皇すらら


【 キャラクター名 】:皇すらら
【キャラクター名読み】:すめらぎすらら
【 性別 】:女


特殊能力 『マダマテ』

体内に胞子塊状の物体を形成し、それを体外へと開花させることで、対象の周辺に侵食フィールド『マダマテ』を生み出す。
彼女の能力『マダマテ』の「胞子」は、虚無世界「アデル」に働きかけ「物の存在や本質は、全て同価値であり、あらゆるものが一定の価値しか持たぬ『情報』という名の数値の羅列でしかない」という世界認識を召喚し、書き換えのための土壌を作りだす。体外に放出された無数の「胞子」は、召喚された世界認識の元で、生物・非生物を問わず、フィールド内に存在するあらゆるものを蝕んで「皇すらら」へと書き換えていく。

だが、『マダマテ』自体が、この世界では不安定な能力であるため、召喚していた世界認識が帰還すると、書き換えられたものたちは、書き換えの際に生じた膨大なエラーによって、アメーバ状の何かへと変貌する。

だが、そんなアメーバみたいな姿でも自由意志は併せ持ち、「元々」の人格と「皇すらら」として人格が統合された状態で存在している。

だが、エラーによって妨げられた『この宇宙を「皇すらら」で満たす』という「マダマテ」の目的に起因する、この能力の発動は、翌日にはエラーによって機能していなかった「走性」が、書き換えられたもの達の行動を支配し始めことで是正される。それに従い、彼らはやがて一カ所に集まって、集合体を形成する。
集合体は、その胎内で「皇すらら」発生させ、やがて朽ち果てる。
書き換えによらず、集合体を経て発生した「皇すらら」については、アメーバ状に変貌することはなく、また、記憶については、「皇すらら」としてのものと集合体の時のものしか持たない。


キャラクター設定

模範的な品行方正な女子高生で、容姿から髪型まで全てが平均値。
視力は親譲りで、三メートル先の張り紙の細かい文字も正確に読める。
マダマテという名の子犬をいつも連れている。

●マダマテの傀儡
この世界に散ったマダマテの胞子から無数に生まれたうちの一体。
精神が崩壊する個体もいる中で、彼女は、自身の発生の経緯を知ってなお、少しすれてしまってはいるが、比較的、安定している。
現在は、寂れた港町で素性を隠して、アルバイトで生計を立てながらひとり暮らしをしている。




関連SS


予選投票結果(獲得DPとコメント)

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最終更新:2016年03月09日 18:47