK。後は待つだけ…か」
襲撃隊脱出予定時刻まで…残り10分。
襲撃開始と同時刻。襲撃施設からやや離れた所に、一機のACが投下される。
「システム キドウ」
無機質な機械音がコクピットに響く。
「方角OK。脱出ルートOK。後は待つだけ…か」
襲撃隊脱出予定時刻まで…残り10分。
時刻…08:05 地下施設中間エリア
三機のACは早くも地下施設の70%を制圧していた。
広大な地下施設はその広さが仇となり、突然の奇襲に対応する事が出来ず、前半エリアは壊滅。
しかし、残るエリアに戦力を集中させ、必死の抵抗を続ける。
「さ、ココでラストといきたいね。残りの反応は全部集まってんだろ?」
「弾薬もバッチリ残ってるし。へへ、余裕だね。…そうだラッシュ、おNEWの両肩ブースタ、どんな感じだ?」
「ごっきげんだね。コルト、おめえのACにゃ味わえねえ速さだぜ?こいつは」
「…スピードはフロートの特権だったんだが、便利な時代になったモンだな」
随分と緊張感の無い会話であるが、此処までの戦果は彼らの実力を物語っている。
三機のACは早くも地下施設の70%を制圧していた。
広大な地下施設はその広さが仇となり、突然の奇襲に対応する事が出来ず、前半エリアは壊滅。
しかし、残るエリアに戦力を集中させ、必死の抵抗を続ける。
「さ、ココでラストといきたいね。残りの反応は全部集まってんだろ?」
「弾薬もバッチリ残ってるし。へへ、余裕だね。…そうだラッシュ、おNEWの両肩ブースタ、どんな感じだ?」
「ごっきげんだね。コルト、おめえのACにゃ味わえねえ速さだぜ?こいつは」
「…スピードはフロートの特権だったんだが、便利な時代になったモンだな」
随分と緊張感の無い会話であるが、此処までの戦果は彼らの実力を物語っている。
AG-3、電子戦特化型フロートAC。
頭部、両肩全てにレーダーを搭載し、それら全てとCPUに独自のチューニングを施した、
現行のACでは最高クラスの情報処理能力と索敵範囲を併せ持つ機体。そのAG-3のレーダーに異変が起こった。
軽口を叩き合っていたフロートACのレイヴンの表情が一変する。
「…って、おいトーマス。どした?」
「どういう事だ…?何故、この反応は…」
「何だ何だ?ACでもいるってのか?、出来ればカワイコちゃんの一人位はいるといいんだが」
「…その通りだ。それも一機や二機じゃ無い。四機はいるぞ。なんてこった」
四脚ACのレイヴンが茶々を入れるが、険しい表情を浮かべたフロートACのレイヴンの言葉に凍り付く。
「うそん。クライアントの情報では、ここにゃMTがワラワラ…って話だろ?」
AG-3のレイヴンは見覚えのある反応に、すぐさまCPUのデータベースを検索する。
膨大な量のMT、ガードメカ、そして、企業や組織の扱う規格統一ACのデータ。
「…あった!こいつだ。旧式の規格統一AC、『狭霧』…」
『狭霧』、旧世代の大企業ムラクモ・ミレニアム社の規格統一戦闘用AC。
同タイプだが「警備用」の『有明』と違い、明確な「戦闘用」である。
「さぎり…?旧式…なんだろ?、俺達なら何とかなるんじゃない?」
「型は古いが、それでもACだ!MTやガードメカとは比べ物にならない!撤退の事も考えると…」
耐久力、攻撃力、機動力…全てにおいてMTを凌駕する性能を持つAC。旧式とはいえ、耐久力は高い。
「この数だと予定時間を過ぎてしまう可能性がある…」
「どうするんだ?もう3分しか残ってないぞ」
「だったら3分以内に潰すだけだ!コルト、トーマス、フォーメーション1だ!しくじるんじゃねえぞッ!」
頭部、両肩全てにレーダーを搭載し、それら全てとCPUに独自のチューニングを施した、
現行のACでは最高クラスの情報処理能力と索敵範囲を併せ持つ機体。そのAG-3のレーダーに異変が起こった。
軽口を叩き合っていたフロートACのレイヴンの表情が一変する。
「…って、おいトーマス。どした?」
「どういう事だ…?何故、この反応は…」
「何だ何だ?ACでもいるってのか?、出来ればカワイコちゃんの一人位はいるといいんだが」
「…その通りだ。それも一機や二機じゃ無い。四機はいるぞ。なんてこった」
四脚ACのレイヴンが茶々を入れるが、険しい表情を浮かべたフロートACのレイヴンの言葉に凍り付く。
「うそん。クライアントの情報では、ここにゃMTがワラワラ…って話だろ?」
AG-3のレイヴンは見覚えのある反応に、すぐさまCPUのデータベースを検索する。
膨大な量のMT、ガードメカ、そして、企業や組織の扱う規格統一ACのデータ。
「…あった!こいつだ。旧式の規格統一AC、『狭霧』…」
『狭霧』、旧世代の大企業ムラクモ・ミレニアム社の規格統一戦闘用AC。
同タイプだが「警備用」の『有明』と違い、明確な「戦闘用」である。
「さぎり…?旧式…なんだろ?、俺達なら何とかなるんじゃない?」
「型は古いが、それでもACだ!MTやガードメカとは比べ物にならない!撤退の事も考えると…」
耐久力、攻撃力、機動力…全てにおいてMTを凌駕する性能を持つAC。旧式とはいえ、耐久力は高い。
「この数だと予定時間を過ぎてしまう可能性がある…」
「どうするんだ?もう3分しか残ってないぞ」
「だったら3分以内に潰すだけだ!コルト、トーマス、フォーメーション1だ!しくじるんじゃねえぞッ!」
時刻…08:07 地上
プロウセイルのコクピットに通信が入る。
「レイヴン、クライアントから通信です」
「襲撃隊が予定外の敵と接触している可能性が有る。至急、救援に向かってくれ」
クライアントの指示を受け、施設へと侵入する。
辺り一面に散らばるMT、ガードメカの残骸の多さに驚きを隠せないプロジェクター。
「こいつは…凄いな。半分は斬られている。近接戦用のACか?三機だと聞いていたが…」
スクラップの山を飛び越え、施設奥へと進む。
(大口径弾の薬莢、マシンガンの銃創、
…あれは、ノイズメーカー?ECM装備まで…一体どんなACチームなんだ…?)
戦場に残された物から襲撃隊ACの装備を絞り込もうとするが、特定など出来はしない。元ジャンク屋の悪癖だ。
プロウセイルのコクピットに通信が入る。
「レイヴン、クライアントから通信です」
「襲撃隊が予定外の敵と接触している可能性が有る。至急、救援に向かってくれ」
クライアントの指示を受け、施設へと侵入する。
辺り一面に散らばるMT、ガードメカの残骸の多さに驚きを隠せないプロジェクター。
「こいつは…凄いな。半分は斬られている。近接戦用のACか?三機だと聞いていたが…」
スクラップの山を飛び越え、施設奥へと進む。
(大口径弾の薬莢、マシンガンの銃創、
…あれは、ノイズメーカー?ECM装備まで…一体どんなACチームなんだ…?)
戦場に残された物から襲撃隊ACの装備を絞り込もうとするが、特定など出来はしない。元ジャンク屋の悪癖だ。
時刻…08:08 地下施設後半エリア
「敵ACを確認。各機直ちに…ッ!?」「計器に異常!ECM?」
「…よし。やっこさん、やっぱり旧式だな。対ECM装備が無い。いけるぞ」
『狭霧』が現役だった頃には、電子戦技術は発達しておらず、ACサイズの対ECM装備は想定されていない。
「敵ACを確認。各機直ちに…ッ!?」「計器に異常!ECM?」
「…よし。やっこさん、やっぱり旧式だな。対ECM装備が無い。いけるぞ」
『狭霧』が現役だった頃には、電子戦技術は発達しておらず、ACサイズの対ECM装備は想定されていない。
AG-1、機動、近接戦特化型二脚AC。左腕部に強化ブレードを装備した高機動型。
右腕武装もマシンガンやショットガン等、近接戦闘用の物を装備する。
「それなりに速いが、AG-1をナメんじゃねえぞッ!」
AC本体のブースタに連動して起動する、両肩追加ブースタ「WB31B-PEGASUS」
それを装備したAG-1の機動力は、狭霧を軽く凌駕し、瞬時に側面を取る。
右腕武装もマシンガンやショットガン等、近接戦闘用の物を装備する。
「それなりに速いが、AG-1をナメんじゃねえぞッ!」
AC本体のブースタに連動して起動する、両肩追加ブースタ「WB31B-PEGASUS」
それを装備したAG-1の機動力は、狭霧を軽く凌駕し、瞬時に側面を取る。
AG-2、砲撃戦特化型四脚AC。両肩に大口径リニアキャノンを二門搭載。
左腕部にはハンドミサイル、右腕部には補助用ハンドガンを装備した高火力、重装甲の四脚AC。
AG-1が先頭の狭霧の側面を取ると同時に、リニアキャノンを発射。
衝撃で怯んだ狭霧にAG-1の強化ブレードが閃く。――狭霧、残り三機。
左腕部にはハンドミサイル、右腕部には補助用ハンドガンを装備した高火力、重装甲の四脚AC。
AG-1が先頭の狭霧の側面を取ると同時に、リニアキャノンを発射。
衝撃で怯んだ狭霧にAG-1の強化ブレードが閃く。――狭霧、残り三機。
時刻…08:09 地下施設後半エリア
プロウセイルの遥か前方に火線が走る。敵反応は既に三つに減っている。
(速い…かなりの戦力だ。もう、一機倒したのか…ッ!?)
前方で青い光が一瞬閃き、次の瞬間、閃光。爆発だ。
(二機目…ッ!?)
このまま進んでも自分は必要無いのではないか…そんな事を考えながら、ACを走らせる。
プロウセイルの遥か前方に火線が走る。敵反応は既に三つに減っている。
(速い…かなりの戦力だ。もう、一機倒したのか…ッ!?)
前方で青い光が一瞬閃き、次の瞬間、閃光。爆発だ。
(二機目…ッ!?)
このまま進んでも自分は必要無いのではないか…そんな事を考えながら、ACを走らせる。
「くそ!なんてことだ、まともに、戦う事すら…ッ」
計器は依然機能を回復せず、火気管制すらままならず、敵機に振り回される。
AG-2、3のそれぞれ違う方向に発射されたミサイルが、狭霧を追い詰める。
回避方向を限定させるそのミサイルの起動は、目の前に迫るAG-1と共に、機体も、パイロットすらも追い詰める。
――三度目の閃光。残り、一機。
計器は依然機能を回復せず、火気管制すらままならず、敵機に振り回される。
AG-2、3のそれぞれ違う方向に発射されたミサイルが、狭霧を追い詰める。
回避方向を限定させるそのミサイルの起動は、目の前に迫るAG-1と共に、機体も、パイロットすらも追い詰める。
――三度目の閃光。残り、一機。
このままでは、自分が此処へ来た意味が無い。
自らの任務は、襲撃隊の脱出支援であるにもかかわらず、
十分に狙えると思っていた獲物をいとも簡単に掻っ攫われる。
レイヴンにとっては、―悔しい。
そして、四度目の爆発。敵機…全滅。
自らの任務は、襲撃隊の脱出支援であるにもかかわらず、
十分に狙えると思っていた獲物をいとも簡単に掻っ攫われる。
レイヴンにとっては、―悔しい。
そして、四度目の爆発。敵機…全滅。
まだ、戦闘地点に到達すらしていない。早過ぎる、結末。
「まだ、残ってやがったのかッ!」
AG-1が敵機と勘違いし、向かってくる。
同士討ちは情けなさ過ぎる。全力で回避行動を取る。
「ラッシュ!やめろ、そいつは味方だ」
「味方?…ああ、撤退支援のお方?」
先程の行為を謝ろうともせず、軽口を叩くレイヴンに腹が立たない訳では無い。が、仕事である。
「コルト、FCSを停止させろ。ロック警告が鳴りっ放しじゃ信用してもらえないからな」
四脚ACからのロック警告が停止し、ACがホールドアップのポーズを取る。
先程の戦いぶりとは打って変わって、軽いノリのレイヴン達を、施設から撤退させる。
「まだ、残ってやがったのかッ!」
AG-1が敵機と勘違いし、向かってくる。
同士討ちは情けなさ過ぎる。全力で回避行動を取る。
「ラッシュ!やめろ、そいつは味方だ」
「味方?…ああ、撤退支援のお方?」
先程の行為を謝ろうともせず、軽口を叩くレイヴンに腹が立たない訳では無い。が、仕事である。
「コルト、FCSを停止させろ。ロック警告が鳴りっ放しじゃ信用してもらえないからな」
四脚ACからのロック警告が停止し、ACがホールドアップのポーズを取る。
先程の戦いぶりとは打って変わって、軽いノリのレイヴン達を、施設から撤退させる。
――撤退支援と言う程の事は何もしていない。彼らなら自力で脱出しただろう。
何もせず報酬が貰えたのだ。むしろ喜ばしい。…そう考えることにした。
帰還中の輸送ヘリの中で、あのACのレイヴン達と顔を合わせた。
「…若いな。」
二十歳になったばかり位の青年が、三名。
「…貴方が、さっきのACの?」
「はは、ワリィ事しちまったな。獲物は全部頂いちまうし、敵さんと勘違いしちまうし」
「おい、よせよ。 すみませんね、こいつ口が悪くて」
…やはり普通のレイヴンとは違う。自分と同類だ。どこかズレている。
「いやいや。若いっていいねぇ。ところで、君達、随分やり手じゃないか」
「君達ってのは勘弁。アンタ、ちゃんと依頼文読んだの?俺達は…」
「人呼んで!」
『レイヴン三銃士!ARMORED GUNNERS!ヨロシクゥ!』
何もせず報酬が貰えたのだ。むしろ喜ばしい。…そう考えることにした。
帰還中の輸送ヘリの中で、あのACのレイヴン達と顔を合わせた。
「…若いな。」
二十歳になったばかり位の青年が、三名。
「…貴方が、さっきのACの?」
「はは、ワリィ事しちまったな。獲物は全部頂いちまうし、敵さんと勘違いしちまうし」
「おい、よせよ。 すみませんね、こいつ口が悪くて」
…やはり普通のレイヴンとは違う。自分と同類だ。どこかズレている。
「いやいや。若いっていいねぇ。ところで、君達、随分やり手じゃないか」
「君達ってのは勘弁。アンタ、ちゃんと依頼文読んだの?俺達は…」
「人呼んで!」
『レイヴン三銃士!ARMORED GUNNERS!ヨロシクゥ!』
今回の報酬…86000C。あと、妙な連中との友情。