都立桜修館中等教育学校
概要
7年制の旧制府立高等学校を起源とする伝統校です。論理的な思考力を持った人材の育成をかかげ、「国語で論理を学ぶ」などの独自科目があります。中等3年次以降には第二外国語も学ぶことができ、中国語、スペイン語、韓国語、ドイツ語、フランス語が選べます。
偏差値 男子53 女子54 (80%偏差値)
しっかりと勉強をさせる学校
論理の授業や第二外国語なども魅力ですが、桜修館の最大の魅力は「しっかり勉強させる学校」であることかもしれません、地味ですが、とても重要なことです。補習や講習が多く開かれるだけでなく、宿題の量もかなり出ます。
入試データ
08年度入試で、傾向が大きく変わりました。それまでは、都立の中では「適性重視」の問題傾向がありましたが、今年はがらりと変わり、私立入試とまったく変わらない「学力重視」の入試問題となりました。来年以降も、この傾向が続くことは確実です。私立型の勉強が合格への近道となります。ある程度早い時期から教科の勉強をはじめ、実戦力をつけましょう。桜修館の特徴として、理科や社会もしっかり勉強して知識をつけていないと解けない問題が出題されるということがあります。ですから、4科目とも私立型の受験勉強をすることが大切です。