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S60概要
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匿名ユーザー
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SymbianOS
- 英Symbianが開発を行っている携帯電話向けOS
- もともとPsionが開発したPDA用OS「EPOC」を引き継ぐ形でSymbian OS v6.0がリリースされた
DFRD(Device Family Reference Design)
- Symbian OSを搭載するデバイスの構成やユーザーインタフェース(UI)の特性を定めたもの。
- Symbian OS v6で定義されていたが、v7以降ではDFRDという言葉はつかわれていない。
- 下記3種類がある。
- カーネル、グラフィックエンジン、ファイルサーバなどのコアの機能はGT(Generic Technology)と呼ばれ、共通に使用される
種類 | 説明 |
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Crystal | コミュニケータ型デバイス向け。QWERTYキーボード、大きな横長のディスプレイ(解像度640×200ドットの1/2VGA、またはVGA)を持つ電話向けに設計されている。 |
Pearl | 片手で操作する一般的な携帯電話向け。数字キーやソフトキーなどを備え、小さな縦長のディスプレイ(1/8VGA)を持つ電話向けに設計されている。 |
Quartz | ペンベースの電話向け。入力装置としてキーボードではなくペンを備え、比較的大きな縦長ディスプレイ(QVGA)を持つ電話向けに設計されている。 |
v7以降
- v7以降は各団体が独自に開発を行っている
- とりあえずNokiaが開発しているものは以下
種類 | 説明 |
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S60 | DFRDのPearlをベースとしており、片手操作用途の携帯電話に搭載されている。 |
Series80 | DFRDのCrystalがベースで、横長の画面やQWERTYキーボードという特性を持つ端末に搭載されている。 |
Series90 | Series 90搭載端末としてはNokia 7700があるが、パートナー企業とのメディアサービス試験用にのみ使用され、現在商用で利用できるSeries 90端末は存在しないらしい |
S60にも色々あって
種類 | 説明 |
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v2 FP2 | 日本市場向けに発売された702NKと702NK IIは、両方ともSymbian OS v8、S60 v2 FP(Feature Pack)2を採用している。S60は、このFP2で初めて日本語に対応した。 |
v2 FP3 | S60の画面サイズは176x208固定であったが、S60 v2 FP3からは複数の画面サイズに対応。これに合わせた新テクノロジーとして、FP3以降はスケーラブルUIが採用されている |
v3 | 2005年2月にリリースされたSymbian v9に対応している。Eシリーズ、Nシリーズの一部機種に搭載されている |