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 時は同じく、エヴァンジェたちがえっせらおっせらやっている時。
 時空を異する世界では、違う事が起こっていた。

 ――――鬼、が攻めてきたのである。

 @Oh!!江戸戦機―あぅまぅど・こぅあ― 外伝


 ある昼下がり、男が地面をほじり返していた。
 男の名前は友永英治郎。
 十石の旗本の息子である。

 「お?!」

 その彼が何かを見つけたようである。

 「コリャ何と!!」

 それは、ダンガンガーと同種のものであった!!

 ・

 ・・・

 ・・・・・

 夕刻――燃える町。

 人間の住んでいた家や、土地が燃える。
 人自身も燃える。皆燃える。皆死ぬ。
 その現況を作った、張本人は暴れている。
 正確には人ではなく、鬼。
 その鬼が操る、世幻魔(せいげんま)によって齎された。
 鬼は巨大な腕を自分と同化させて動かしている。
 燃えている建造物を踏み荒らし、
 燃えていないところには火を放つ。
 人の営みはこうも簡単に崩れ去るのである。
 実にあっけない。
 非難した人々は途方に暮れている。
 しかし、
 彼らを助ける者がきた。
 難民の一人が夕陽を指をさす。

「あれは何でおJALか?!」

 もう一人が

「鳥だ!!」

 もう三人目が

「飛行機だ!!」

 最後の一人が

「いや、観音様だ!!!!!」

 皆の歓喜の声が鳴り響く。
 鬼は歓喜の対象へと振り向き、目を見据える。
 しかし、夕陽が眩しくまともに見れない。
 そこを攻撃が喰らうと立ってはいられず倒れた。
 入れ違いに観音は降り立ち、名乗りを挙げた。

『ややや、御免。
 しかし悪には謝る言葉は在りやせぬ。
 旗本脱してこの一〇年、
 いっか至りとも忘れぬこの気持ち。
 ばばっと爆発大放出。

 あやや、裁切観音ダンガンガリオンというのは俺ッちたちのぉおことよぉおおおおお!!』

 きんきんという木が叩かれる音と共に下からライトアップされた観音は、さくら吹雪に散らされ、見えなくなった。

 やっとこ起き上がった世幻魔は辺りを見渡すがダンガンガリオンの姿は見えなかった。

 ごん!!!!
 ごごおおおおん!!!!!

 突然の爆音。

 そして、世幻魔は音と共に倒れた。

『やられたーーーー』

 
 夕陽が隠れた闇の中、姿をあらわす観音はひっそりと必殺技を告げる。

         『観音殺法―さくら殺し―』



 「わーい!」と難民

 「うひー!」と難民

 「いはー!」と難民

 だがそのどうでもいい難民の声は英治郎には届かなかった。
 違う声が彼には聞こえていたのである。女の悲痛な叫びであった。

 ―――どうしたの!立って……立ってよ!!』―――――

 誰かが困っている声。
 だがこの声は耳に聞こえてくるのではなく、心に響いてくるのだ。
 まことにこの世の法則ではなく、異界の法則。

 その証拠に次元の裂け目が急に現れた。

 英治郎、ダンガンガリオンは臆することなくその中に入っていく。

 ―――泣くこを助けるため、
―――――生けるものを悲しませないため、
  ――――未来を守るため、

      ――――彼らは往くのだ、




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