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「改めて…仲いいよね、ふたりってさ」
 みさと付き合い出してから、こなたさんたちと同じくらいに、峰岸さんとも話す機会が増えた。
 たまに彼女だけと話すことがあって、そーいうときは、話題は必然的にみさのことになる。

 言葉の端々に、みさのことを凄く想ってるのが伝わってきて、ちょっとだけだけど、嫉妬することもあったりして。

「んー、幼なじみだしな。お互いのことは、多分本人より詳しいと思うぜ」
「そうね。良い所も…悪い所も」
 なるほど。
「なんていうか…姉妹みたいだね」
 言うまでも無く、峰岸さんの方がお姉さんで。

「あれ、言ってなかったっけ?」
 と、みさ。
「何が?」
「この春から、あやのはホントに義姉ちゃんになるんだぜ」

 ・
 ・
 ・

「……うっそ、マジで!?」


   かぞくに☆なろうよ


「み、みさちゃんっ……」
 みさの爆弾発言に峰岸さんが真っ赤になる。
「って、どーゆー意味?」
 それが事実ならスゴイことなんだが、いまいち合点がいかない。
「あやのの彼氏、私の兄貴なんだよ」
 …なるほど、納得。
「いや、納得されても困るんだけど」

 …あれ?

「ってことは、卒業したら結婚するの? マジで?」
 峰岸さんが真っ赤になったまま俯いて…「うん」と小さく頷いた。
「うわ、そりゃおめでとうだ! お祝い考えないとなぁ」
「そ、そんなに気を遣わなくてもいいわよ…」
 しきりに照れる峰岸さん。ここ最近はどっちかというとからかわれる側に回ることが多かったから、ちょっとだけ気分が良い。
「いやいや。だって相手はみさのお兄さんなんだろ? 俺も挨拶に行かなきゃだよ」
「なんでだ?」
 って、そこでキミがそれを聞くかな、みさ…
「いずれは、俺の義兄さんになるわけだし…さ」

  ……ぼっ

 今度はみさが真っ赤になった。
「あ、そーなると峰岸さんも義姉さんになるのか。すごいな、友達が家族になるって」
「お、おおお…おまえなーっ。 そーゆー恥ずかしいことさらっとゆーなよ!!!」
 ちょ、こらこら首しめるな。
「みさはイヤなの? 俺と家族になるの」
「!? …そ、そんなこと言ってねーだろ?」
「じゃ、いいじゃん」
 まぁ、いつになるかは…まだわかんないけど。何せ俺、まだ学生だし。
「いつか、一生幸せに出来るように…ね」
「う…うん」
 頬を染めたまま、みさが笑顔で頷いてくれた。




「…ふふ、ごちそうさま」
 峰岸さんが、くすっと笑った。