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「おーい。蒼星石?」
確かリビングでナイター中継見てたはずなんだが。
そんなことを思いながらリビングのドアを開ける。
「ジュンくーん!!」

がちゃり、とあけた途端、いきなり泣きながらジュンへ抱きつく蒼星石。
様子が何かおかしい。
「・・・えーっと。おまえ酒飲んだろ。」
常日ごろお酒の類を飲むことの少ない蒼星石だけに相当いやなことがあったに違いない。
とジュンは思いながら、その理由を聞いた

「阪神が気持ちよく勝ってくれないぃぃ・・・!」
「は?」

確かに試合結果をみれば2-4でサヨナラ負けを喫してはいるが。
言われて見れば阪神が快勝したのは7月の14日以来の中日戦以来である。
「だからって・・おまえ。」
テレビの前においてあるテーブルを見ればビールやチューハイ缶などが5~6本は平気で空いている。
"こりゃぁ…手におえないなぁ…"ジュンの内心は完全にお手上げ状態。
それでも蒼星石はべたべたと絡みつきながら阪神の野手の不甲斐なさを愚痴っている。

それを宥めながら一言、ジュンは伝える。

「あのさ。…飲んでもいいけどぶっ倒れる直前まで飲むもんじゃないぞ?ただでさえ下戸なんだから。明日二日酔い確定だな。」
「僕だけじゃないもん・・・飲んだのは。」
「僕だけじゃないって・・誰だよ。」
「↓。」
下、といわれても誰もいない。はずだが。
「・・・よくわからんけど。ほら。ベッドいくぞ。」

と手を持ちたたせようとしたときだった。
「やだ。」
身体をソファにぐったりと倒す蒼星石。
「やだ、じゃなくて…」
「お姫様抱っこして。」
ほんとに回ってるな…あとで液キャベ用意しておかなくちゃ・・
まだあったかなぁ・・と考えながらその軽い身体を持ち上げる。
「これでいいんだろ…。」
ヘタすれば阪神が快勝するまではこれが続くかもしれない…
ある意味祈りを捧げたい。

・・無論、蒼星石は次の日二日酔いに掛っていた。
「うー・・・頭痛い・・・。」
ベッドにダウンしながら、ジュンがもってきた液キャベを飲む。
「言ったとおりになったな。」
そばにイスを持ってきて、具合の悪そうな蒼星石の顔を覗き込む。
「サヨナラHR食らってからの記憶がないんだけど…」
「ああ。結構飲んでたな。」
「ごめん・・迷惑かけて。・・・いててて。」

申し訳なさそうに謝る蒼星石に対し、ジュンは優しい言葉をかけた。
「いいよいいよ。…だけど飲みすぎるなよ。」

「うん…いったーい・・・orz。」


-End-










「あう゛ー…頭いたーい・・・気持ち悪ぃぃー・・・。」
朝からベッドでダウン気味の蒼星石。
「あー。完璧な二日酔いだな。」
それを軽くあしらうジュン。飲む量が飲む量だっただけに容易に予想はつくが。

「病人をいたわってよぅ・・・・。」
懇願のまなざしで蒼星石は見つめてくる、が。
「自業自得っていうかなんていうか…。」
まだ酒が抜け切れず先ほどからお手洗いとパソコンの前を行き来している
地の文と、動けない蒼星石眺めつつ溜息をつく。

「はぁ…。」
無論、昼や蒼星石の我侭を聞くのはジュンの役目であるからして。

「こっちがダウンしたら蒼星石は看病してくれるのか?」
具合悪そうに寝ているその顔からは…あまり想像ができない
「むしろ一緒に寝るルートか・・・。」
そしてさらに溜息を一つ。

「酒飲むべきじゃないな…。」







台所に立つジュン。理由は簡単な事。
「あんなの八百長だぁぁぁぁ!!!!!」

つい1時間ほど前にあったボクシング。
結果がどうみても納得がいかない試合だったらしく
終わってからどこにあったのかというほどビールを持ち出してる蒼星石。
みるみるうちに缶が開いていく。

ジュンがそんな様子をのんびり眺めていたら
「まだぁ?」
テレビを前に大声をあげる。酒盗を作らないといけないわけだ。

やれやれ・・といいつつ冷蔵庫にあるものを少しずつ出していく。
ただこれがある限り飲むことをやめなさそうなのは目に見えている。

「あのさ…そんなに飲まないほうがいいよ。…昨日もいったけど。」
呆れ顔で顔の真っ赤な蒼星石を眺める。
"やれやれ・・液キャベ明日買ってくるか・・・"

溜息をつき再び台所へ立つ。そんなジュンへトドメの言葉。

「ねぇジュンくーん。ビールもうない?」






蒼「JUM君!」
J「どうしたんだ?」
蒼「僕、大変な事に気付いちゃった」
J「・・・・・。で、なんだ?」
蒼「僕の前世って、ヒゲの生えた凄く熱い軍人のおじさんだったかもしれない!」
J「・・・はぁ?」
蒼「ザクとは違うのだよ、ザクとは!」
J「あれって、蒼い巨星・・・ん? 蒼い巨星? 蒼巨星・・・蒼星・・・そういうことか」
蒼「ね?」
J「僕としては無理があると思う」











蒼「JUM君」
J「ん?」
蒼「僕、JUM君が大好きだよ」
J「僕も」
蒼「えへへ・・・ねぇ、JUM君」
J「ん?」
蒼「ぎゅうっ・・・えへへ」
J「まったく、甘えん坊だなぁ、蒼星石は」



銀「じゅ、授業参観に何をしてるの、あの二人は」
真「はぁ・・・頭が痛くなるぐらいのラブラブっぷりね」
翠「あとで17分割してやるですぅ♪(殺気)」
薔「オンドゥルルラギッタンディスカー!」
金「かしら~」
雪「関係ないのですわ」
雛「んだんだ」







J「確か新宿までは10分だったな・・・」



10分後



J「しまった!これは遠回りだ!」
蒼「あっ、JUM君」
J「でも結果オーライ!」











蒼「た、大変だよ!」
J「名字、ザクロドクロ、12人、蒼い巨星に続いて今度はなんだ」
蒼「ベジータ君関係の恋愛小説がほとんど無いんだ!」
J「いいんでねぇの?」
蒼「確かにそうだね」
ベ「おい」











「懐かしのドラクエ3クイズ」
蒼星石がなんとなく、そばにいたジュンにふと思いだしたかのようにクイズを出す。
「なんでまたDQ3かな…。」
ぽつり、と言ったが蒼星石は無視。
「DQ3の舞台は次のうちどれ? A:地球 B:ミッドガルドC:デゼニランド」
最後はとりあえず放置。どこぞの鼠王国かっ!
ジュンはまず間違いのない答えを言う。
「B。ミッドガルド。」
そんな答えに笑顔で否定する蒼星石。
「ぶっぶー。答えはA。地球。」
ん?記憶では、とジュンは否定する。
「なんで?」
答えが分からず諦めて理由を聞く。
「ランシールに地球のへそっていうダンジョン、あったでしょ。」

3秒ほど考え、ジュンが一言。
「あ。」








蒼「JUM君!大変な事に気付いちゃった」
J「・・・まぁ、言ってみな」
蒼「JUM君の眼鏡、度が入ってない!」
J「・・・はぁ?」
蒼「度が入った眼鏡ってのはレンズの向こうがずれてみえるの。
 しかぁし!JUM君の眼鏡はずれてnothing!つまり、はぁはぁ・・・JUM君の眼鏡、はぁ~」
J「無理してテンション上げると疲れるだろ。無理するな」
蒼「うん・・・ごめん」
J「横になれよ、眠いだろ」
蒼「うん」
J「膝、貸そうか?」
蒼「うん」
J「俺の事好きか?」
蒼「うん」
J「俺も蒼星石が大好きだ」
蒼「うん」
J「おやすみ」
蒼「うん・・・」
すー・・・すー・・・すー・・・
J「ははは・・・なんだかんだで可愛い奴だよな・・・」









蒼「ジュン君。」
J「なんだ?」
蒼「保守すべきかな?」
J「じゃないのか?」
蒼「そこまでジュン君が言うなら保守するよ」
J「別にそこまでって程言ってないけどな。」
蒼「でもまぁ保守。」







僕、桜田JUM。
僕の家には家族が居る。未来の世界から来た'アオ'い奴。


蒼「僕、蒼星石~!」



ラ「と、言うとでも思ったか!」
蒼「とりあえず、'ラ'一文字だけだとラプラスと被るよ、ランバおじさま」




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