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一方、ジュンがまだソファーに横たわっていた頃、
銀「ふーん、ここがジュンの部屋・・・。」
水銀燈は、ジュンの部屋を物色していた。
銀「飾りっ気が無いわねぇ~。」
 棚に置いてある人形を一つ一つ手に取り、しばらく眺めて、棚に戻す。
銀「味気ないわねぇ~、あらぁ?」
 水銀燈の目に入った物は、開いたままのクローゼットにしまってある、ジュンの制服。
 『着てみたい・・・』
 そんな思いが水銀燈を狩り立てる。
 水銀燈は一階にいる他の姉妹と、寝ているジュンの気配を確かめる。
銀「大丈夫・・・よねぇ?」
 周りへの警戒を強めながら、ゆっくりと制服に手を伸ばす。
銀「これが・・・ジュンの制服?大きすぎない?」
 大きいのも当然、のりはジュンが中学校で爆発的に身長が伸びるという本人にとってはいささか迷惑な予想を立てていたため、180cmという大きな制服を購入したのだ。
銀「でも、これなら・・・」
 水銀燈は着ていたゴスロリ服を警戒心を最大まで高めつつ、おもむろに脱ぎ始める。
 上下とも下着姿の水銀燈は、ジュンの制服のズボンをすぐさま履いた。
銀「やっぱり!丁度いいぐらいだわぁ。」
 水銀燈は身長が170cmを超えているため、ジュンの制服は少々大きいだけだった。

銀「上は・・・閉めるのは無理のようねぇ・・・。」
 水銀燈はクローゼットの中から大き目のシャツを選び出した。
 黒地に銀の刺繍で『MERCURY LAMPE』と書いてあり、背中に不気味に輝く水銀灯の絵がプリントされている、まったく新しいシャツだった。
 これは、大きすぎたため、ジュンが着なかったのである。
ちょうどのサイズでも、趣味が悪いため、着ることは無かっただろう。
銀「よし、これなら・・・。」
 黒のシャツを着、ジュンの制服に手を伸ばした・・・
銀「うん、いいじゃなぁい。」
 満足げに笑う水銀燈の前には、小さいが、鏡が置いてあった。
ジュンの制服が、水銀燈の銀髪を見事に引き立て、開けた上着からのぞくシャツが水銀燈のグラマーな上半身を、よりグラマーにする。



銀「さすがねぇ・・・ジュンゥ・・・」
 感動に浸っていたのも束の間、
ジ「うわあああああ!!!」
 したの階で、絶叫と共に、ジュンが目を覚ました。
銀「!!!!!」
ジ「うわあああああ!!!」
 またしてもジュンの叫び、そしてすぐに、
 『ドドドドドド、ガチャ!バタン!ドドドドド』
 ジュンが上に上がってくる音が聞こえた。
銀「え、ちょ、ちょっとまってよぅ・・・」
 慌てふためく水銀燈。
 『バン!バタン!』
 ジュンはドアを勢いよく開け、水銀燈に目もくれず、またすぐに閉めた
ジ「ゼーハーゼーハー、ハーハー・・・ん?」
 落ち着いてきたジュンの目には、自分の制服を着た水銀燈が映っていた。
銀「・・・・・・」
ジ「・・・・・・何やってんだよ。」
銀「・・・・・・あう」
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