‐ステージ1‐
あの日…
あの部屋の中は あたたかくて
おだやかな やすらぎに みちていた
「う うう…」
「目が さめた…?」
「ここは… どこだ?
まさか 人間のやしき… ううう!」
「動いちゃダメよ
あなた ガケの下に たおれていたのよ
きっと 足を ふみはずしたのね」
「オマエ 人間だな?
ボクが おそろしくないのか?
ボクは ヤミの一族の…」
「なにいってるの…
ケガを している人を
ほおっては おけないでしょ?」
それが わたしたちが はじめて 出会った日…
そして…
すべての ひげきが はじまった日だった
‐ステージ2‐
「おそかったわね… なにかあったの?」
「とうさんに 見つかってね…
城を ぬけだすのに 時間が かかったんだ」
「…来てくれないのかと おもって
少し しんぱいしちゃった」
「キミは かわってるな…
ボクのような ヤミの一族と 会うのが
こわくないのか?」
「ヤミも 人間も かんけいないわ…
わたしは あなたに 会いたかったの
それが… いけないことなの?」
「いいや いけなくなんかない…
ボクも キミに 会いたかった…」
「ルミエール…
となりに すわってもいい?」
「もちろんさ エマ
このまえの話の つづきを しよう
キミのことが もっと しりたいんだ…」
最終更新:2009年03月21日 10:06