「コリオリの力」(2006/04/05 (水) 22:53:25) の最新版変更点
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<p><b>コリオリの力</b>(<b>コリオリのちから</b>、<b>Force de
Coriolis</b>)は、<a class="new" title="回転座標系" href=
"http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%9B%9E%E8%BB%A2%E5%BA%A7%E6%A8%99%E7%B3%BB&action=edit">回転座標系</a>上で移動した際に移動方向と垂直な方向に移動速度に比例した大きさで受ける<a title="慣性力"
href=
"http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%85%A3%E6%80%A7%E5%8A%9B">慣性力</a>の一種。<b>コリオリ力</b>、<b>転向力</b>(てんこうりょく)ともいう。<a title="1835年"
href=
"http://ja.wikipedia.org/wiki/1835%E5%B9%B4">1835年</a>にフランスの科学者<a title="ガスパール=ギュスターヴ・コリオリ"
href=
"http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%AB%EF%BC%9D%E3%82%AE%E3%83%A5%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%AA">ガスパール=ギュスターヴ・コリオリ</a>が導いた。回転座標系における慣性力には、他に、回転の中心から外に向かって働く<a title="遠心力"
href=
"http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%A0%E5%BF%83%E5%8A%9B">遠心力</a>がある。</p>
<p>
地球は自転しているため、北極点上空から見ると反時計回り、南極点上空から見ると時計回りに回っている。そのため、北半球では右向き、南半球では左向きのコリオリの力が働く。地球が(ほぼ)球体のため、その大きさは緯度によって異なる。そのため、<a title="大砲"
href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E7%A0%B2">大砲</a>や<a title=
"ロケット" href=
"http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88">ロケット</a>などの弾道計算にはコリオリの力による補正が必要である。</p>
<p><a title="台風" href=
"http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B0%E9%A2%A8">台風</a>が北半球で反時計回りの渦を巻くのは、風が中心に向かって進む際にコリオリの力を受けるためである。また、大気だけでなく、海流の運動もコリオリの力の影響を受けている。</p>
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