※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

夢から出てきた二人はベットから降りて、部屋の隅の椅子に腰掛けていた。


蒼「・・・誰だったんだろう、あの人・・・」
翠「しらねえですよ!こっちが聞きてぇです!」
蒼「・・・聞いちゃおうか、直接ジュン君に。」
翠「うーん・・・其れもそうですね・・・」


そして待つ事15分、良い加減飽きてきた頃、ジュンが目を覚ました。


J「ふぁーぁ・・・(ゴキキゴキ!!コキコキ・・・)」
双子(随分凄い起き方・・・)(ですね・・・)
J「・・・何か用か?」
蒼「ふぁ!?あ・・・ああ、今日ジュン君の夢に入ったんだけど・・・」
J「あいつ等か?」
翠「知ってるんですか!?」
J「知ってるも何も、アレは俺の人格だ。」
双子「ハァ?」


ジュンはこう説明をした。
戦争に行った人間は、大抵精神障害を起こすが、其れが俺の場合多重人格化だと・・・


J「判ったな?だからあれは、俺であり俺で無い。」
蒼「そう言う意味だったんだ・・・」
翠「所で、あの木の下の人間は何なんですか?」
J「所が、俺も誰が誰だかいまいち把握し切れない、すまんな。」
蒼「そうなんだ・・・」
J「腹減ったなぁ・・・んじゃ、飯食ってくる。」
翠「あっ!ま・・・待て!」


しかし、翠星石が言う前に、とっとと行ってしまった。


翠「仕様が無いですね・・・私達も食べに行きますか・・・」
蒼「うん、そうだね。」


誰も居ない以上、この部屋で何かする訳にもいかない為、食堂に向かった双子。
色々な事を雑談しながら進んでいると、あっと言う間に付いた意外と近かった。


翠「それにしても、少し眠いですね・・・」
蒼「そりゃ、昨日から寝てなかったから・・・」
翠「此処は今なら人がいないですし、寝てしまいますか・・・」


普段なら、止める蒼星石だが。
人も何故かないし、何より眠いので、寝る事にした。
何時間寝ただろうか、隣で何かを食べる音がする・・・
やけに五月蝿い、何かを凄い勢いで食している音だ。
2人は起きて、見てみると・・・


J(ガツガツ、ムシャムシャ、バリゴリ!!)


ジュンその人だった。
双子は大分寝たお陰か、疲れと眠気は取れていた。


翠「チビ人間!、少しは静かに出来ないんですか!?」
蒼「・・・姉さん・・・」
J「ん?2人とも起きたのか、お早う。」


何事も無いようにそう言うと、ジュンはラーメンとカニを掻っ込んでいた。


翠「だからお前(グゥーギュルルルル・・・)は・・・飯をよこすです・・・」
蒼「ははは・・・僕もお願いできるかな?」
J「あいよちょっとお待ち。」


そう言うと、ジュンは飯を作りに奥の部屋に行った。
肉の焼ける良い匂いや、醤油の香しい匂いがして来る。


J「はい!お待ちどうさん!」
翠「うわぁ・・・」
蒼「・・・凄い・・・」


二人が驚くのも無理は無い。
北京ダックの手羽焼きや、金貨豚の豚骨ラーメン、タラバガニをゆでた海藻サラダ・・・取り合えず物凄い量と豪華さだった。


翠「さっさと頂くですぅ!」
蒼「うん、そうだね、いただきます。」


そう言うと、2人は少し興奮気味に御飯を食べ始めた。


翠「こ・・・コレは!豚の最高潮の金貨豚の肉を何時間も煮て、其れでいて変な風になっていない・・・肉が口の中で蕩けるですぅ!」
蒼「うん、凄い!美味しいや!」
J「・・・今日は、配達やに食材を頼んだからなぁ・・・取り合えず、美味しいって言って貰えれば、料理人としては感謝の極みってか。」
翠「・・・ハッ!コレはチビ人間が作った料理なのに、何でこんなに美味しいんですか!?」
J「だって、俺一応三ツ星料理人やし~」


何もんだよおめぇは!?と言う突っ込みをする暇も無く、2人は幸せそうに御飯を食べていると、後ろから匂いに誘われた人が出てきた。


銀「コレは・・・金貨豚!?」
真「良い香りね・・・」
金「今日の朝ご飯は何かしら?。」
雛「あー!美味しそうなのー!」
薔「翠星石と蒼星石ずるい・・・」
雪「今日は手塩に掛けましたね?ジュンさん。」


ぞろぞろ出てきて、あっと言う間に食堂に全員が集まり、料理を食べ始めた。
結局、料理はあっと言う間に、無くなり皆がおかわりを頼み、ジュンがまた作ることになった。


暫くして食事も終わり、皆は戦闘体制を何時も保持しておく事になった。
そして、出てきた命令は見敵即殺(サーチ&デストロイ)あわよくば、敵から情報を頂いて拘束し、本部に送ると言う事だった。


J「良いか皆、コレは命にかかわる事だよく聞け、不利なら逃げろ、それだけだ。」


そう言うと、2つのグループに分けた。
一つは、此処に残り敵から此処を守る役割。
一つは情報を集める役割。
そして各自行動を始めた。


チームA
真紅:名前:ホーリエ、人型、威力AからDランク、範囲:10~15メートル、能力:考えた銃弾が出てくる。
雛苺:名前:ベリーベル、人型か蔦型、威力:BとD、範囲:人型5メートル、蔦100メートル、能力:弾力性の高い蔦を出す、編むと人型になる。
翠星石:名前:スイドリーム、如雨露型、威力A、範囲2~30メートル、能力、水を垂らしたところから木を生やし、敵を刺す、傷に水を掛けると、回復する。
金糸雀:名前:ピチカート、バイオリン型、威力A~D、範囲:50メートル、能力:的確な音波攻撃、遠ければ威力は下がる。
雪華綺晶:名前:エンジェルズ、人型、威力B、範囲100kメートル、能力:テレポート。
笹塚:名前:ブラックシリンダー、人型、威力A、範囲25メートル、能力:物質を他の物質の変える。
ソリッド・スネーク:UNKNOUN


チームB
水銀燈:名前:メイメイ、装備型、威力:B、範囲:約20メートル、能力:機動力の高い飛行が出来、羽を飛ばしたり、羽で切ったりすることが出来る。
蒼星石:名前:レンピカ、鋏型、威力:A、範囲:1~2メートル、能力:体のすべての戦闘に関係する器官の能力上昇。
薔薇水晶:名前:デスサイズ、人型、威力S、範囲10メートル、能力:どんな敵も、一撃で真っ二つにする攻撃力。
桜田ジュン:名前:トリックスター、人型、威力B、範囲35メートル、能力:一時間以内の時間をいじる。
アーカード:UNKNOUN


そして、各自行動を開始した。
残る組みは、家で寝るなり運動するなり、各自好きな事をしているし、大体あそこがすぐ見つかるとは思えない。
そして、今日の外組み。


J「まぁ・・・何か有ったら其れは其れで、嫌なんだが・・・」
ア「ククク・・・実に楽しみだ・・・」
薔「わーい、アッガイだ!」
銀「ばらしぃーちゃん!静かに!」
蒼「はぁ・・・大丈夫なのか・・・?」


心配と興奮を含めたチーム編成で、街を歩き始めた。
今の所、特に問題は・・・大いに有った、街にぽつぽつキマイラが出現し始めていて、人通りが大通りなのに皆無なのだ。
如何して今まで皆が皆、誰一人として気が付かなかったのか・・・
・・・いや違う、恐らくここら辺一体の情報網が、一切合財遮断されていたのだ。
そして、皆はここら辺から居なくなり、誰も居ないのかと思って、皆ここら辺に来るのを嫌がり。
情報網をここら辺一体全て、遮断でもしたのであろう。
ちょうどあそこから、色々なキマイラがこっちに向かっていた。


J「(ヒョォオ・・・)AMEN!AMEN!AMEN!AHAAAAAAAAMEN!」(パン、パン,パン、パン!!)
蒼「いやあぁぁ!!」(スパン!スパスパン!)
薔「・・・てぇい!」(ドゴオォン!)
銀「そぉれ!」(ヒュヒュヒュ・・・サクサクサク・・・)
ア「チッ・・・雑魚が・・・」(ドゴオン!!ドゴオン!!)


ジュンは銃で的確に眉間を打ち抜き、ゴリラのようなごつい狗を撃ち倒し。
蒼星石は鋏を最大限に活用して、半獣を切り裂き。
薔薇水晶は一気に、幾つもの半獣を纏めて切り裂いて。
水銀燈は鮮やかに、空から援護射撃の羽を撃ちち。
アーカードは、マグナムを軽々と乱射していた。
そして、進んでいくうちに、ここら辺に一体、謎の物体が浮いているのに気が付いた。
それは、鉄なのか良く分からない、血のような黒で出来ていた。
そして、其れは球体の様な棒人間として、地上に降りてきた。


薔「ガンダム?」
蒼「何だろうアレは・・・」
銀「趣味悪いわぁ・・・」
J「・・・気をつけろ。」
ア「前菜は食い飽きた・・・さぁ・・・出て来い。」(・・・ガチャン・・・カラン、カラン。)


アーカードが銃をリロードすると、其れは首をもたげた。


鉄「・・・?敵・・・排除・・・コード90678・・・」
薔・銀・蒼「!?」
ア「任せたぞ・・・」
J「判った。」


それだけ言うと其れは手を尖らせ、ジュンに切りかかってきた、ジュンは冷静にナイフで弾こうとするが。
ナイフは呆気なく、ボキッと音を立てて折れてしまった。
しかも、この状況ではジュンと謎の鉄が近すぎて、誰もジュンを手伝う事が出来ない。


J「ゲッ!?何何だ?こいつは・・・まさか此処で之を使うとは・・・!」
鉄「・・・ジー・・・ギーギー・・・」


ジュンは特製ナイフを取り出し、対応を図る。
このナイフは鉄ではなく特製の糸で出来ており、引っ張る事により、鋼や鉄の数倍の硬度を得る事が出来る。
ガキィン!!響くような音を立てて、ナイフと鉄がぶつかり合う。


J「チッ!STOP THE WORLD!」


時が止まり静寂が訪れる、今のうちに4ミクロンで約250㎏の耐性を持つ糸で、謎の鉄を縛る。
しかし幾ら糸が強くとも、人の肉は切れてもこの鉄は切れないようだ。


J「・・・そして、時は流れる!」
鉄「ガーガーガー・・・コード2CVA16・・・」
蒼「!?何時の間に縛って」
薔「ジュン・・・強い・・・」
銀「凄いわねぇ・・・」
ア「逃げるのか?」
J「今の俺じゃあ、無理だ・・・少し任せた。」
ア「了解(ヤー)」


そう言うと、アーカードはジャッカルで鉄を撃ちながら、間合いを詰める。
鉄は手を剣に変えると糸を切り、アーカードに切りかかる、其れをアーカードは銃で受け止める。


ア「おい!中佐!用意は良いか?」
J「ヤー・・・」
蒼「あれ?様子が・・・変・・・?」


その瞬間、アーカードは鉄から離れ、ジュンは両手ナイフで構える。
鉄は剣にしたままジュンに切りかかるが、ジュンは完全に見切って剣を避けて、ナイフで鉄の身体を徐々に削ぎ始めた。


銀「変だわぁ・・・さっきまでとは違う・・・?」
蒼「コレは・・・多重人格?」
薔「wktk・・・」
ア「あいつが普通の人間だとも?」


三人はアーカードの言葉に反応する。


ア「あいつは、改造人間、言わばホムンクルスだ。」
銀「!?一体どういうことなのぉ?」
ア「あいつは、内の組織の粋を凝らして作り上げた、最強の人間だ。」
ア「腕が千切れれば再生して、ドテッ腹に穴が開けば再生する、筋力も並みの人間とは今は3~4桁ぐらいの差がある。」
銀「其れで・・・如何してこんな事に?」
ア「あいつの望みだ、よくは知らん。」
薔「無責任だよ?・・・」
ア「やったのは俺じゃないから、そんな事言われる筋合いは無い。」
蒼「それじゃあ、多重人格って・・・」
ア「言わば其れはスイッチ、精神状態によって肉体も変わってくる・・・」
3人「・・・」


ガキン!ゴォン!鋼鉄と鋼鉄のぶつかり合う音がする。
やがて鉄は鉄が削げ過ぎたのか、動きが鈍くなってきて、其処をジュンはナイフで一刀両断した。
鉄の半身が落ちて、鉄は溶けて地面に吸い込まれていった。


J「・・・疲れた。」
ア「よし、とっとと帰るとしよう、このままで居てもしょうがない。」
J「・・・・そうだな。」
蒼「ジュン・・・質問があるんだけど。」
J「・・・家に帰ったら話す。」


重々しく、そして切ないような声でジュンは言った。
そう言うと、雪華綺晶のワープゾーンが目の前に現れて、5人は其処を通り家に帰っていった。

|