Shion

Shion(シオン、年齢不詳)は主にネット上で活動する劇作家。
自称「ONI/Lvの喋るほう」。ラジオパーソナリティ、演出家、小説家、コラムニスト、軽音楽家。

血液型はA型。父親は現代人形作家(本人のブログより)。
愛称は「野獣」「師匠」(ラジオの野獣と呼ばれる)。(ほかにはShionさんと呼ばれる)


霧雨 叶名義で、小説家としても活動している。


概要


Jelly browと共にコントユニットONI/Lvとして活動。


またロックバンド「runa2」のギタリストであり、「runa2」のピアニスト、浦田秋喜とのエレクトロユニット「EREC」としても活動中である。

2008年には自ら企画・演出・プロデュースのインターネット・ラジオ番組「Shionのブレイキン・デス・ラジオ」を始めた。

小説家としてはHPに「Die God Die」を連載している。

コラムニストとしてもONI/Lvのファン限定のメールマガジン「骨格@モーフィング」を執筆している。


人物



  • 趣味は「口喧嘩」。


  • 基本的には年齢不詳なので、憶測の域を出ないが知識の幅や、声の質、喋り方などで、一部のファンからは18歳~20代前半ではないかとうわさが立っている。しかし、自身のラジオやコントでの20代とは思えない(誰も知らない動物の生態を知っていたり、法律の話を把握していたり、おそらく聞いているリスナー年齢層ではわからない歌を歌ったり、映画や音楽の豊富な知識を喋ったり)雑学や言葉のボキャブラリーがあるため、20代前後ではないかといううわさは一部のファンの憶測でとどまってしまっている。

  • 虚言癖がある。趣味のひとつであるらしい。真顔で嘘つくので、誰からも気づかれないで、本当のことを言い出せないこともあるらしい。ラジオやコントでその性格を垣間見ることができる。きちんとしてる人ほど騙しやすいらしい。

  • ブログの中で自らを「作家病」と呼ぶほどの、書き物好き。コントや小説などでその自由な発想でその領域を追及している。また、聞き手を気持ちよく騙すことに快感を覚えるそうで、その性格は脚本に色濃く現れている。

  • 独特な言語感覚を持ち、言葉遊びが得意。歌を作ったり韻を踏むのも得意らしい。

  • 自らの方針で年齢、ルックスを不詳にしているが、ラジオONI/Lvの鬼ラジオ!のなかで Jelly browに「けっこう色白」だということを暴露される。

  • ラジオなどでは明るい面を見せているが、実は人見知りらしい。小学校時代にポエムを書くという授業で「僕が僕を不安にさせる」という文章を発表して、先生に「とりあえず、書き直そうか」と言われたのが、少し心の傷になっているらしい。(本人談)

  • 和食と緑茶とチョコレートが好き。

  • コントの脚本や役柄からは常に「ハイソサエティー」だったり「知的」な印象を受ける。それは作家としてのShionのビジョンになっている。ネットでの活動にもかかわらず女性ファンが多いのは脚本の質の高さにあると言える。

  • ラジオでのShionは非常に雄弁で毒舌で熱狂的なファンが多い。特に2008年に始まったShion個人出演のラジオに於いては攻撃的な言動が目立っている。

  • ラジオでのコーナー・企画はShionが担当しているため、奇を衒ったものが多く人気にさらに拍車をかけている。ゆえにラジオは視聴率が非常に高く「ラジオの野獣」と形容されることがある(ラジオ内のジングルにもこういったフレーズが出てくる)。

  • Jelly browが言うにはShionは趣味のひとつで漫画を描いているらしい。

  • ラジオのトークではフランクな語り口で人気を集める一方で、番組を初めて聴く人のための配慮も常に心掛けているという。例えばスタッフなど身内の話をする際には、ただ「うちの○○(スタッフの名前)が~」ではなく、必ず「うちのADの○○が~」というように人物関係を分かりやすくする工夫がなされている。しかし番組内で「(新規リスナーを)キャッチせずリリース」などとネタにする場合もある。


小説



  • 「ヴァーミリオン」(2005年)Shionの処女作。残念ながら現在はウェブ上ではページが削除されて確認できない。

  • 「メジャー・キー」(2006年)

  • 「Die God Die」(2007年-現在も連載中)

  • 「Q&A」(2007年)

  • 「海賊の会社」(2007年)※投稿したケータイ小説サイトの「短編小説部門」で2007年の部門賞を受賞した。

  • 「時」(2008年)

  • 「嘘の娘」(2008年) ※上記の同サイトで「短編小説部門」で2008年の部門賞、「現代恋愛小説部門」の同年の審査員賞を受賞した。



コラム



  • 現在は「骨格@モーフィング」を連載中である。毎週土曜日にHPに連載中。

作風はコントの脚本やラジオの企画とは違い、毎回題材にするテーマは「昔見た夢」や「食べ物の好き嫌い」といった普通の他愛のないものばかりである。しかし文体は非常に特徴があり、独特のテンポや心理描写等が鋭く、文章が音楽的だといわれることがよくある。

  • たびたびコラムの内容が救いようのないくらい暗くなっていくことがあるが、これについてShionがコラムの中で「なんか閉塞感溢れるときに、書いてしまう傾向があるなあと思った。」という声明があるように、意図的にやっているとか本人の調子が悪いということではないらしい。
最終更新:2009年09月04日 02:17