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「え~と、みなみちゃんも一緒に行く?」
今度の休みにゆたかちゃんをネズミの王国に誘った。その時に岩崎さんが来たので一緒にと誘ってみた。
「えっ・・・私は」
「おぉ、じゃあみんなで行こうよ」
岩崎さんが遠慮しそうな様子のとこにこなたさんが割り込んで来た。
「いやー、ここはゆーちゃんの保護者としては心配じゃん」
「心配って、変なことなんて何もしないよ」
「どうかな?キスを妄想するだけど夜も寝れなかったのは誰かなぁ」
岩崎さんがこのやり取りをハラハラした様子で見ている。
「ゆーちゃんもみんなで行くの楽しいよねー?」
「そうだね、お姉ちゃん」
ゆたかちゃんの無邪気な笑顔が見えた。
そしてこなたさんが小声で話しかけてくる。
「残念がるな少年、思い出づくりだよ」

結局こなたさん、かがみさん、つかささん、みゆきさん、ゆたかちゃん、岩崎さん、田村さん、パトリシアさん達と行くことになった。
その中に男が1人で傍から見ればハーレムで羨ましがられるのだろうが・・・
肝心のゆたかちゃんとは離れていってしまう。

何故か並び順のせいなのか、さっきからこなたさんとばかりペアになってしまう。

・・・ていうか他の人はどこ行った!?
「えっと、はぐれた?」
こなたさんに問い掛ける。 「う~ん、定番のイベントじゃん、みんなと遊びに来たけど、はぐれて幼馴染みと2人きりになるのって」
こなたさんが突拍子もなく、そんなことを言う
「幼馴染みって、攻略作戦は失敗だったじゃん」
「いやいや真のエンディングはこれからだよ」
本気なのだろうか、やけに真に迫ったように思える。
「なんであの時キスしてくれなかったの?」
「こなたさん急にどうしたの?」
「ゆーちゃんじゃなきゃダメなの?私・・・本当に君のこと・・・」
「待ってこなたさん、気持ちは嬉しいよ、けど、けどこなたさんのことは友達として・・・」
俺がさらに言葉を続けようとした時こなたさんが遮るように
「ん~合格」
「えっ」
「ゆーちゃんへの愛を試したのだよ」
「あの・・・」
俺が呆気にとられていると
「姉としては心配なのだよ、ゆーちゃんに悪い虫がつかないか、けどゆーちゃんが見込んだだけあって安心だよ~」
「さ、左様ですか・・・」
「んじゃ、私はかがみ達のとこ行ってくるね」

「なんか、どっと疲れたな・・・」
こなたさんが去ったあと近くにあったベンチに座って休むことにした。


「先輩やっと見つけましたよ~」
ゆたかちゃんが手を振り近付いてきた。そして俺の横に座り、顔を覗きこんで
「先輩疲れてません?」
「ちょっとね・・・こなたさん容赦ないんだもん」
そんな表情でわかるくらいだったのか、
そう思ってると
「えへへ、じゃあ休んでください」
ゆたかちゃんが自分の膝をぽんぽんと叩いてる。
そのまま膝枕をしてもらった。
「一度してみたかったんですよ」
照れくさそうに聞こえた。
けど次に言った言葉どこか不安気だった。
「あの、心配だったんです。お姉ちゃんとばかり一緒でしたし、いつのまにか姿も見えなくなってて・・・私こんななりだから、やっぱり私じゃダメなのかなって」
不安気だった理由がわかった。
「こなたさんには、あとで注意しとかないとな、ゆたかちゃんにこんな心配かけさせて」
ゆたかちゃんがキョトンとした顔をした。
少し間をおいて
「大好きだよ、ゆたかちゃん」
ゆたかちゃんの表情がみるみる明るくなっていく


そんな2人を影から見つめる者がいた。
「ゆーちゃんたち、いい雰囲気だねぇ」
「あの・・・覗きはいけないことでは」
「覗きじゃないよー、若い2人を見守ってるだけだってば」
みなみがツッコむにツッコめない様子でいると
「みなみちゃんだって気になるじゃん」
「・・・はい」