夜パイ国立自然公園を散歩していたところ、突然UFOが降り立った。
中から現れたのは頭がたくさんある宇宙人だ。
アタイの流暢な日本語が通じないので、困った。
しかたないから語尾に「うさ」をつけてみた。
ちょっと通じたみたいだ。
なぜアタイは頭がひとつしかないのか？みたいなことをいっていたっぽい。
ひとつじゃかわいそうだから頭あげるよっていわれた。
アタイはもう天才だからいらないっていった。
そしたらなぜか笑われた。
笑い声は文字にすると「トイットイッ」ってかんじだった。ちょっときもい。
それなら宇宙旅行に連れて行ってあげるよっていってた。
やったー！アタイはなんと宇宙旅行にいけることになった。
パイ国立宇宙軍に襲われるアタイたち。
テナリXπという機体だ。
ものすごいスピードで襲い掛かられ、死ぬかと思った。
でもなんとか無事だったみたいだ。
彼らはアンパイがなかったら危なかったっていってた。
どうやら彼らはトイツ星人らしい。
トイツ星の宇宙船はどうみても早そうにはみえないんだけど
どうやったのか話をしている間にいつのまにか銀河系を脱出した！
たまに早いんだって。
銀河系を抜けてからはしばらくさびしい風景が続いていた。
シュンツ銀河とトイツ銀河の間にはあがりが全く無いらしい。
なんだかせつないね。
トイツ銀河につく。邪悪なオーラを感じた。
アタイはなんだかこわいとこだねここといった。
彼らは見た目は怖いけど怖がらないでチルノちゃんといってた。
どうやらよくいわれるようだ。
これがトイツ星。
一見きれいなんだけど、すごく禍々しい。
彼らはすごくニコニコして、故郷への到着によろこんでいた。
不安だけどちょっとワクワクしてきた。
すごく寒い星だ。
アタイでなかったら凍死しそう。
それでアタイは今の気温は何度なの？ってきいたら、３２００度っていってた。
それ絶対単位間違えてると思う。
トイツが生まれるとこだって。
シュンツ銀河は生物は様々なDNAをもっている。
でもこの星の生物はみんな一緒で、差別なんてないんだって。
この星も悪くないかもっておもっちゃった。
ホンイツって草。
もともとこの星の生命体じゃないけど、宇宙船についてきたのが繁殖したらしい。
彼らは「ツモだ、すべてツモが悪いせいなんだ」と憤慨していた。
ツモが汚染されたせいで、変な草が増えて困ってるみたい。
ところでツモってなんだろうね？
きれいなひとがいた。
白っていうんだって。
この星だとみんなと同じようにごく普通に暮らしてるけど、
宇宙的には「ヤー・クハイ」という貴族についでえらい職業らしい。
なんか世にだしてあげないともったいないね。
元地球人だという青年がいるらしいので、彼らに頼んであわせてもらった。
ヒッカケの丘で会う約束をしたけど、待ちがわからなかったので夜になってしまった。
でも青年は怒らずに待っていてくれた。
青年はずっと地球では劣等種だと差別され、いじめられていたらしい。
この星ではボクにも居場所があるんだ毎日楽しいよ、とよろこんでいた。
彼の名前は「はじめ」っていうんだって。
ほかにもいろんなことがあってトイツ星の１７日間はすごく楽しかった！
でも彼らの星ではポンという栄養食しか食べないらしい。
アタイがどうしてもラーメンたべたいっていったら、地球にしかないから帰るかい？っていわれた。
アタイは帰ってきた。
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