さて 今日は…
「ふういんのヨゲン書」の
お話を しましょう
「ヨゲン書」とはこれからおきる
みらいの できごとが しるされた
ふしぎな 本のことです
「みらいを しりたい」と たくさんの
ひとびとが それを ほしがりました
しかし この本を 手にして
シアワセになった人は
１人も いませんでした…
なぜなら そこに 書かれていたのは
人が けっして しってはいけない
おそろしい ヒミツだったからです
いつしか その本は
「黒のヨゲン書」と よばれるようになり
れきしのカゲに ふういんされました
これは その「黒のヨゲン書」の
さいごの もちぬしに まつわる
「愛」の ものがたりです
ピーチ「う… ううん…
ワタシ どうしたのかしら…
それに ここは…？」
ノワール伯爵「ワルワルワ～～～ル
お目ざめでワルか 姫」
ピーチ「え…？」
「クッパさま～っ！！」
ピーチ「ど… どういうことなの これは！？」
ナスタシア「伯爵さま
じゅんびが かんりょういたしました」
ノワール伯爵「うむ…
では はじめるでワ～ル
クッパよ…
たけだけしく おそろしき 魔王よ…
なんじは ピーチ姫を 「ツマ」とし
おのれの 愛 すべてを
ささぐことを ちかうでワ～ルか？」
クッパ「ガッハッハ！
ピーチ姫と ケッコンできるなら
ちかってやっても よいぞ！」
ノワール伯爵「ピーチ…
きよらかで うつくしき 姫よ…
なんじは クッパを 「おっと」とし
おのれの 愛 すべてを
ささぐことを ちかうでワ～ルか？」
ピーチ「ねぇ まって！
どういうことなのか せつめいして！」
ノワール伯爵「ワルワルワル～
見てわからぬか？
オマエたちの ケッコンしきでワ～ル！」
ピーチ「どうして…
どうして ワタシが クッパと
ケッコンしなくちゃ いけないのっ！？」
クッパ「ガッハッハ！
ワガハイは ぜんぜん かまわんぞ！
こまかいことは よくわからぬが
せっかく この ノワール伯爵とやらが
ケッコンしきを ひらいてくれたのだ
これを きっかけに おたがい
愛し合うなかに なろうではないか！」
ピーチ「イヤよ！！
しらない間に こんな ふくまで きせて…
はやく ワタシを 元のお城に
かえして…」
ナスタシア「伯爵さまの前で みっともないですわ…
さあ ピーチ姫
伯爵さまに こたえるのです
「クッパを おっととし
おのれの 愛 すべてを
ささぐことを ちかう」…と」
ピーチ「うう…
イ…ヤ……」
ナスタシア「あら… がんばりますわね
でも ワタクシの チョーサイミンジュツに
さからえる人は いません
「チカイマス」
はやく そう いいなさい！」
ピーチ「う… うう…
…チカ…イ…マス…」
クッパ「な なんなのだ！？」
ルイージ「？？？
どうして ボクは こんなところに…？
あれ？
あそこに いるのは ピーチ姫？？？
それに アイツは･･･！」
ノワール伯爵「ワルワルワルワルワル～～～
まさしく 「黒のヨゲン書」に
書かれていた通りでワ～ル！
ついに 生まれた…
「コントンのラブパワー」！！！」
ナスタシア「おめでとうございます 伯爵さま！」
ルイージ「まて～～～っ！」
ノワール伯爵「なんだ オマエは･･･？」
ルイージ「あくとうなんかに 名のる名は ない！
オマエなんか このルイージが
せいばいしてやる！！
行くぞっ！」
ナスタシア「おやめなさい！
いま ここで あばれると･･･」
ルイージ「ピーチ姫
助けにきまし…
…ん？」
ナスタシア「ご無事ですか 伯爵さま？」
ノワール伯爵「バカなヤツめ･･･
いらぬことを するから
ふきとんでしまいおったでワ～ル！
まあ よい
この「コントンのラブパワー」さえ 無事なら
れんちゅうは もう 用ずみでワ～ル」
ナスタシア「伯爵さま･･･
それでは 黒のヨゲンを
新たなページへと おすすめください」
ノワール伯爵「クチを ひらけ 暗黒よ！
そして すべてを のみこみ
ヨゲン通り けがれた世界を ほろぼせ！
ワルワルワル～っ！」
最終更新：2009年03月21日 19:39
