「対決」とは、行為を行うキャラクターに対して、別のキャラクターがそれを妨害した場合に発生するルールを指す。
対決を行う場合、それに関わるキャラクターは「アクション側」と「リアクション側」に分けられる。
アクション側は能動的に行動を行うキャラクター、リアクション側はアクション側に対応して行動を行うキャラクターである。
対決はアクション側、リアクション側の順番に判定を行う。
判定値や修正値などは通常の行為判定と同じようにGMが決定する。
続いてアクション側、リアクション側の順番で必要な判定を行い、達成値を算出する。
もし、対決でどちらがアクション側か決定できないことがあったなら、先に言い出した方をアクション側とするのがよいだろう。
リアクション側が何らかの理由で判定が行えないことがある。
その場合のリアクション側の達成値は、判定値に特技や装備などによる修正を行ったもので算出される。
両者の達成値が確定したら、対決の勝敗を決定する。
対決では、より高い達成値を出した方が「勝利」したものとされ、勝利したキャラクターの行為が採用される。
アクション側の達成値が高ければ、行おうとした行為に成功したことになる。
その行為が攻撃なら、それは命中するわけである。
リアクション側の達成値が高ければ、アクション側の行おうとした行為を妨害し、その影響を受けなかったことになる。
攻撃されたのであれば、その攻撃を避けるわけである。
対決で互いの達成値が等しい場合、リアクション側が勝利したものとする。
これを「リアクション優先の法則」と呼ぶ。
アクション側がクリティカルを発生させた場合、リアクション側がクリティカルを発生させない限り、アクション側の「勝利」となる。
逆にリアクション側もクリティカルだった場合は、「リアクション優先の法則」により、リアクション側の勝利となる。
アクション側がファンブルした場合は、リアクション側は判定を行う必要はない。
逆にリアクション側がファンブルした場合は、アクション側の勝利となる。
最終更新:2008年05月17日 17:58