インドのラジャスターン州ウダイブル郡チトールにある「勝利の塔」に生息する。「勝利の塔」は屋上の露台まで通じる螺旋状の階段があり、この露台に辿り着いたものは涅槃に達するという。 ア・バオ・ア・クゥーはこの塔の階段に生息し、「勝利の塔」に登ろうとする人間がいると目を覚まし、その体を青く光らせ半透明に近い皮膚を動かして、階段を登り始めた人間の踵にくっつき、螺旋階段の外側を共に登り始めるという。その人間が一段登るごとにア・バオ・ア・クゥーはその体色を強くし、輝きを増し、その姿を完全なものとしていく。 もしその人間が途中で降りてくるようなことがあれば、その体は不完全なものとなり、体色と輝きは色あせ、絹のすれる音のような小さな悲鳴を上げて最初の段に転がり伏すという。 ア・バオ・ア・クゥーは体全体でものを見ることが出来、触れると桃の皮の様だとも言われている。今迄でア・バオ・ア・クゥーがテラスに達したのは一度だけと言われている。
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