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 「うむ、美味であった」
 「そりゃ良かった」

 二人の男はかわら屋根の上にお山座。手にはオニギリ。暫しして空を見上げてにっこりする。

 「ああ。きょうもアレだな」
 「ああ」

 男は肯く。
 肯かれた男は旗本の息子で友永英治郎である。
 肯いた男は小さな茶店の跡取りの藤堂傘ノ助。

 二人は眺める。灼熱に熱せられた莫大な質量をもつ塊が江戸のはじっこに落っこちていくのを。


 ~@:OH!!! 江戸戦記 あーまーど・こあ ~



「うへwおかっぴきwwww勘弁してくれよwwwww」

 瘠せた町人を屈強なおかっ引が引きずっていく。

「なにをいっちるんだ。あんたはね。万引きを……ぁあ!アレはなんだ?!!!!」

 おかっぴきはそのアーモンド形の目を満円にまで広げ空を凝視していた。
 ぬすっとは訳も分からず震えていた。
 そして彼等はそろって叫んだ―――。

 「「Oh~!ダイナマイツ☆っ!!」」


 「ありゃりゃ。間に合わなかったみたいだな」
 「そのようだ」

 男たちは見る。大きな塊が道にの地面に突っ込んでいるのを。

 「およよ。誰かが下敷きになっているみたいだな」
 「そのようだ」

 男たちはがんばってそいつ等を引きずり出した。
 幸いな事に死んでない。無傷だ。やったね。ご都合主義ばんざい。

 「おかっぴきwwwwwwww」
 「ぬすっとwwwwwwwwwwww」

 男たちは抱き合った。助けてくれた男たちにありがとうをいうとそのまま帰った。平和な頭だ。

 「んで、これをどうするかだ」
 「まだ、”生まれていない”ようだから焼けばいいんじゃね?」
 「んだな」

 英治郎は懐から舶来物のらいたぁをだし火をつける。

 「ほえー。べんりなものだな」
 「あめぃりかぁはすごいだろ?」

 彼らはそんな談笑をしながら塊に火を点けた。するとどうだろう。それはたちまち燃え上がり……燃え、

 「上がってないな」
 「ああ。これは拙い」
 「にげるか?」
 「にげるもんか」
 「よしきた」
 「よしきた」

 音を立て、殻が割れる。それは鬼の卵の殻。宇宙からのありがたくない贈り物。
 それをどうにかするのが彼らの裏の仕事。いわゆる仕事人。

 「「来い!!裁切観音!!」」

 二人は声を挙げ、高らかに。雄雄しく叫べ。
 さすれば漆黒の闇の館から正義のおぶぎょう、裁切観音ダンガンガリオンがやって来るのだ!!

     「 俺 た ち の戦いはこれからだ!!」
     「ああそうとも。おれたちは此れからも」

        「「戦い続けるっ!!」」


  【ご愛読ありがとう御座いました。作者の次回作にご期待ください】




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