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「…か、か、かぺぺぺぺ…」
人類の言葉なのだろうか?試合直後の四脚ACのレイヴンのコメントである。

「やってやれないことは無い。ってことだな」
「運も実力の内ってことで」
一人自宅で先日の試合を振り返る老け顔、白髪頭の男。録画された試合を何度も繰り返し眺めている。
「あ~とっつきは気持ち良いな~」
「これで装備してると依頼が入ってこないのが無けりゃ…無理か」
奇妙な独り言を呟いていたが、自らの「依頼」の単語で本職を思い出したのか、部屋を出る。向かう先はACガレージ。

「勝利記念だ。パーツも新品だし、磨いてやるか」
やはりどこか物好きなレイヴンだ。消耗品であるACを磨こうと言うのである。
「あ~記念なのは結構。だが、仕事を優先してもらいたいね。その方が金も溜まるってもんだ。モニターさん」
現れたのは、このレイヴンの専属マネージャー。名はヒール。因みにオペレートは管轄外。
「モニターって呼ぶなって何回言ったら…!」
「あ~ハイハイ。プロジェクターさんね。その元気は仕事に使ってくれ」
呼称の訂正を一蹴し、今時珍しい紙資料を手渡す。
「へ?ああ、仕事ね。あいわかりやした。しかし、紙資料かよ」
「いっつもメールの確認すらしねえウスラ馬鹿のおかげでな」
渡された資料を眺める。内容は旧アヴァロン・バレー廃工場に立て篭もった武装集団の排除。
一度契約した他のレイヴンが排除したが、最近活動が再開し始めたらしい。
別に珍しい事ではない。あえて紛争の種を残すことで、争いは続く。バックに企業の有るテロリストなど腐るほどいる。
そしてレイヴンにとっては飯のタネ。お互いに徹底的に潰しあう事などそうそう無いだろう。
…企業間のレイヴン同士の潰し合いを除いては。

作戦領域・旧アヴァロン・バレー廃工場
作戦目標・敵勢力の殲滅
開始時刻・18:30

「作戦領域に到達。AC投下と同時に離脱する」
緑の迷彩色のACを投下し、輸送ヘリが離脱する。
「レーダーに反応…数は、八機か。よし、作戦行動に移る」 「了解」
妙に鼻声のオペレーターに気が抜けそうになるが、戦闘は命のやり取りである。そんな事で気を抜く訳にはいかない。
「AC?レイヴンか!」
「こっちは八機だ。囲んで火力を集中すれば!」
武装集団は鼻息荒く、待ち伏せの態勢を取る。
「あの機体は…クアドルペッドMが三機、Gが二機、地上にグライドコブラ二機…?
 一機足りない、隊長機は特製MTでお出迎えって事か?」
妙にMTに詳しいのは、昔取った杵柄と言う所だろう。ACはアサルトライフルを構え、突撃態勢を取る。
「3…2…1…よしっ!」
ACを一気に工場内部へと突入させ、アサルトライフルをガードメカ、グライドコブラに放つ。
「あれは囮だ!一気にそうし…ッ!?」
ガードメカを一機のみ破壊し、MTへと急接近、左腕のブレードが閃く。
「くそ!照準が!近すぎる!うわッ!」
二機、そして三機とMTを破壊していく。
「Gタイプが!くそッ!」
「残り四つッ!」
アサルトライフルの連射を受け、ミサイルポッドが破壊され、そのまま本体も破壊。
「悪いな。MTには詳しくてねッ!」
MTとガードメカを一掃し、一段落。しかし、まだ反応は残っている。
「そろそろ出て来るだろうが…来たか」
施設奥のリフトが動き出し、最後の一機がお披露目となる。
「畜生!ここまでとは…ッ、だが、タダで終わってやるわけにはいかん!」
ガトリングガンを構え、一気にバラ撒く。
「くそッ!くそう!このッ!このッ!」
錯乱状態でひたすら撃ちまくるが、ACは正面から向かってくる。
「――ッ!」
胸部に一撃。ブレードを突き立てる。――作戦、終了。

「まさかこんな所でローバストを拝めるとは。久しぶりじゃ」
「だろう?で、どれ位だ?」
「こんなトコかの。コックピットの全面改修じゃからな。それに、武器もついとらんのでな」
差し出された金額に少々不満を感じたものの、承諾。
「アンタ一人位なものじゃよ。MTを戦場から…それも自分の獲物を引っ張ってくるレイヴンは」
「勿体無いじゃない。ぶった切るより売った方が得だろ?それに、俺はこいつらの価値を知ってるからな」


今回の報酬…合計34000C。MT「ローバスト-Gt」売却済み。




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