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短編かいてみた

―――手に入れることが出来ないからこそ…
  ―――それが美しい…

死せる狂王目覚めし時、大いなる厄災と翼を持って秩序の塔、法の船打ち砕かれん、されど召還されし異世界から呼び出されし金色の王、それを従えし少女相応なる力得れば母なる器においてラグナロクが勃発せん

               ―――プロフェーティン・シュリフテンに記された一文

―――それは不思議な光景であった。

ふと手にした金色の破片、村を追い出された道中で拾った宝物…そして私は盗賊に襲われた、アルザスの民それも無防備な少女と知ればそれこそ『鴨が葱を背負ってやって来た』と思われるのも仕方ない…
盗賊に捕まったら、その末路は…考えたくもない、必死に足を動かす、それに伴い心臓の鼓動が早まる、だがそれも気にして至れる状況ではない、ただ走る走る走る走る走る走る走る…
之から起きる惨事を少しでも延ばさんが為、ひたすら走る走る走る走る走る…
だが少女がどんなに走ろうが、大人に取ってはノロマな亀同然である、あっと言う間に少女を取り囲む8人の男

「ようやく追い詰めたぞ」「散々てこずらせやがって…」「ヒヒヒヒヒヒ、覚悟しな」

下衆な笑みを浮かべその盗賊達は今にも少女を捕らえんとした。

(ここで終わるの?嫌だ、私はまだ死にたくない!生きたい!ヤダ!誰か…助けて助けて助けて助けて助けてタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテ…)

一滴の涙が知らずにペンダントとして身につけていた金色のナニカにかかる、そして少女の念はとんでもない存在を呼び寄せる。

少女を中心に広がる正体不明の術式、それは時空を守護するもの達ですら見た事のない文様、そして閃光、その眩しさに一瞬視界を遮る少女そして恐る恐る目を見開いた先にある物それは…

「なんだここは?」
今いる場所には全く似合わない金色の鎧を纏った男が立っていた。

「何だてめぇは!」
盗賊の一人が叫ぶ。
「餓鬼の連れか!」
同調するように別の盗賊が叫ぶ。
「痛い目合いたくなければそこをどきな!」
「いや、その前に大層な身包みを置いてもらおうか?」
一斉に品のない笑い声を上げる盗賊、だが少女の目の前に立っている男は言った。
「目障りだ…早々に消えろ」
丸で何か汚いものを見たように、丸で主婦がゴキブリを潰すように…男が盗賊に向けて…

――― 一瞬の出来事だった。

一瞬にして盗賊は剣の一振りで全滅したのだ、呆気ない光景だった、そして男はそれにまだ反応しきれていない少女の方に振り向く。

「貴様が我を呼んだのか?…馬鹿なこの我がこのような雑種の小娘に…」
驚愕の表情を浮かべる男、そして同時に猛烈な殺気がその少女に襲い掛かる。
「認めぬぞ…断じて認めん…我がこのような…」
そして男は盗賊達を両断した剣を少女に向けて振り落とさんとした。
「滅べ」
そして少女は思った。折角助かったと思えば助けた男は私に向けて剣を振り下ろさんとする

       …嗚呼、何てこの世は無常なのだろう…

だがその剣は振り下ろされる事はなかった。

「何だこいつは?」
男は自分の顔に覆い被さっているナニカに見やる。
「竜だと…」
小さき白き竜、例え敵わんとしてもその身を呈して主を守らんとした。そして男は笑う。
「ハハハハハハハ、貴様、その歳で竜を操るとはな…」
男には少女の背後から自分を睨む黒き竜の姿を見ているのかしれない。
「面白い!実に面白い!どうやらこの世界は、我がいた世界とは違う世界…なら我の宝物庫に加えるべきコ物の一つや二つはあるだろう…よかろう」
男は竜を振りほどくと少女に歩み寄る。
「小娘、貴様の名前を教えろ」
傲岸な物言いだが少女は返す。
「キャロ・ル・ルシエです」
「よかろう、些か不本意であるが貴様をマスターとして認めてやろう」
「あ、あの、お名前は…」
「我の名を知らぬとはな…まぁよかろう、我の名はギルガメッシュ、しかと貴様の心に刻み付けておくがいい」
「あ、はい、よろしくお願いします」

英雄王と竜使いの少女は出会った…

そして暫くの間、町に金髪の少年とピンク髪の少女が街を出歩く姿が確認される。そして
その二名は古の術を使い一人でも多くの人を助けようと夢見る少女が率いる部隊に入る事
になる…そしてその部隊機動6課は最大最悪の『爆弾』を抱える事になる。

「すでに艦隊の戦闘能力は30パーセント以下に減少!」
「『ムスペルヘイム』『ヴィルベルヴィント』大破!『グロースシュトラール』戦闘続行不能!『フィンブルヴィンテル』通信途絶!
 『デュアルクレイター』鎮火出来るもFCS機能全停止!『ルフトシュピーゲルング』『ハリマ』艦内炎上阻止できず…たった今総員退艦が発令されました」
「本艦『クラウディア』も主砲、アルカンシェル共に使用不能…戦闘可能なのはもはや『アラハバキ』『ヴォルケンクラッツァー』の2隻…両艦とも中破です…艦長…」

OPが泣きそうな声で言う、無理もない…管理局が誇る最新最精鋭艦隊がたった1隻の…古
代に大いなる力を振りまき続けたとはいえ、ボロ船如きに返り討ちにあったのだ。歯軋り
をするクロノ…

「ゆりかご内部は…なのはは…皆は…」
「内部に突入しましたが八神はやて、スバル・ナカジマ、ティアナ・ランスター、ヴァイス・グランセニック、
 シグナム、ヴィータ…全員戦闘続行不能です」
「馬鹿な…」
クロノはうめく、管理局でトップランクを走る彼女達が全く歯が立たない事に…
「あれが…あれが…真聖王なのか…」
かつて6課に保護されたヴィヴィオと名乗る少女…聖王の器は贋作(フェイク)であった、
真の聖王は長き眠りについていた、そして狂気の科学者がゆりかごを復活するのと同時に
聖王は目覚めた。まず研究所内部にいたジェイル・スカリエッティは聖王によって無残に
殺され、そしてジェイル・スカリエッティ確保に赴いていたフェイト・テスタロッサ、シ
ャッハ・ヌエラ、ヴェロッサ・アコースの3名も真聖王の前に呆気なく蹴散らされたのだ。
そしてゆりかごに乗り込んだ聖王はヴィヴィオを救えた事にホッとしていた高町なのは、
その場に居合わせた八神はやて、ヴィータを瞬時に叩き潰すと、増援に現れた新人達と援
護の為駆けつけたヴァイスを一蹴、そして艦隊を一方的に叩きのめしたのだ。
「ゆりかごに潜入し戦闘続行可能な奴は…」
「キャロ・ル・ルシエとエリオ・モンディアル…ギルガメッシュのみです…最早彼に希望を託すしか…」
「(畜生!)」
クロノは再び歯を噛み締めた、クロノはギルガメッシュを嫌っていた。

傲岸不遜、自分以外は全てゴミ、世界は全て我の物と平然と言い張る…そして時空管理局
と言う視点から見て彼はあまりに危険すぎた。

模擬戦(と言う名の蹂躙戦)で決死の覚悟でストラーダと引き換えにして己の意思でギル
ガメッシュの鎧に傷をつけたエリオ…だがギルガメッシュは偉く気に入り、自分の宝物庫から一振りのロストロギア級の魔槍を
「褒美」として授け…

足掻き続けてきたスバル、ティアナ両名に対しても、「よくやるわ」と認めていた…

確かに新人達に対しては何故か友好的でも合った、しかし…その他の古参組とは…

あまりの暴虐ぷりに切れたヴィータをそしてそれを止めようとしたシグナム、を半殺しに
して「騎士ならば王に背いた罪がどうなるか分かっておろう」と殺す寸前までいった。

なのはが逆に頭冷やされ(殺され)かけた

ヴィヴィオを護送中のヘリを襲撃した戦闘機人二人を虫けらのように殺し、それを問い詰
めても「だからどうした、屑を消しただけだ」と平然として突っ返した…

彼は余りにも危険すぎた、彼のランクは実質SSSランクと言っても過言ではない…そして
彼の保有する武具はすべてロストロギアに匹敵するものでもあった。

だがどう足掻こうが、最早彼にしか聖王を止める手段はないのだ…クロノはただ苦い顔を
していた。

ゆりかごの大広間、二人の王+2人は対峙していた。玉座に座るのは聖王、そして対峙す
るのは英雄王とそのマスターとそれと共に歩もうとする少年

「貴様が真の聖王とやらか…貴様ごとき雑種が王を名乗るには片腹痛いわ」
嘲笑するギルガメッシュ
「ふん、田舎の僻地を支配したぐらいでいい気になっている猿山の大将がほざくか」
真聖王も嘲笑する。
「王の名を持つ者はこの我一人で充分よ」
「いってくれるではないか…」

「「ギルガメッシュさん」」
「何だ、キャロ、エリオ」
「私にも戦わせてください!ヴォルテールもフリードも…私だって貴方のサポートは…」
キャロは叫ぶ、そして、魔槍を従えるまでに成長したエリオも叫ぶ。
「僕もです!僕だって貴方の手伝いぐらいは…」
だが王は拒絶する。
「いらぬ!」
「どうしてですか!」
「この戦場に貴様は不要…そして目にする事を生涯の誇りとするがよい!」

そしてギルガメッシュの周囲から波紋が浮かび上がり数多の宝具が出現する…

         「ゲートオブバビロン」

「王の戦いを!」

そしてそれを迎撃せんと聖王も動き出す…

管理局、しいては次元世界の存亡をかけたラグラロクは今聖王のゆりかごで行われようとした―――

ノリで書いてみた・・・