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「17:00 モリ・カドルVS実働部隊&大仏」(2007/05/16 (水) 00:50:17) の最新版変更点
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ベルザ高原を何機ものMTが横切る、アライアンスの部隊のようだ
「こちらアライアンスMT中隊、敵部隊は確認できない」
しかし、少し進軍した後に部隊は丘の向こうに兵器らしき何かを発見する
「こちらアライアンスMT中隊、見慣れぬ兵器を視認した、これより接近する」
部隊が丘を登り切ると……
突然謎の巨大兵器から火球が発射される
火球は先頭の85式に直撃し、85式は何機かのMTを巻き込み丘を転げ落ちる
それを呆然として見つめるオストリッチ
「な……なんなんだよあいつは……化け物じゃないか……」
しかし、彼らにさらなる恐怖がやってくる
部隊の背後から何機もの敵ACがやってきたのだ
前方の巨大兵器、後方の敵AC部隊
MT中隊の全滅は必然だった
「たっ助けウワァ!……」
AC部隊に押しつぶされるスターリング
「助けてくれ、ジャックがアッー!!!……」
巨大兵器のミサイルに駆逐されるオストリッチ
「こっ…こちらアライアンスMT中隊、謎のAC部隊と巨大兵器に襲げ……」
通信はここで途切れていた……
ベルザ高原、ここでアライアンスMT部隊が襲撃され、全滅したとの報告が入った
そしてモリ・カドルには謎のAC部隊と巨大兵器の殲滅命令が下された
「と言う訳なんだが……」
「こんな数のAC部隊と巨大兵器を一斉に相手をしろと!?」
モリはこれまでにいろいろな敵と遭遇し、勝利をもぎ取ってきた
複数のAC、巨大兵器、屋台のおでん、先生の椅子に画鋲、バーゲンセール
……って何考えて居るんだ僕は!
「ああ、そういうことだ」
本部からはいつもこの様な無茶な指令が飛んでくる
だが、アライアンス所属の僕に拒否権はない
「今から30秒後に敵AC部隊と接触する、そいつらを撃破してくれ」
遠くに5機程のAC部隊が視認できる
ざっと見た所、タンクタイプ、四脚タイプが二機ずつ
以前戦った重量二脚タイプが一機
こちらに気づいたのか奴らがブーストを開始する
まずはスピードのある四脚から駆逐する!
四脚タイプ……ジョイントがよく見える……
四脚はその名の通り四つの脚によってその身を大地に支えている
通信機から突然女性の声が聞こえてくる
「つまり、ジョイントを二つ以上破壊すれば行動不能になるということ」
だ、誰だ!?
「スミカ・ユーティライネンです(´・ω・`)ノシ」
……誰?
そう思っている間にすぐそこまで四脚タイプが二機が迫っていた
タンクタイプ、重量二脚タイプが来るまでまだ時間はある
急いで倒さないと!
僕はギミックを起動し、腰のホルダーからリボハンを二挺取り出して四脚タイプの膝に当たる間接を狙う
「これでもっ!」
四脚タイプの動きが予想以上に激しいのかなかなか弾が当たらない
当たったとしてもそれは装甲に弾かれているだろう
四脚タイプが一機こっちに来る
ブレードで斬りつけるつもりだろうか
今、殺るしかない!
「沈めよ、ジャック頭が!」
僕は再度リボハンで奴の間接を集中攻撃する
四脚タイプは間接に攻撃をモロに受ける
二本の脚が折れ、勢いが余ったのか転倒する
僕の前に二本の脚が、そして僕の後ろに四脚タイプと転倒した四脚タイプと言えない物が転がっている
まずい、重量2脚タイプがもう射程範囲内に入って来ている!
とっさにありったけの弾を四脚タイプの脚間接に撃ち込む
予想道理四脚タイプは行動不能になり、安心して重量2脚タイプとの戦いに望める
重量2脚タイプ……武装は手持ちグレネード、そして……カラサワ!?、肩には垂直ミサイルか……
相手は重量2脚、見れば見るほどジャックのAC(フォックスアイ)に見えてくる
すぐさま奴にリボハンを発射する……あれ?
……リボハンの弾が切れている……
そ…そんなはず!
四脚相手にあれだけ使ったのだ、
一旦リボハンをホルダーにしまい、ギミックを元に戻す
奴の右手に持ったカラサワの銃口が光る、旧世代の劣化Verとはいえその威力には侮れない物がある
飛んでくるカラサワをかわし、グレネードで反撃する
確かにグレネードはヒットしている、だがそこは重量2脚タイプ、撃破するのにも時間がかかる
タンクタイプが到着し、3対1となったら最悪のシナリオとなるだろう
こうなったらダガーを奴に突き刺す、これしかない!
擬似OB装置を起動、発射されるカラサワとグレネードをギリギリでかわし、奴に突撃する
ピンチベックはダガーを正面に向ける、こうする事により激突=突き刺すが確定する
平原に轟音が鳴り響く
見事、ダガーはアトラスに突き刺さり、重量2脚タイプは思いっきり吹っ飛んだ
コアが破損した重量2脚タイプは動く気配を見せない
後はタンクタイプ二機、ようやく来たよ
タンクタイプ、タンクの利点を生かし至る所に重火器を載せている
このままでは巨大兵器と戦う前に機体が持たない、何とかして奴らを一瞬で撃破しないと……
タンクの急所…タンクの急所…そうだ!
僕はもう一回擬似OB装置を起動する
タンクタイプに突撃するピンチベック
一閃、タンクタイプが右手の神バズを打った瞬間には上半身と下半身が切断されていた
上半身と下半身のジョイントを斬る、モリはこの荒技を使い、タンクタイプを一瞬で撃破したのだ
もう一機のタンクタイプが神バズを撃ってくる
その神バズがあろう事か左腕を直撃、肘から先が吹っ飛んでしまった
肘から先が吹っ飛んだ=ダガーも吹っ飛んだ、そう言うことになる
COMが状況を告げる
「左腕部破損」
そんなことわかっているよ!
今使える武器……今使える武器の中に奴のジョイントを簡単に破壊できる武器は……あった!
ピンチベックは腰からある武器を一本取り出す
先ほどの作戦の戦利品、改造ガトマシである
さらに擬似OB装置を起動し、タンクタイプに突撃する
発射される神バズが左肩を直撃、左肩も吹っ飛んでしまった
ピンチベックはタンクタイプに肉薄し急停止する、そして改造ガトマシを腰に向けて
その時、歴史はちっとも動かなかった
ジョイントを粉砕されたタンクタイプ、支える物を失った上半身はゆっくりと崩れ落ちる
本部からの通信が入る
「よし、AC部隊の撃破を確認」
「君には済まないが巨大兵器も撃破して欲しい」
ピンチベックの損傷状態 左腕を丸ごと持って行かれている
「どうやって撃破しろって言うんだよ!」
「ボードが来ているはずだ、それに乗るんだ」
やっぱり即答である
後ろを見るとボードがいつの間にか来ている
モリはボードに乗り、巨大兵器を撃破しに行くのであった
巨大兵器が見えてくる
「あ…α・アジール……」
モリが何か呟いたようだが気にしないでおく
「さて、今回はあの巨大兵器を撃破して欲しい」
「まあ、仮に大仏とでも呼んでおこうか」
平原を浮遊している大仏
一つわかることは肩に巨大なグレネードランチャーを背負っていること
大仏はその凶悪なグレネードをモリに向かって放つ
ボードは本部から遠隔操作されている、だからグレネードが当たることはない
しかし、遠隔操作されているとモリ本人がボードの動きについて行けないという事態に陥る
「くそ、やっぱりダメだ!」
「……仕方ない、右の赤いボタンを押してくれ」
このボードはコクピット内右の赤いボタンを押すことによって自分で動かすことが出来るようになるのだ!
モリは右の赤いボタンを押し、コクピット左のジョイスティックを握る、これでボードを動かすのだ
ボードの操作権はモリに移る
そしてボードの動き方にピンチベックがついて行けるようになる
ボードを操作し、飛んでくるグレネードをかわしていき、その合間に反撃のグレネードを撃ち込む
この時、モリは異常な速度でコンソールを操作しながらジョイスティックを握っているのである
モリは強化人間?いいえ、違います 第六話参照
彼は元から持っていた才能を駆使し、異常な速度でコンソールを打っているのである
コンソールの内容は把握している、間違えることはない!
……今、ピンチベックが踊っていた気がするが気にしないでおく
突然大仏の側面から二つの何かが射出された
「まさか……まずい!」
何かは狂ったようにミサイルを吐き出す
コンテナミサイルか!
飛んでくる無数のミサイル
ざっと数えて……数えている暇なんか無いよ!
必死にボードを操作するがミサイルが追跡を止める気配はない
でもミサイルはミサイル、急な切り返しに対する反応は鈍い
「こうなったら……これでも!」
ピンチベックは大仏に向かって突進する
無数のミサイルもそれを追う
「食らえ、α・アジール!」
ピンチベックは大仏に激突する直前に急カーブする
そして無数のミサイルはその動きについて行けず大仏に激突する
無数のミサイルが一カ所に集中する、一カ所に多大なダメージを被ると言うことである
大仏のミサイルが直撃した箇所の装甲が剥げ、内部の機械が露わになる
ここさえ攻撃できれば!
しかし大仏も甘くはないようだ、ENキャノンや大型ミサイルが飛んでくる
大型ミサイルを改造ガトマシで撃墜し、ENキャノンをスクリュー回転でギリギリかわす
激しい反撃を避け、大仏の損傷して露わになった内部に改造ガトマシを撃ち込む
「なんとぉぉぉぉぉ!!!」
弾の雨は露出した機械に直撃する
そして大仏は大爆発を起こす、その名の通りオシャカになったのだ
安堵もつかの間、本部から通信が入る
「モリ、非常事態だ!」
声に焦りが感じられる、どうしたのだろうか
「いいか、よく聞いてくれ!」
「アライアンスが分裂したんだ!」
……そんなのアリ!?
ここはとある司令室のようだ、二人の人影が見える
「ジャック、α・アジールまでやられたぞ、どうする」
質問をされた人影が答える
「噂に聞けば、発電所の地下に隠してあった三機のザリガニタイプも無所属のレイヴン二人に落とされたそうだな」
「まあ、安心しろ、太老……アライアンスが勝手に分裂しているようだ、我々の勝利も近い」
「それに私たちには三社と比べてかなりの戦力を残している、原作とは勝手が違うようだ」
そして二人は挨拶を交わす
「レイヴンの自由のために」
ベルザ高原を何機ものMTが横切る、アライアンスの部隊のようだ
「こちらアライアンスMT中隊、敵部隊は確認できない」
しかし、少し進軍した後に部隊は丘の向こうに兵器らしき何かを発見する
「こちらアライアンスMT中隊、見慣れぬ兵器を視認した、これより接近する」
部隊が丘を登り切ると……
突然謎の巨大兵器から火球が発射された
火球は先頭の85式に直撃し、85式は何機かのMTを巻き込み丘を転げ落ちる
それを呆然として見つめる1機のオストリッチ
「な……なんなんだよあいつは…化け物じゃないか!……」
しかし泣きっ面に蜂とはこの事か、彼等にさらなる恐怖がやってくる
部隊の背後から何機もの敵ACがやってきたのだ
前方の巨大兵器、後方の敵AC部隊
MT中隊の全滅は必然だった
「たっ助けウワァ!……」
AC部隊に押しつぶされるスターリング
「助けてくれ、ジャックがアッー!!!……」
巨大兵器のミサイルに駆逐されるオストリッチ
「こっ…こちらアライアンスMT中隊、謎のAC部隊と巨大兵器に襲げ……」
通信はここで途切れていた……
ベルザ高原、ここでアライアンスMT部隊が襲撃され、全滅したとの報告が入った
そしてモリ・カドルには謎のAC部隊と巨大兵器の殲滅命令が下された
「と言う訳なんだが……」
「こんな数のAC部隊と巨大兵器を一斉に相手をしろと!?」
モリはこれまでにいろいろな敵と遭遇し、勝利をもぎ取ってきた
複数のAC、巨大兵器、屋台のおでん、先生の椅子に画鋲、バーゲンセール
……って何考えて居るんだ僕は!
「ああ、そういうことだ」
本部からはいつもこの様な無茶な指令が飛んでくる
だが、アライアンス所属の僕に拒否権はない
「今から30秒後に敵AC部隊と接触する、全て撃破してくれ」
遠くに5機程のAC部隊が視認できる
ざっと見た所、タンクタイプ、四脚タイプが二機ずつ
以前戦った重量二脚タイプが一機
こちらに気づいたのか奴等がブーストを開始する
まずはスピードのある四脚から駆逐する!
四脚タイプ…どうすればすぐに駆逐できる?……
通信機から突然女性の声が聞こえてくる
「つまり、ジョイントを二つ以上破壊すれば行動不能になるということ」
四脚はその名の通り四つの脚によってその身を大地に支えている
なら、その脚を破壊してやれば良いだけである
だ、誰だ!?
「スミカ・ユーティライネンです(´・ω・`)ノシ」
……誰?
そう思っている間にすぐそこまで四脚タイプが二機が迫っていた
タンクタイプ、重量二脚タイプが来るまでまだ時間はある
僕はギミックを起動し、腰のホルダーからリボハンを二挺取り出して四脚タイプの膝に当たる間接を狙う
「これでもっ!」
四脚タイプの動きが予想以上に激しいのかなかなか弾が当たらない
当たったとしてもそれは装甲に弾かれているだろう
四脚タイプが一機こっちに来る
ブレードで斬りつけるつもりだろうか
今、殺るしかない!
「沈めよ、ジャック頭が!」
僕は再度リボハンで奴の間接を集中攻撃する
四脚タイプは間接に攻撃をモロに受ける
二本の脚が折れ、勢いが余ったのか転倒する
僕の前に二本の脚が、そして僕の後ろに四脚タイプと転倒した四脚タイプと言えない物が転がっている
まずい、重量2脚タイプがもう射程範囲内に入って来ている!
とっさにありったけの弾を四脚タイプの脚間接に撃ち込む
運が良い事に四脚タイプは行動不能になった、これで安心して重量2脚タイプとの戦いに望める
重量2脚タイプ……武装は手持ちグレネード、そして……カラサワ!?、肩には垂直ミサイルか……
見れば見るほどジャックのAC(フォックスアイ)に見えてくる
すぐさま奴にリボハンを発射する……あれ?
……リボハンの弾が切れている……
そ…そんなはず!
四脚相手にあれだけ使ったのだ、
一旦リボハンをホルダーにしまい、ギミックを元に戻す
奴が右手に持ったカラサワの銃口が光る、旧世代の劣化コピーとはいえその威力には侮れない物がある
飛んでくるカラサワをかわし、グレネードで反撃する
確かにグレネードはヒットしている、だがそこは重量2脚タイプ、撃破するのにも時間がかかる
タンクタイプが到着し、3対1となったら最悪の結末が訪れるだろう
こうなったらダガーを奴に突き刺す、これしかない!
擬似OB装置を起動、発射されるカラサワとグレネードをギリギリでかわし、奴に突撃する
ピンチベックはダガーを正面に向ける、こうする事により激突=突き刺すが確定する
平原に轟音が鳴り響く
見事、ダガーはコアに突き刺さり、重量2脚タイプは思いっきり吹っ飛んだ
コアが破損した重量2脚タイプは動く気配を見せない
後はタンクタイプ二機、最悪のシナリオだけは免れた……
タンクタイプ、タンクの利点を生かし至る所に重火器を載せている
このままでは巨大兵器と戦う前に機体が持たない、何とかして奴らを一瞬で撃破しないと……
タンクの急所…タンクの急所…そうだ!
僕はもう一回擬似OB装置を起動する
タンクタイプに突撃するピンチベック
一閃、タンクタイプが右手の神バズを撃った瞬間には上半身と下半身が切断されていた
上半身と下半身のジョイントを斬る、モリはこの荒技を使い、タンクタイプを一瞬で撃破したのだ
もう一機のタンクタイプが神バズを撃ってくる
その神バズが運の悪い事に左腕を直撃、肘から先が吹っ飛んでしまった
肘から先が吹っ飛んだ=ダガーも吹っ飛んだ、そう言うことになる
COMが状況を告げる
「左腕部破損」
そんなことわかっているよ!
今使える武器……今使える武器の中に奴のジョイントを簡単に破壊できる武器は……あった!
ピンチベックは腰からある武器を取り出す
先ほどの作戦の戦利品、改造ガトマシである
さらに擬似OB装置を起動し、タンクタイプに突撃する
発射された神バズが左肩を直撃、左肩も吹っ飛んでしまった
ピンチベックはタンクタイプに肉薄し急停止する、そして改造ガトマシを腰に向けて
その時、歴史はちっとも動かなかった
ジョイントを蜂の巣にされたタンクタイプ、支える物を失った上半身はゆっくりと崩れ落ちる
本部からの通信が入る
「よし、AC部隊の撃破を確認」
「君には済まないが巨大兵器も撃破して欲しい」
「どうやって撃破しろって言うんだよ!」
ピンチベックは現在、攻撃の要であるダガーを失っている
「ボードが来ているはずだ、それに乗るんだ」
やっぱり即答である
後ろを見るとボードがいつの間にか来ている
モリはボードに乗り、巨大兵器を撃破しに行くのであった
巨大兵器が見えてくる
「あ…α・アジール……」
モリが何か呟いたようだが気にしないでおく
「さて、今回はあの巨大兵器を撃破して欲しい」
「まあ、仮に大仏とでも呼んでおこうか」
平原を浮遊している大仏
一つわかることは肩に巨大なグレネードランチャーを背負っていること
大仏はその凶悪なグレネードをモリに向かって放つ
ボードは本部から遠隔操作されている、だからグレネードが当たることはない
しかし、遠隔操作されているとモリ本人がボードの動きについて行けないという事態に陥る
「くそ、やっぱりダメだ!」
「……仕方ない、右の赤いボタンを押してくれ」
このボードはコクピット内右の赤いボタンを押すことによって自分で動かすことが出来るようになるのだ!
モリは右の赤いボタンを押し、コクピット左のジョイスティックを握る、これでボードを動かすのだ
ボードの操作権はモリに移る
そしてボードの動き方にピンチベックがついて行けるようになる
ボードを操作し、飛んでくるグレネードをかわしていき、その合間に反撃のグレネードを撃ち込む
この時、モリは異常な速度でコンソールを操作しながらジョイスティックを握っているのである
モリは強化人間?いいえ、違います 第六話参照
コンソールの内容は把握している、間違えることはない!
……今、ピンチベックが踊っていた気がするが気にしないでおく
突然大仏の側面から二つの何かが射出された
「まさか……まずい!」
何かは狂ったようにミサイルを吐き出す
コンテナミサイルか!
飛んでくる無数のミサイル
ざっと数えて……数えている暇なんか無いよ!
必死にボードを操作するがミサイルが追跡を止める気配はない
でもミサイルはミサイル、急な切り返しに対する反応は鈍い
「こうなったら……これでも!」
ピンチベックは大仏に向かって突進する
無数のミサイルもそれを追う
「食らえ、α・アジール!」
ピンチベックは大仏に激突する直前に急カーブする
そして無数のミサイルはその動きについて行けず大仏に激突する
無数のミサイルが一カ所に集中する、一カ所に多大なダメージを被ると言うことである
大仏のミサイルが直撃した箇所の装甲が剥げ、内部の機械が露わになる
ここさえ攻撃できれば!
しかし大仏も甘くはないようだ、ENキャノンや大型ミサイルが飛んでくる
大型ミサイルを改造ガトマシで撃墜し、ENキャノンをスクリュー回転でギリギリかわす事に成功した
激しい反撃を避け、大仏の損傷して露わになった内部に改造ガトマシを撃ち込む
「なんとぉぉぉぉぉ!!!」
弾の雨は露出した機械に直撃する
そして大仏は大爆発を起こす、その名の通りオシャカになったのだ
安堵もつかの間、本部から通信が入る
「モリ、非常事態だ!」
声に焦りが感じられる、どうしたのだろうか
「いいか、よく聞いてくれ!」
「アライアンスが分裂したんだ!」
……そんなのアリ!?
ここはとある司令室のようだ、二人の人影が見える
「ジャック、大仏までやられたぞ、どうする」
質問をされた人影が答える
「噂に聞けば、発電所の地下に隠してあった三機のザリガニタイプも無所属のレイヴン二人に落とされたそうだな」
「まあ、安心しろ、太老……アライアンスが勝手に分裂しているようだ、我々の勝利も近い」
「それに私たちには三社と比べてかなりの戦力を残している、原作とは勝手が違うようだ」
そして二人は挨拶を交わす
「レイヴンの自由のために」
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