ヴィヴィオに仕えるハサンの一日

いつも通りの朝だった、魔導師殿の寝込みを襲う不逞の輩も居なかった
母君殿に朝の挨拶をし、何かと不穏な地上本部を探ろうと方針を定めていた所に魔導師殿が起床なされて

「ハサンおじちゃん、おはよ~」
「・・・おはようございます、魔導師殿」

私に挨拶をしてくださった、・・・今日は爽やかな朝だった。

地上本部に探りを入れる件だが何処からいくかはもう決めてあった、防衛長官だ。
はやて殿に今の六課は何かと危うい立場である、だからおとなしくしていてほしいと頼まれた
私は了承し、存在を感じとられる要素の全てを消し“おとなしく”調査をした所、防衛長官がキナ臭いと分かった。
組織のいざこざなど何処にでもある事は理解している、本来なら私にはそれがどうなろうと関係ない。
だが魔導師殿に害をなすならば話は別、そのような輩にはそれ相応の報いを受けさせる。そのために探りを入れるのだ。


魔導師殿のお側を離れる際に理由を話したのだが…。 不安にさせるのは本意ではないので説明に難儀した
しかも言葉を選んで説明した所アサシンの事をホームヘルパーだと勘違いなされてしまった。
私には似つかわしくないと思ったが魔導師殿の顔を見ているとその違いは些細な事に感じたので…ま、いっか。


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最終更新:2008年05月10日 12:54