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薔薇乙女迷作劇場

昔むかし、あるところにJUMという少年が住んでいました。
JUMは貧しい暮らしをする釣り人でした。

いつものように海岸へ出かけ、JUMが釣りをしていると
「ゴミですックズですッザザムシですッ!」
という奇声が聴こえてきました。
JUMは不気味に思い逃げそうになりましたが、
そのうちに好奇心が出てきて覗く気になりました。
そしてJUMは岩場の影から、ビキニパンツ一丁の
ウサギが梅岡に掘られそうになっているのを見つけました。



JUMは梅岡を生理的に受け付けない体質なので、
全身にジンマシンが出始めて呼吸も困難になりました。
仕方ないのでJUMはビキニパンツのウサギを見捨てることにしました。
「ゴミですックズですッザザムシですッ!」
ウサギの断末魔が無惨に響きました。


その夜、JUMの家にあのビキニパンツのウサギが現れました。
「あ、変態ウサギ」
「違います。私の名前はラプラス。
お嬢様の結婚相手を探しに陸上にやって来たのです。」
「お嬢様?」
「あなたは私を見捨てましたね?」
「あ…いや、あれは…不可抗りょ」
「責任を取って下さいッ!あの後私は筆舌に尽くしがたい
苦しみを味わったのですッ!」
JUMは内心ご愁傷様と思いながら、このウサギを
どう追い出そうか考えていました。



JUMは強引に、ラプラスに海岸まで連れてこられました。
「おい、僕を連れて行くつもりなのか?」
「あなたのような人間がお嬢様たちの眼鏡にかなうとは
とても思えませんが…誰も連れていかないと私の立場が危ういので」
JUMは隙を見てウサギから逃げようとしました。
しかしウサギはJUMの腕を掴むと一気に海に飛び込みました。
「うわあぁああ!?」
ウサギは見事な潜水を決めて、ぐんぐんと泳ぐ速度を上げます。
JUMは息が続かなくなり、危うく意識が飛びかけました。
すると、海底深くに、JUMは信じられないものを見ました。
それは、絢爛豪華な宮殿でした。




ウサギはJUMを宮殿の中に連れ込みました。
「げほげほ…。
あれ…ここ、呼吸ができるのか…」
「お嬢様、ラプラス只今戻りましたぞ!」

JUMが宮殿の中を見回していると、奥から2人の少女がでてきました。
「おかえりなさい。ラプラス。」
「…おかえり。」
2人は不思議な髪の色をしていました。
JUMが2人に見とれていると、片方が声をかけてきました。
「…ラプラス、連れてきたのはこの人?」
「あ、僕、JUMっていうんだ。
いきなりこの変態ウサギに連れてこられたんだけど…。」
もう片方はウサギに言いました。
「ラプラス、とりあえず服を着なさい。
話はそれからです。」「…服を着て、ザザムシ。」

「あれ?今なにか余計な一言おっしゃいませんでした?」

「…言ってない」
「いや、ウサギ耳いいですから」
「…言ってねぇよさっさと着替えてこいザザムシ。」
「…orz」


2人の少女は自己紹介をしました。
「雪華綺晶と薔薇水晶っていうのか。」
「はい。JUM様はここでおくつろぎになって下さい。」
「…ゆっくりしていって。JUM。」
その後、ウサギは完全に放置されたまま、JUMの為の
宴席が設けられました。
「まさか…まさかお嬢様たちはあんな甲斐性のなさそうな
男を婚約者に選ぶというのか!?」
ウサギの困惑をよそに、宴席はこの上ないほど盛り上がりました。
「…それで、JUM様はこれからどうするつもりなのですか?」
「うーん…地上で釣りする位しか予定はないよ。」
「…なら…、ここに住めば?」
「え?」
「私たちは、ラプラスに婚約者を探させていたのです。
こんな海の底では、そんな機会なんてありませんから…。」
「…JUM、私たちの婚約者になって?」

「……まさか。
いやまさかまさか。
それは許しませんぞお嬢様!そんな甲斐性なしなど」
『黙れザザムシ。』

見事なユニゾンが決まり、ウサギは相当ショックだったらしく
そのまま宮殿を飛び出しました。
JUMはその後薔薇雪姉妹と、仲睦まじく暮らしたそうです。


~その後のラプラス~
「ううっ、お嬢様…。私はザザムシなんかじゃありませんぞ!」
ラプラスが海辺を放浪していると、誰かの肩にぶつかりました。
「桜田~桜田はどこだ~?」
梅岡でした。
ラプラスは嫌な予感を感じて逃げ出そうとしました。
「桜田はどこだ!」
「きゃあぁああ!
やっぱり私はザザムシがお似合いですぅ!」
その後のラプラスの行方は誰もしらないそうです。
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