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きょうちゃんの、お姉ちゃん3」(2008/04/11 (金) 00:18:38) の最新版変更点

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<p><font style="background-color:#eeeeff;">「やっほーかがみ、あれ、起きていいの?」<br />  こなたが私に話しかける。私はうん、昼間、眠ってたからさと答える。<br /> 「ちぇえ、またかがみの寝言を堪能しようと思ったのになあ。 ねえ誠君?」<br />  誠君もいた。私の大好きな…<br /> 「宿題がどうのとかいったら、殴るからな」<br /> 「はいはいわかってますよ。私だって賞味期限の切れたネタはつかわないよ」<br /> 「かがみさん、大丈夫。俺、すごく心配したよ」<br /> 「ありがとう、誠君。でも、つかさが看病してくれたから」<br /> 「そのわりには寝てるみたいだけど?」<br />  こなたが私のべっどに寄りかかって寝ているつかさを見て、話しかける。<br /> 「そ、それだけ、私のために看病してくれたってことよ。つかさの悪口いったら、許さないんだからね!」<br /> 「んー、今日のかがみんはなんか怖いなあ」<br /> 「あ、ごめんこなた。わざわざお見舞いにきてもらったのに」<br /> 「いーよー別に。それはそれでツンデレで萌えるし♪――てゆーかつかさも風邪じゃなかったの?」<br />  ぎくっ、と私は狼狽する。まあ、いまさら隠すことでもないし、親友に嘘をいってもしかたない。<br /> 「あれ、仮病よ。つかさのやつ、馬鹿だからさ――私の看病するって聞かなくて」<br />  そういう私は、こなたに指摘されないでも赤くなっていると思う。熱で赤いのか、それとも恥ずかしくて真っ赤なのか…。<br /> 「それにしてもかがみさんとつかささんが元気そうで安心しました。これ、お見舞いと今日のノートのコピーです。お二人の分ですが、かがみさんに渡しておきますね」<br />  みゆきはそういって、紙とお花を手渡した。<br /> 「かがみさんのノートは、峰岸さんからお借りしました」<br /> 「うん、みゆき、ありがと」<br /> 「それにしても残念だね誠君。せっかくかがみを看病するチャンスだったのに」<br /> 「まあ、確かにそうだけど…つかささんが看病してくれたなら、それにこしたことはないよ」<br /> 「ほう…恋人が看病するのはデフォなんだけどなあ…ギャルげー的に考えて」<br /> 「そりゃあ、俺も心配だったけど、大切な人の大切な人なんだから、俺としてはそれもありかなって。かがみさんが幸せなのが、俺の幸せなんだから」<br /> 「ば、ばか、誠君…変なこと、言わないでよ――そりゃあ、そんなこと言われたら、私だって嬉しいけど」<br /> 「誠君は素直ヒートかあ。でもまあ、そのほうがツンデレとは相性いいかもね」<br />  また、わけわからないことを…こなたは、ぐっと指を立ててポーズをとる。<br /> 「こなたさん、そういうものなの?」<br /> 「まあ私の独断だけどね。ツンデレがデレるためには恥ずかしい台詞が必要なのだよ。まさに適任って感じ?」<br /> 「よくわからないけど、まあ、かがみさんとお似合いなら、嬉しいな」<br />  ば、馬鹿…!<br /> 「そうそう、そんな感じ♪ 素直ヒートの醍醐味だね~。こっちまで恥ずかしくなるよ」<br />  誠君は、終始私の心配をしてくれていた。<br />  ありがとう、誠君。私も、大好きだからね。<br />  でもごめん。今日だけは――。</font></p> <p>・<br /> ・<br /> ・</p>

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