ここでは、NOKIA E61での導入手順を公開しています。
1.Python for S60 3rd Edition導入
- PythonForS60_1_4_2_3rdEd.SIS
- PythonScriptShell_1_4_2_3rdEd.SIS
この2つのSISファイルを導入して下さい。Ver1.4.1以上で動作確認しています。
2.JapaneseCodecs導入
- JapaneseCodecs-1.4.11.tar.gz
(ページ下部の「バージョン 1.4.11」の「ソース」)
上記アーカイブ内の「japanese」ディレクトリ以下をメモリカードの「resource」にコピーして下さい。
なお、このスクリプトで使用している「japanese\mappings\shift_jis.py」は、純粋なShift-JISとUnicodeの変換テーブルなので、NEC特殊文字などが入っていませんので、そのままだと丸数字やローマ数字などが表示されません。
以下のファイルを下記のようにshift_jis.pyのdecoding_mapリスト内に追加すると、NEC特殊文字については表示できる事を確認済みです。(IBM拡張文字とかは未対応ですが、同様にテーブルを追加すれば出来るかも)
- 932patch.txt(ダウンロードページからどうぞ)
525行目 "\x84\xbe": u"\u2542",
<この間に932patch.txtの中身を入れる>
526行目 "\x88\x9f": u"\u4e9c",
さらに全角チルダ「~」を表示させるには、現状では以下の通り波ダッシュの変換テーブルを変更することで表示されます。
34行目・変更前 "\x81\x60": u"\u301c",
34行目・変更後 "\x81\x60": u"\uff5e",
3.gzip.py導入
1のSISファイルと同じ場所にあるSDKから抜き出します。
- PythonForS60_1_4_2_SDK_3rdEd.zip
4.フォント導入
上記アーカイブ内の「naga10_JP16.gdr」をメモリカードの「resource\fonts」以下にコピーして下さい。
フォントは起動時に認識するので、コピー後に携帯電話の再起動を行って下さい。
※NOKIA E61(多分S60 3rd機全般)では、上記gdrファイルを「resource\fonts」に置くだけではシステムフォントは置き換えられませんが、Pythonからは利用可能になります。
5.ログ保存ディレクトリ作成、板一覧ファイルコピー
未カスタマイズ状態のst2ch-pyは、メモリカードの「Documents\_2ch」以下を使用するので「Documents」内に「_2ch」ディレクトリを作成しておいて下さい。
また、「_2ch」ディレクトリに以下のファイルをコピーしておいて下さい。
※これが無いと起動しません。
- board.txt(ダウンロードページからどうぞ)
6.st2chスクリプト、設定ファイル導入
「ダウンロード」ページにあるスクリプトを、メモリカードの「Python」ディレクトリにコピーして下さい。
Pythonを実行してメニューの「Run Script」から、st2chが実行できます。
また、設定ファイルは「e:\Python\st2ch.conf」を決めうちで読み込んでいるので、必要な場合は左記(メモリカード)に必ずコピーして下さい。
(おまけ)sisの導入
「ダウンロード」ページにあるsisファイル(署名・UID無し)を署名する事で、アイコン登録して起動の手間が省けます。
Symbian Signedから「Open Signed Online」で署名する事でE61ではインストールできました。
...が今ひとつsis作成の部分に自信が無いので、うまく動かない場合は自分でsis作成をお試し下さい。
最終更新:2008年05月06日 14:55