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各章詳細

※あくまでwiki製作者の中の妄想です。



序章 めざめ


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この世界は、囚われています。
黒き炎。立ち込める暗雲。そのさなかに。
けれど、あなたなら。
いえ、あなたたちなら、それを晴らすことができるとわたしは信じます。
だからどうか、お願いです。

どうか、世界に、光を──

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主人公が目覚めると、枕元には家庭教師であるロザリンドが立っている。
「とっくに朝の訓練の時間を過ぎておるぞ」
呆れ顔で言うロザリンドに、不思議な夢を見たという話をする主人公。
それを神妙な顔で聞くロザリンド──

「やっほー王子(王女)様おっはよーございまーす! 迎えに上がりましたよ!」
「早く訓練始めましょうよーおばーさまー。おなかすきました」
幼なじみでもあり、護衛でもあるカノン・パメラ両名の乱入を受け、会話は途中で途切れてしまう。

訓練場へと移動し、ロザリンドとの訓練に臨む主人公・カノン・パメラの三人。
三人で協力して訓練を終え、心地よい疲労を分かち合っていたその時。

「まさか今日のメニューがこれで終わりと思うてはおるまいな?」
にやりと笑うロザリンド。ああ、そんな気はしていたよ!

加入キャラクター:主人公・カノン・パメラ



第一章 暁の刃たち


ロザリンドとの一戦闘を終えた主人公・カノン・パメラ。
休む間もなく連れてこられたのは、騎士たちが訓練を行っている王都近くの平原だった。

「戦いの中でものを言うのは個の実力よりも、多の連携じゃ」
「幾ら強かろうが、孤立して戦えば勝てるものも勝てはせん」
「なるほど、高級レストランの地鶏半身焼きひとつより、酒場の手羽唐揚げ二十人前のほうが安いしお腹もふくれますもんね!」
「その喩えはなんとかならんかったのか」

間違ってますか? と首を傾げるパメラをよそに訓練の説明が行われる。
連携して戦いを挑んでくる騎士たちを、こちらも連携して迎撃せよとのことだ。
「それがしは奥で待っておるぞ」
またロザリンドと戦うの?? と主人公はあからさまに嫌そうな顔。

システム的には、攻陣・防陣や、道具の受け渡しの説明などが交えられて進む章。
敵を全滅させればマップクリアー。

訓練が終わった頃にはすっかり日が昇り切っている。
「おなかぺこぺこです(ぐきゅー」
「あ、それじゃ折角だし、お昼はうちの酒場に寄ってかない? サービスしちゃうよー」
「食べ損ねた朝食の分まで食べましょうそうしましょう。お勘定は王子(王女)持ちで!」
「えっ、あたし今そんなにお小遣いない……」

呟きもむなしく、主人公は二人に引きずられて酒場へと連れられて行くのだった。



第二章 闇夜の兆し


第一章から数日経ったとある日。
その日は訓練の時間になってもロザリンドが訪れない。
不思議に思いながら待っていると、ようやくロザリンドが姿を見せる……が、彼女はいつになく難しい顔をしている。
「おばーさまどうしました、おなかでも壊しましたか」
「そんな平和なことであれば良かったんじゃが」

溜息をひとつつき、ロザリンドは重い口を開く。
なんと、領内の山村が賊に襲われているというのだ。
しかし最近は、北にある大国「宵闇の帝国」が不穏な動きを見せており、王都を手薄にすることはできないという。

「でも、それを見過ごすことはできないわ。それならあたしが!」
「と、言うと思うておったのでな」
「えっ」

山村への最短ルートをゆくため、山歩きに詳しい知人を雇って連れてきたのだという。
ロザリンドの後ろで、小柄な少女がにぱっと笑って手を振っている。

「どもども、よろしくっすよ」
「えっ、あ、どうも、……えーと」
「シェリーでいいっすよ」

シェリーの道案内で山村へとたどり着き、賊たちを追い払うことに。
この章では戦闘予測や武器の相性、村訪問や増援などのシステムについて説明がなされる。
「賊が先に村に辿り着いたら、村が襲われちゃうっす。自分と同じ格好の敵を見たら要注意っすよ」
「おぬしほど小さい者はおらんじゃろうに」
「ろざりん何か言ったっすか~?」

なお、ボス撃破でシナリオクリア。

村を無事に救って一息ついたのも束の間。
息を切らせた伝令の兵士が、なだれ込むようにして主人公たちの元へ駆け込んでくる。

「殿下、ロザリンド殿、大変です! すぐにお戻りください!」
「ど、どうしたの!? それにその傷、早く手当てを……」
「いいえ、自分の事は構わずとも。……良くお聞きください、殿下」

「王都が……宵闇の帝国に襲撃されています!」

加入キャラクター:ロザリンド、シェリー



第三章 王都襲撃


王都へと急ぐ道すがら、宵闇の帝国と暁の国との関係について改めてロザリンドから説明を受ける。
宵闇の帝国は数年前までは、暁の国と同じ小国のひとつだった。
しかしある時を境に武力進出を開始し、周囲の小国を支配・併合し、急速に肥大化していった。
そして今、その魔の手が暁の国にも伸びてきている……というのだ。

辿り着いた時には、敵勢力が城下町をほぼ制圧している状況であった。
敵の本隊は正面から城門を突破しようと集結しており、正面を突っ切るのは難しい。
「これじゃあ王城に近づけませんね」
「大丈夫、いい方法があるっすよ」
シェリーは王城の裏門付近へ抜ける裏道を知っているのだという。
しかし、その場所に辿り着くまでの通りにも各所に敵が配備されている。

「追い掛けてこられてはまずいのう。こやつらは無力化しておかねばならぬな」
「仕方ないね……みんな、準備をお願い」
「りょうかーい!」
「ではいきましょう(ぶんぶん)」
「あ、自分もっすかね。まあ、お小遣いもらってますしやりますかー」

建物が立ち並ぶ城下町マップ。
細い通路(2マス分)+樽や木箱などの障害物で立ち回りにくい。
訪問できる家が全部で3つあるが、おなじみ盗賊が途中で出現するため注意が必要。
敵全滅でマップクリア。

敵を退け、裏門へと辿り着く主人公たち。しかし──
「……殿下、危ないっ!」
「え、」
聞こえた声に反応するまもなく、左肩に鈍い痛みを感じて主人公は膝を折る。
深く突き立てられた矢。
その一撃を受けた途端、めまいのような感覚が主人公を襲う。
傷の出血も相俟ってか、頭がぐらぐらと沸騰するように熱い。

そして、──主人公はその場で、気を失ってしまう──。



第四章 黒き炎


主人公が目覚めると、あたりは一面の闇に覆われていた。
夜の闇よりもなお深い闇の中。
何も見えなければ何も聞こえない。静寂だけが支配する。

「──あれは……?」
ふと、主人公はその闇の中に「何か」があることに気付く。

それは、炎だった。
漆黒に染まった炎。
夜よりも濃い一面の暗闇よりも、なお深く黒い炎。
その”炎”を見た瞬間、主人公はひどく恐ろしい心地になる。

──こわがることはないわ。
そんな主人公を見透かすように、闇の中に声が響く。
「誰……!?」
狼狽する主人公。冷や汗が背を伝って落ちる。
声は語りかけ続ける。

こわがることはないわ
この闇に身をゆだねてしまいなさい
さあ、あなたも わたしとひとつに──

黒き炎が、一層その強さを増して燃え盛る。
主人公はその黒に魅入られ、動くことができない。
逃げなくてはいけないと思いながら、指一本も動かすことができない。
視線は黒き炎に囚われたまま。
なにかが、主人公の心を侵蝕するように黒く伸びてくる。
そんなとき──

暗闇の中に、白い光が生まれる。
はっとして我に返る主人公。
目の前には一振りの剣。その剣が白き光を放っていることに気付く。

……おのれ
おのれ、おのれ、おのれ。
またしても──またしても、わたしの邪魔をするか……!

憎々しげな声とともに、黒き炎が形を変える。
人の姿を成した黒き炎は、闇の中に自分と同じような影を幾つも創り出し、主人公に襲い掛かってくる。

System: 主人公は 白き剣 を手に入れた。

主人公一人で敵と戦う特殊なイベントマップ。
障害物のない狭いマップの中に敵が複数。
味方ユニットが主人公一人のため、防陣や攻陣も組めない。
しかし、手に持った白い剣は黒き炎の眷属に対して特効を有している+毎ターンHP回復効果がある。
そのため複数の敵に一度に攻撃される状況を作らなければ、切り抜けるのは簡単だろう。
ボスは不動ユニット。撃破するとシナリオクリアとなる。

最後の黒き炎を斬り伏せた瞬間、視界が白に覆われる。
「あれは……一体なんだったの……?」
「あれは、黒き炎」
主人公の声に応えるように、脳裏に声が響き渡る。
その声には聴き覚えがあった、そう、あの日の夢で聞いた声だ──

「あなたは……」
「わたしは、”炎の紋章”。かつて黒く染まりし始源の炎を封じ込めた、白き希望の炎──」

声は、語る。
黒き炎と呼ばれるものが、この大陸のどこかに存在すること。
その黒き炎が、人々の心を狂わせ、争いを起こしていると。
そして、自分──”炎の紋章”は、それを止めるために存在していると。

「黒き炎に覆われ、世界は亡びようとしています。
 けれど、あなたたちなら、それを晴らすことができるとわたしは信じます。
 だから、どうか。」

世界に、光を。
いつか聞いたその言葉とともに、主人公の意識はふたたび、閉ざされていく。



第五章 そして、運命へ


──一方その頃、暁の国の王城では。

「ユキナさん! 殿下の様子は……」
「怪我は直ぐに治療したのですが、目を覚まさないのです。なんだか、うなされているみたいで……」
伏兵をやり過ごし城内へと避難したものの、主人公が目覚めない。
主人公の世話役であるユキナが回復の杖で回復を施しており、傷はふさがっているにも関わらずだ。
こうしている間にも敵はどんどんと包囲を狭めてきている──しかしこのままでは動くことはままならない。

「まずいですね。敵が包囲を狭めてきています」
「国王陛下が国境での戦いに出られている以上、我らで守るしかあるまい」
そう、主人公の父である、暁の国の王──アドニスは、攻め入る宵闇の帝国勢力の大本を断つため、精鋭騎士団を連れて国境での戦いに赴いている。
今この城を守るのは城の守備隊と、主人公の近衛たちしかいない。
しかし守備隊も正門を押し切られないよう守るのが手一杯で、とても裏門から潜入してくる敵までは手が回っていない状況だ。

「陛下の帰りと、殿下の目覚めまで──この王城を守り切る。覚悟はよいか、カノン、パメラ」
「もちろんです!」
「返り討ちにしてやりましょうそうしましょう」

玉座を守りきり、敵を押し返すマップ。城内にはおなじみ宝箱が置いてある。
また、ユキナの参入により杖および暗器による状態異常付与について説明が入る。

3ターン目で主人公が目覚め、味方増援として参入。

「みんな!」
「殿下! 意識が戻られたのですね!」
「ええ、心配をかけてごめんなさい──ここからはあたしも共に戦うわ!」

敵の増援が3ターン目から7ターン目まで毎度出現。
また、ボス付近の敵+ボスも9ターン目からは動いてくる。
ボス撃破or10ターン経過(11ターン目味方フェイズに到達)でシナリオクリア。

「敵の軍勢が引き揚げていく……」
「恐らくは陛下が、国境での戦いを制したのじゃろう」
残敵も守備隊が掃討するだろうし、当面の危機は去っただろう。
続くロザリンドの言葉に安堵の息を吐く主人公。
もちろん、これで侵略が終わりということはないだろうけれど……。

その夜、独りバルコニーで夜空を眺める主人公に、ロザリンドが声を掛ける。
「病み上がりの身に夜風は堪えるじゃろう」
苦笑するロザリンドへと、主人公は向き直る。

「ロザリンド。あたし、夢を見たの」
「先日もそんな話をしておったのう」
どんな夢だったのじゃ──訊ねるロザリンドの神妙な表情に、主人公も表情を引き締める。
「この大陸は、黒い炎に覆われている。その炎が、大陸に争いを引き起こしているって」
そう、夢の中で聞いたと。
語れば、ロザリンドは神妙な顔のまま、小さく頷く。

「そうじゃ。黒き炎は太古の昔より存在する、我らの敵なるもの」
荒唐無稽な、と笑われるでもなく静かに肯定が返り、主人公は目を瞬かせる。
「かつて人と竜との戦いのおり、竜たちの心を狂わせた、穢れを纏いし炎じゃよ」
そして続けられた言葉には、更に驚きの色を濃くした。

「そう、かつて竜たちは黒き炎に侵され、大陸全土に争いを巻き起こした。
 人々はそれに抗ったが、竜たちの力は圧倒的じゃった。
 絶望しかけた人々を救ったのは、黒き炎の侵蝕を免れた少数の竜族じゃ」

「彼らは五つの神器とそれを束ねる”炎の紋章”を人間に託した。
 人間はその神器と、”炎の紋章”──希望の炎と呼ばれた剣を手に、黒き炎を封じ込め、永き戦いを制したのじゃよ」
「神器? ”炎の紋章”? ……それじゃあ、もしかしてこの剣は」
夢の中で手にした剣が、主人公の手の中にはあった。
淡く白い光を放つ、金色の剣。それを見て、ロザリンドは深く頷く。

「そう、おぬしの手にするその剣こそ、”ファイアーエムブレム”。
 おぬしはその剣に五つの神器の力を束ね、黒き炎を鎮めなければならぬ」



第六章 旅立ち


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to be continued...