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「やっほーかがみ、あれ、起きていいの?」
 こなたが私に話しかける。私はうん、昼間、眠ってたからさと答える。
「ちぇえ、またかがみの寝言を堪能しようと思ったのになあ。 ねえ誠君?」
 誠君もいた。私の大好きな…
「宿題がどうのとかいったら、殴るからな」
「はいはいわかってますよ。私だって賞味期限の切れたネタはつかわないよ」
「かがみさん、大丈夫。俺、すごく心配したよ」
「ありがとう、誠君。でも、つかさが看病してくれたから」
「そのわりには寝てるみたいだけど?」
 こなたが私のべっどに寄りかかって寝ているつかさを見て、話しかける。
「そ、それだけ、私のために看病してくれたってことよ。つかさの悪口いったら、許さないんだからね!」
「んー、今日のかがみんはなんか怖いなあ」
「あ、ごめんこなた。わざわざお見舞いにきてもらったのに」
「いーよー別に。それはそれでツンデレで萌えるし♪――てゆーかつかさも風邪じゃなかったの?」
 ぎくっ、と私は狼狽する。まあ、いまさら隠すことでもないし、親友に嘘をいってもしかたない。
「あれ、仮病よ。つかさのやつ、馬鹿だからさ――私の看病するって聞かなくて」
 そういう私は、こなたに指摘されないでも赤くなっていると思う。熱で赤いのか、それとも恥ずかしくて真っ赤なのか…。
「それにしてもかがみさんとつかささんが元気そうで安心しました。これ、お見舞いと今日のノートのコピーです。お二人の分ですが、かがみさんに渡しておきますね」
 みゆきはそういって、紙とお花を手渡した。
「かがみさんのノートは、峰岸さんからお借りしました」
「うん、みゆき、ありがと」
「それにしても残念だね誠君。せっかくかがみを看病するチャンスだったのに」
「まあ、確かにそうだけど…つかささんが看病してくれたなら、それにこしたことはないよ」
「ほう…恋人が看病するのはデフォなんだけどなあ…ギャルげー的に考えて」
「そりゃあ、俺も心配だったけど、大切な人の大切な人なんだから、俺としてはそれもありかなって。かがみさんが幸せなのが、俺の幸せなんだから」
「ば、ばか、誠君…変なこと、言わないでよ――そりゃあ、そんなこと言われたら、私だって嬉しいけど」
「誠君は素直ヒートかあ。でもまあ、そのほうがツンデレとは相性いいかもね」
 また、わけわからないことを…こなたは、ぐっと指を立ててポーズをとる。
「こなたさん、そういうものなの?」
「まあ私の独断だけどね。ツンデレがデレるためには恥ずかしい台詞が必要なのだよ。まさに適任って感じ?」
「よくわからないけど、まあ、かがみさんとお似合いなら、嬉しいな」
 ば、馬鹿…!
「そうそう、そんな感じ♪ 素直ヒートの醍醐味だね~。こっちまで恥ずかしくなるよ」
 誠君は、終始私の心配をしてくれていた。
 ありがとう、誠君。私も、大好きだからね。
 でもごめん。今日だけは――。