2018.11.18(日)、ミラ狂美&二代目・一条さゆりペア10周年特別イベント「くるり」@四谷アウトブレイク



 3度目の四谷アウトブレイクへ。今回は開場1時間程前に到着。知り合いのお客さんと雑談しているとさほど待ちくたびれることなく開場時間となった。早く来た甲斐あって最前列の右端の席に座れた。客席に食い込んでる出ベソまで出てくると見づらいがステージ上の様子は良く見える席だった。開演までは「京ちゃん高菜ラーメン」(500円)を頂く、うまし。
 今回のイベントは内山沙千佳さんプロデュース、司会進行も内山沙千佳さんが務めた。


 1.美月春ちゃん
 ほぼ1か月のオフで久しぶりの春ちゃんのステージへ。待ちわびておりました。

 イベントの華のトップステージを任された春ちゃん。今年の8結・道後初演の怪談ストリップ演目「キレイ」が再演された。ちょっと尺が長かった??美容整形外科に初診するシーン、性風俗店で働き始めるシーンでのストーリーテリングが詳しく、初見でもわかりやすい構成になっていたように思えた。終盤のポーズベットは1ポーズ→3ポーズに増えていた。
 重すぎて、前も見てるのにやっぱり見終わると胸がずしっと重くなって具合が悪くなる破壊力のある演目。後から思い返しても、今回のダークなステージの多いイベントに相応しいチョイスだった。


 2.上条早樹さん&結奈美子さんによるSMショー
 出演者はそれぞれ過去の「拾分之」シリーズで1度ずつパフォーマンスを見たことがあった。結奈美子さんは11月初旬に「劇場の仕事はお休み期間」に入ると発表された。本イベントの出演はどうなるのだろうと思っていたが、SMショーの受け手としての出演だった。
 ステージ後方に白いスクリーンを引き、舞い散るピンク色の花弁が映し出される。それを背景に、着物姿に目隠しをしたゆいなみさんが登場してしっとりと舞う。黒い着物姿に狐の面を着けた上条さんが登場し、緊縛を始める。上条さんの縛りは素早い縄捌きと出来上がる結び目の複雑さに特色を感じる。吊り上げると赤い蝋燭に点火し蝋を垂らし、また、鞭を入れる。宙吊りから降ろして緊縛を解いたあと、床面でも調教を経て終演。
 その後、ゆいなみさんのチップショーが始まる。ここでの支出は覚悟の上で千円札を胸ポケットに準備はしていたが、ステージから非常に入って来づらい場所に座っていたため無事だった(笑)


 3.SHIMA Malphasさん&AthenaさんによるSMショー
 Athenaさん、相変わらずお綺麗な方。それに対して、今回初めてパフォーマンスを拝見したSHIMAさんは、ゲシュタポの将校を思わせる黒い軍服姿に身を包み、緊縛調教を開始する。 
 宙吊りにして抵抗できない状態でボディアッパー、Athenaさんに向けた蝋燭にスプレーを噴射しての火炎放射、下向きに何本もの蝋燭が固定されたシャンデリアから雨のように蝋を降らせる、フロアに降ろした後も、床に落として踏みにじったパンを食べさせる、ナイフを突きつける。
 厳しい責めで、見ていて心中穏やかではいられなかった。特に、長年徒手格闘技をやってきた自分にとっては、「抵抗できない」「女性に」「男が」「拳を振るう」というシチュエーションが自分でも驚くほど堪えた。蝋燭とか鞭は非日常感があるからかさほど気にならないのだけれど。理想的には拳というのは男同士がフェアな条件下で交えるもの、弱きを助け強きを挫くために用いるものと思っている。


 4.京はるなさん
 約半年ぶりでお久しぶりの京ちゃん。春ちゃんとのチーム再結成にも個人的に期待がかかる。
 演目は「ROBOT」。過去にストリップ劇場での興行でも何度か拝見している演目。後から考えてみると、京ちゃんのこのステージは重い内容の多かったこの日のイベントの中で一服の清涼剤のようだった。
 京ちゃんの演目終了後、春ちゃん、内山さん、京ちゃんの3人での「前貼りオープンショー」が披露された。


 5.ミラ狂美さん&二代目・一条さゆりさんによるSMショー
 車椅子に座ってうたた寝をしている二代目さん。道化師の様な恰好の狂美さんが宅配業者を装い上がりこむ。手にした段ボールから取り出した赤い靴を二代目さんに履かせると、あら不思議!二代目さんが車椅子から立ち上がった。奇跡のような出来事に喜ぶ二代目さんを、しかし、後方から狂美さんが手にしたハンマーに頭に振り下ろして昏倒させ緊縛調教へ。お約束の宙吊りにしての蝋燭と鞭は見ていられたが、太腿に太い針を刺していく光景は思わず目を背けてしまった。また、宙吊りから下ろして車椅子に座らせると、これは狂美さん得意の奇術だと思うが、目隠しをしてその上から釘を打ち、ダラダラと血が滴る光景もとても陰惨で見ていられなかった。
 自分はSMは好きでも嫌いでもなくニュートラルだと思っているが、やっぱりSMに自分リビドーは皆無だし、あまり過激なものはしんどい。グロとかスプラッタ―映画とか平気なんだけどな、これもライブの力ということか。


 フィナーレ。
 出演者が全員がステージに登場し、メタルリボンが宙を舞って華を添えていた。四谷といえば、の名物リボンさんは今回来れなかったそうで桜は降らなかった。お客さんからシャンパンが出演者に振舞われて乾杯!
 司会の内山さんによれば続くイベントは「来年もあるかも…!?」とのこと。
 終演後、残り時間はバータイムになった。いつもは仲の良いお客さんと飲みに行くが今回は一人だったので早々に帰宅。後日本人から聞いたところ残っていれば春ちゃんと飲めたらしい。次は残ってみよう(笑)

 

 

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