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アンチクライストクロッセル
天地に聳える荒神十字架。
そこに人類の希望たるダンガンガーは打ち付けられ、朽ち果てる惑星の如く崩壊しようとしていた。
そして邪神からの最期の審判が降されたのか。もはや正義が悪にに負けたのか。
だから気味悪く変色したACフォックスアイの右手の唸る轟銃がダンガンガーに向けられ、
――――消滅の閃光が走った。
そして完全消滅した……冗談ではなく確かに消滅した。そう、荒神十字架だけが!!
天空が割れ、破壊神の光に照らされたダンガンガーは咆哮した。
そしてその後ろには純白の悪魔が幻の様に見え、
エ ン ブ レ ム
左肩の狐の紋章が腐敗した世界を粉砕しようとしていた。
『 @:終り無き戦いに終止符を打て!!我は悪魔の破壊神パルヴァライザーなり!! 』
私は一度死んだ。よって人ではない。だから生ける屍、ゾンビーなのか。
いや、生物ではないかもしれない。
なにしろ私はパルヴァライザーに取り込まれたのだから。
今は私の意識ははっきりとしている。
だがそれがいつまでの続くのかは分からない。
しかし、私が私である限り、私がしなくてはならないことをやらなくてはならない。
だから私は、寝かされていた冷たく凍ったカプセルを抜け出した。
頭の中で何かが響く。
インターネサインからの信号。《モドレ、戻ッテ来イ!!》
我が身の大半を占めるパルヴァライザーの機械化細胞。《粉砕セヨ、ナニモカモヲ。打チ砕ケ、ナニヲカモヲ。》
そして、だれかが助けを求める声。《だれか、だれかエヴァンジェを救って、お願いッ!!》
だから私は走る。硬く冷たく凍った鉄の廊下を、疾駆する。
私の意識が消えない内に。今しかできいことを成すために。
「我はレイヴン。依頼を受け、その依頼を遂行するもの也。」
私が目的地に着く。私の後ろから、何か物音がする。
インターネサインが私を制御できないと踏んで送ってきたものであろう。
だから、敵だ。私の往く先を邪魔するものはすべて消さなければならない。
パルヴァライザー。パルヴァライザー。パルヴァライザー!!
《粉砕セヨ。粉砕セヨ。粉砕セヨ!!》
我が身の大半を占めるパルヴァライザーの機械化細胞が叫ぶ。
パルヴァライザー。パルヴァライザー。パルヴァライザー!!
《粉砕セヨ。粉砕セヨ。粉砕セヨ!!》
パルヴァライズ
《粉砕セヨ、ナニモカモヲ。》
パルヴァライザー。パルヴァライザー。パルヴァライザー!!
《粉砕セヨ。粉砕セヨ。粉砕セヨ!!》
パルヴァライズ
《打チ砕ケ、ナニヲカモヲ、ナニヲカモヲ。》
パルヴァライザー。パルヴァライザー。パルヴァライザー!!
《粉砕セヨ。粉砕セヨ。粉砕セヨ!!》
最早、私に植え付けられたパルヴァライザーの機械化細胞はインターネサインより開放され、私の僕と化した。
パルヴァライザー。パルヴァライザー。パルヴァライザー!!
《粉砕セヨ。粉砕セヨ。粉砕セヨ!!》
パルヴァライザー。パルヴァライザー。パルヴァライザー!!
《粉砕セヨ。粉砕セヨ。粉砕セヨ!!》
パルヴァライザー。パルヴァライザー。パルヴァライザー!!
《粉砕セヨ。粉砕セヨ。粉砕セヨ!!》
だから、私は依頼を遂行せしむるため、障害となるもの全てを粉砕せねばならない。
パルヴァライズ
全ては、依頼者のために。全ては、私の存在を守るために。邪魔者は粉砕する。
私は目的地に着いた。
朽ち果て凍りついた私の愛機フォックス・アイが其処に居た。
私はコクピットを無理やりこじ開けて中に搭乗した。
そして操縦桿を握る。
そして変化は起こる。
私に植え付けられたパルヴァライザー機械化細胞が私の腕をバイパス化し、
フォックス・アイに流れ込み、私とフォックス・アイは合体した。
もう、元には戻れないかもしれない。しかしそんなことは関係はない。
だから私は各部の推進用スラスターを起動する。
ネプチューンダイナマス
機体の心臓部、アトラスの中、海王気力放出機関が咆哮を上げる。
《我ハ撃滅セシムルモノノ下僕ナリ。我ハ破壊神ノ下僕ナリ。我ハ道化ハ下僕ナリ》
フォックスアイからの情報が頭に直接響き渡る。
ジップインパルヴァライザーシステムイグニションデータ
《作戦目標、敵勢力及び増援を求める声の粉砕。周辺地形データ取得。宇宙構造データ取得。圧縮済粉砕機構の起動データ取得。》
パルヴァライザーミッション
《中央マルチスクリーンにレーダー及び粉砕領域表示。バイパスを経由し、脳裏に直接投影します。》
スーパーパルヴァライザーウエポンシステムイグニション パルヴァライザーパワー パーフェクトパルヴァライズ!!
《超粉砕火器管制機構を起動。リミッター解除-全兵装の粉砕力の供給開始……超最終安全装置、完全粉砕!!》
全ての準備は整った。だから私は告げる。
イグニション!!!
「戦闘システム、起動!!!」
パルヴァライザー!
白き狐は、純白の悪魔!
パルヴァライザー!
白き狐は、破壊神!
パ ル ヴ ァ ラ イ ザ ー ! !
白 き 狐 は 、粉 砕 す る も の な り!!
「エヴァンジェよ。今こそ、アイに往ってやる!!」
悪魔のジャック・O
破壊神フォックスアイ は、凍結した鉄を溶解させ、いざ飛び立った。
粉砕するものパルヴァライザー
続く
アンチクライストクロッセル
天地に聳える荒神十字架。
そこに人類の希望たるダンガンガーは打ち付けられ、朽ち果てる惑星の如く崩壊しようとしていた。
もはや正義が悪にに負け、邪神からの最期の審判が降されたのだろうか、
気味悪い紫のACフォックスアイの右手に唸る轟銃がダンガンガーに向けられ、
――――消滅の閃光が走った。
そして完全消滅した……冗談ではなく確かに消滅した。そう、荒神十字架だけが!!
天空が割れ、破壊神の光に照らされたダンガンガーは咆哮した。
そしてその後ろには純白の悪魔が幻の様に見え、
エ ン ブ レ ム
左肩の狐の紋章が腐敗した世界を粉砕しようとしていた。
『 @:終り無き戦いに終止符を打て!!我は悪魔の破壊神パルヴァライザーなり!! 』
私は一度死んだ。よって人ではない、生ける屍、ゾンビーなのか。
いや、生物ではないかもしれない。私はパルヴァライザーに取り込まれているのだから。
だが今も私の意識ははっきりとしている。それがいつまでの続くのかは分からないが。
しかし、私が私である限り、私がしなくてはならないことをやらなくてはならない。
だから私は、寝かされていた冷たく凍ったカプセルを抜け出した。
頭の中で何かが響く。
インターネサインからの信号。《モドレ、戻ッテ来イ!!》
我が身の大半を占めるパルヴァライザーの機械化細胞。《粉砕セヨ、ナニモカモヲ。打チ砕ケ、ナニヲカモヲ……撃チ砕ケ!!》
そして、だれかが助けを求める声。《だれか、だれかエヴァンジェを救って、お願いッ!!》
だから私は走る。硬く冷たく凍った鉄の廊下を、疾駆するのだ。
私の意識が消えない内に。私しか出来ない事を成すために。
「我はレイヴン。依頼を受け、その依頼を遂行するもの也。」
私が目的地に着く。私の後ろから、何か物音がする。
インターネサインが私を制御できないと踏んで送ってきたものであろう。
だから、敵だ。私の往く先を邪魔するものはすべて消さなければならない。
パルヴァライザー。パルヴァライザー。パルヴァライザー!!
《粉砕セヨ。粉砕セヨ。粉砕セヨ!!》
我が身の大半を占めるパルヴァライザーの機械化細胞が叫ぶ。
パルヴァライザー。パルヴァライザー。パルヴァライザー!!
《粉砕セヨ。粉砕セヨ。粉砕セヨ!!》 私の、声を聞き、
パルヴァライズ
《粉砕セヨ、ナニモカモヲ。》 私の鼓動を聞き
パルヴァライザー。パルヴァライザー。パルヴァライザー!!
《粉砕セヨ。粉砕セヨ。粉砕セヨ!!》 私の意志を共に紡ぎ、
パルヴァライズ
《打チ砕ケ、ナニヲカモヲ、ナニヲカモヲ。》殺戮の戦場へと向かい、
パルヴァライザー。パルヴァライザー。パルヴァライザー!!
《粉砕セヨ。粉砕セヨ。粉砕セヨ!!》 悪き敵を粉砕せしめよ!!
そして、私に植え付けられたパルヴァライザーの機械化細胞はインターネサインより開放され、私の僕と化した。
パルヴァライザー。パルヴァライザー。パルヴァライザー!!
《粉砕セヨ。粉砕セヨ。粉砕セヨ!!》 ワレハ貴殿ノシモベナリシ・・・!!
パルヴァライザー。パルヴァライザー。パルヴァライザー!!
《粉砕セヨ。粉砕セヨ。粉砕セヨ!!》 ワレハ烏ノ友トナリシ・・・・・!!!
パルヴァライザー。パルヴァライザー。パルヴァライザー!!
《粉砕セヨ。粉砕セヨ。粉砕セヨ!!》 ヨッテ、ワレハ道化ト成リシ、粉砕者ナリ!!!!
私は依頼を遂行せしむるため、障害となるもの全てを粉砕せねばならない。
パルヴァライズ
全ては、依頼者のために。全ては、私の存在を守るために。私は邪魔者は粉砕する。
私は目的地に着いた。
朽ち果て凍りついた私の愛機フォックス・アイが其処に居た。
コクピットを無理やりこじ開け搭乗する。
そして操縦桿を握る。そして変化は起こった。
私に植え付けられたパルヴァライザー機械化細胞が私の腕をバイパスとし、
フォックス・アイへ流れ込み、私とフォックス・アイは合体を果たした。
もう、元には戻れない。しかしそんなことは関係はないのだ。
だから私は、各部推進用スラスターを起動する。
ネプチューンダイナマス
機体の心臓部、アトラスの中、海王気力放出機関が咆哮を上げる。
《我ハ撃滅セシムルモノノ下僕ナリ。我ハ破壊神ノ下僕ナリ。我ハ道化ハ下僕ナリ》
フォックスアイからの情報が頭に直接響き渡る。
《作戦目標、敵勢力及び増援を求める声の粉砕。周辺地形データを更新―
ジップインパルヴァライザーシステムイグニションデータ
―宇宙構造作成データの取得。圧縮済粉砕機構の起動データ取得。》
パルヴァライザーミッション
《中央マルチスクリーンにレーダー及び粉砕領域表示。バイパスを経由し、脳裏に直接投影します。》
スーパーパルヴァライザーウエポンシステムイグニション パルヴァライザーパワー パーフェクトパルヴァライズ!!
《超粉砕火器管制機構を起動。リミッター解除-全兵装の粉砕力の供給開始……超最終安全装置、完全粉砕!!》
全ての準備は整った。だから私は告げる。
イグニション!!!
「戦闘システム、起動!!!」
パルヴァライザー!
白き狐は、純白の悪魔!
パルヴァライザー!
白き狐は、破壊神!
パ ル ヴ ァ ラ イ ザ ー ! !
白 き 狐 は 、粉 砕 す る も の な り!!
「エヴァンジェよ。今こそ、アイに往ってやる!!」
悪魔のジャック・O
破壊神フォックスアイ は、凍結した鉄を溶解させ、いざ飛び立った。
粉砕するものパルヴァライザー
続く
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