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・・・水銀燈のカコのお話・・・


女「すぐ戻ってくるからここでいい子にしててね…」
少女「うん、分かった!いい子にしてる!」
女「すぐ戻ってくるからね…」

─6年後
水銀燈「お父さん、これほしい!」
男「ほぅほぅ…い、1万円!?た、高いよ水銀燈」
水銀燈「買ってよぉ~…」
男「仕方ないか…買ってあげるよ。そのかわり今月はこれだけだぞ?」
水銀燈「ゎあ~い!お父さん大好き!」
彼女は水銀燈。この時10歳。彼女は4つの時捨てられていた所を男(概婚)に拾われた。育ててくれた男を水銀燈はお父さんと呼ぶ。本当の父は物心つく前に死んだ。
水銀燈「私、お父さんと血は繋がってないんだよね?」
男「またその話…やめてくれよ、血が繋がっていようがいまいが関係ないだろう。お前は俺の大事な娘だ」
水銀燈「うん!このお父さんが本当のお父さんだもん!」
男「水銀燈…」
水銀燈「でもね…お母さんはいないの…小さい頃、すぐ戻ってくるっていったけど戻ってこなかったの…。いい子にしてなかったからかな…」暗い顔で男に話しかける
男「…そんなことないさ、お前はいい子だよ…本当に」娘の頭を撫でる
水銀燈「えへへ、お父さんの手、おっきいね」笑顔で応える

しかし彼女が受験が終わり、中学を卒業せんとしている時に事は起きた
─夜、男の家
男「何故だぁぁ…何故…」
妻が出ていったらしい。収入もろくになく、厳しい状況で子供を拾ってきたり、水銀燈を家に置いてから水銀燈にべったりになったり夫を父扱いするのに自分を母扱いしないというストレスが重なり他の男を作り手紙を残してトンズラをかましたようだ。
男「何故…な…」
水銀燈「お、お父様…」
男が冷たい目で水銀燈を睨む
水銀燈「・・・!」

この出来事が水銀燈の人生を大きく変える事となった…
男「オラ!!」
ゴッ
水銀燈「あっつ…」
男「女なんてものぁクソみてーな存在だぁぁぁ!」
ドカッ
水銀燈「い、痛い!お父様…!お父様やめてぇ!」
男「るせぇぇぇぇぇおぁぃぁぃぁぁぉ!!!!」
その日を境に男は女性不審に陥った。家ではDV、仕事も徐々に行かなくなり、やっとの思いで合格した高校にも行けなくなった。
─自室
水銀燈「ヒック…真紅達と同じ高校に行くために頑張って勉強して…合格したのにぃ…グスッ、ヒック、どうして…お父様…うぁぁぁぁん」痣の出来た体で泣きじゃくる

─自室
水銀燈「・・・ヒック」
外に出ることも許されない水銀燈は部屋に篭るしかなかった
水銀燈「…お父様…グスン」
ガラガラドガシャアン!
水銀燈「ビクッ!…一階から…?」
静かに階段を降りてリビングを覗くと男が暴れている。いつにもまして機嫌が悪いようだ
水銀燈「…!」
男「らららららららぁぁぁらららら!!!」
リビングの家具を次から次へとなぎ倒す男。どうやらパチンコで大負けしたらしい
男「はぁ…はぁ…ギロ」
水銀燈「!!」
男が水銀燈に近寄ってくる
ゴッ
水銀燈「はぁっ…!」
男「このクソアマァ…今日という今日は許さねぇ…」
うずくまる水銀燈の髪を掴み、持ち上げ腹を執拗に殴る
水銀燈「や、や…やぁぁぁぁぁぁぁ…ぁゴホッ」
男「クソタレァ…あー腹立つ。もうてめぇなんか飼ってやる義理なんかねぇな…捨て子に戻してやる」
水銀燈を引っ張って家から追い出す男
ポイッ ドシャ
水銀燈「ま、まってお父様!どうしt
男「るせぇっのたれ死ね!」バタン!
水銀燈「お、お父様!開けて!ドンドンドン!そ、そんなの…お父…さ…」ドアを延々とノックするも反応はない。あまりの出来事にドアにすがる様な格好で泣きじゃくる
水銀燈「どうして…どうして…お父様…私はこんなにお父様を愛しているのに…ポロポロ」

追い出された水銀燈はいくあても無くただボロボロの体と服で人通りの少ない道を力なく歩いていた
キキーーーーーー!!
「気を付けろ!死にてーのか!!」
反応せずにフラフラと歩く水銀燈
水銀燈「(死にたい…?そうかもしれない…)」

─次の日
昨日と同じように力なく歩く
水銀燈「(お父様…どうして…また私がいい子にしてなかったからかな…また…捨てられちゃった…)」下唇を噛んで涙をこらえる。が、できなかった。涙を流しながら歩く。
─次の日
雨が降る。水銀燈の心は曇っている
好んで着ていたまっ黒の服はボロボロになりみる陰もなかった。雨に濡れながら今日もあてなく歩く
水銀燈「(お父様…お父様…真紅…みんな…お父…)」フラ…
バシャッ
力尽きた。生きるのに絶望した水銀燈は雨の中虚ろな目をしている
水銀燈「(もう駄目ね…ごめんなさいお父様…水銀燈に楽しい時間をくださってありがとう…愛しています…。寒いはずなのに暖かくなってきた…ここまでね…さようなら…お父様…)」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…パチ
水銀燈「・・・!」ガバッ!
水銀燈「?…ここは…」
水銀燈が目を覚ますと広い部屋の大きなベッドの上。赤い絨毯がひいてあり窓からは正午の光がさしこむ。そして静かに綺麗な音楽が流れている
水銀燈「私…ハッ」
痣の出来ていた頬にはガーゼが貼ってありボロボロの黒服はパジャマに変わっている
「気が付いた?」
水銀燈「!」
声のした方を見ると笑顔のドレスをきた女性が立っている。女性は椅子を持って来てベッドの側に座る
水銀燈「・・・」
女性「あなたの…お名前は?」
水銀燈「・・・」
女性「あ…ごめん。こういう場合は私から名乗るものよね。私はメグ、このお屋敷に住んでいるの。あなたのお名前は?」
水銀燈「・・・水銀燈」
メグ「水銀燈って言うんだ!綺麗な名前ね」
相変わらず笑顔の笑顔で暗い顔をした水銀燈に話かける。対照的だ。
水銀燈「…私は…なんなの?というか…どうなったの?」
メグ「それは私のセリフよ、あなた道に倒れたのよ。しかも雨の中!どうして倒れてたの?」
水銀燈「・・・」フルフル
首をふる
メグ「まだ言いたくない…?そう…。じゃあもう少し休みなさい」
椅子を片付けて部屋を出ようとするメグ。
メグ「あっ!そうだ!この部屋はあなたの部屋にしたから!自由に使ってね」パタン…
水銀燈「・・・」ボフッ
まだよく状況の掴めない水銀燈は再び眠る事にした…

パチ
水銀燈が目を覚ました。外は暗い。部屋を出ると長い廊下と沢山とドアがあった
ヒタヒタヒタ…
水銀燈「・・・(凄い広さ…)」
廊下を歩いていると電気のついている部屋がある。入ってみる…
水銀燈「・・・」
「あ!」
水銀燈「ビクッ!!」
メグ「水銀燈、どうしたの?目が覚めた?」
水銀燈「・・・コクリ」
メグ「あはは、こんな夜中に起きちゃったんだ。ここは私の部屋、ところでお腹すいてない?」
そう言われてみれば空腹感があることに気付く
水銀燈「す…空いてる…カモ」顔を赤くしながら答えた
メグ「うん!じゃあ一緒に食べよう!ちょっと待ってね」携帯を取り出す
メグ「あ、クラウス?料理人の方に夜食をお願い。え?眠いじゃない!料理人の方を起こして頂戴!私の部屋に運んで。よろしくね♪」プツッ
水銀燈「…料理人がいるの?」
メグ「うん、医者とかもいるよ。じゃあ、料理がくるまでお話しましょうよ!あなたの事、聞きたいな」
廃人寸前の自分に相変わらず笑顔で話かけてくるメグが水銀燈には天使に見えた

メグに好意を持った水銀燈は自分の事をかくかくしかじか教えた
捨てられた事、拾われたこと、お父様の事、捨てられた事…
メグ「・・・」
流石のメグも驚いたようだ。
メグ「…ポロポロ」
水銀燈「…!」
ギュッ…
メグに抱き締められる水銀燈
メグ「悲しい、悲しい道を歩んできたのね…もう繰り返す事はないわ…」ギュ…抱き締める強さがさらに強くなる
水銀燈はメグの腕の中で長らく触れた事の無かった人の暖かさに涙を溢してメグを抱き締め返した
コンコン、カチャ
メイド「メグ~。お夜食運んできましたよ~…」
泣きながら抱き合ってる二人を見てメイドは目を丸くした。
メイド「なな、何してるんですか?!」
メグ「えぅ!ち、違うのよマリア!わ、私達そっちの気は…!」
マリア「ま、まぁ人の趣向にとやかく言いませんが夜中だから静かにお願いしますよ!(ドキドキ」バタン!
メグ「…ご、誤解されちゃったね」
水銀燈「グス…うん、あはは…」
メグ「あっ!今笑った!」
水銀燈「あ…」
メグ「やっと笑ってくれた!笑顔のほうが可愛いよ水銀燈!」
水銀燈「…うん」ニコリ
メグ「えへへ~じゃ、お夜食食べようか!こんな時間に食べちゃ太っちゃうかもだけどw」
水銀燈「ふふ…いただきます」

夜食をメグと食べた後水銀燈は久しぶりに同年代の人間と触れ合うのが楽しくて話を沢山した
水銀燈「あはは…」
笑うのを止め、何かを考える表情をする
メグ「どうしたの?」
水銀燈「いえ…お父様の事が…」
メグ「気になるの?」
水銀燈「…私はお父様の事を忘れられない…」
メグ「じゃあ、明日行こうか!」
水銀燈「え…」
メグ「あなたの住んでたお家よ!」
水銀燈「え…でも…ここからじゃ道が分からないわ」
メグ「私もついていってあげるから!」
水銀燈「で、でも」
メグ「大丈夫!SPやメイドには内緒!タクシーであなたのお家の近くまでいけばすぐよ!」
水銀燈「…それなら」
メグ「じゃあ今日の夜に決行よ、お屋敷を抜け出しましょう」
水銀燈「監視カメラとかSPから逃れられるの…?」
メグ「それも大丈夫よ、緊急の床穴があるから!そこから敷地外に出れるわ!」

─夜 8時
ガコ…抜け穴から出てくる二人
水銀燈「ケプコンケプコン」
メグ「ケホケホ、凄いほこりだったね」
水銀燈「うん…とりあえずタクシー拾いましょう」
メグ「そうね」
大きな道路に出る二人。簡単にタクシーを拾えて家の近くまで送ってもらった。
ブロロロロ…
水銀燈「料金、ごめんね。きっと返すから」
メグ「ううん、いいよ」
家の前まで行く二人。だが、かつて水銀燈が住み喜びと悲しみの詰まった家は静まりかえっていた。電気もついていない
水銀燈「…お父様はこんな早く寝る方じゃなかった…」
恐る恐るインターホンを押す。が、反応は無い。インターホンの音で余計に辺りが静かに思える
メグ「おかしいね…」
水銀燈「・・・」
コッコッコッコッ…足音が右の暗闇から聞こえる…
水銀燈「あれは…隣のおばさん」
メグ「どうなったか聞いてきたげる」
水銀燈「いいよメグ、私が…」
メグ「いいの、あなたも近所の人とは顔を合わせにくいでしょ」
水銀燈「う…」
水銀燈の返事を聞くまでにメグはおばさんの前に行っていた
メグ「あのぅ…ここの家におじさんが住んでませんでした?」
おばさん「あぁ…住んでたね。でも出てったみたいだよ」
メグ「え…!」
水銀燈「…!」
陰に隠れて聞いていた水銀燈は驚愕した。

おばさん「なんだろうねぇ、家庭内暴力?ってのがあったみたいで数日前はいつも以上にすごい音がしてたよ。娘さんも外で泣いてたみたいだね」
メグ「あ…えと、ありがとうございます」
おばさん「いーえ」コッコッコッコッ…
メグ「水銀燈…」
水銀燈「お父様が…いなくなった…もう会えないんだわ…ポロポロ」
メグ「す、水銀燈!そ、そんなことないよ」
水銀燈「だめだわ!もう会えない!お父様に撫でてもらえないんだわ!」泣きながらよくわからない怒りが沸きだしてくる水銀燈
メグ「と、とりあえずお屋敷に戻りましょ?」
水銀燈を慰めながらタクシーを拾うメグ。かつての育ちの家は表札が外されていた。
抜け穴から屋敷に戻る二人。どうやら屋敷はメグが消えた事で騒ぎになっているようだ
水銀燈「グスン…スン…」
メグ「先にお部屋に戻ってて…行ける?」
水銀燈「グス…うん」
水銀燈は部屋に戻ったショックと泣き疲れですぐにベッドに横になった。
クラウス「お嬢様!どこに隠れてたんですかぁぁぁ!!」
マリア「メグ、あなたって子は…!心配ばかりさせてぇ…!」
メグ「きゃぁぁーごめんなさーい・・・…」
部屋の外からのメグの叱られる声を聞きながら水銀燈は眠りについた

─朝
メグ「水銀燈、水銀燈」
パチ…
水銀燈「メグ…」目が赤い
メグ「水銀燈、私昨日考えたんだけどあなたのお父さん、SPに頼んで捜索してもらおうか?」
水銀燈「え…」
メグ「私の所のSP、腕は確かよ…どう?」
水銀燈「・・・いいえ…ありがとうメグ、気持ちだけ受け取っておくわ」
メグ「え…どうして…お父さんに会いたくないの?」
水銀燈「いいえ…会いたくてしょうがないわ…でもお父様は私の力で見付けてみせる…!」(このへんからBattleof roseが流れ始める)
水銀燈「必ず…必ずお父様に再びあってみせるわ!そして…私が悪い子じゃないってお父様に証明してみせる!」
メグ「水銀燈…!」
水銀燈「でも…その前にメグには迷惑かけっぱなしだわ。ここで働かせて!」
メグ「!?」
水銀燈「泊まらせてもらったり食事も…お世話になりすぎたわお礼のために働かせて」
メグ「え…あ…ぅ…?!?!」

とりあえずメグにお世話になり続けるだけではNEETなのでメグのお屋敷で働くことになった水銀燈
メグ「マリア、今日から水銀燈がメイドの仕事してくれるのよ。先輩としてしっかり指導してあげて!」
メイド服の水銀燈
水銀燈「け、結構恥ずかしいものね…」
メグ「すぐなれるわよ!」相変わらずニコニコしている
マリア「分かりましたよ~じゃあ水銀燈さん行きましょうか」
水銀燈「お、お願いしますっ」ペコリ
マリアの後をチョコチョコついていく水銀燈
メグ「(ふふ…水銀燈、がんばってね)」
水銀燈「あ、あの」
マリア「ん?なぁに?」振り返るマリア
水銀燈「(わぁ…綺麗…)こ、この屋敷には何人くらい人がいるんですか?」
マリア「う~んと…メイドはあなたを除けば私だけね。あと執事にはクラウスさんや…あ、ほらあそこの男の人も執事よ」
マリアが指さした先にはMっパゲの人物がいた。

水銀燈「(あ、挨拶しておこうかな…)」トタタタタ。Mっパゲに走りよる水銀燈。頭を下げながら
水銀燈「あ、あの、今日からここで働かせて貰うこtになりますたした、す、水銀燈です!」
シーン…あまりの緊張にかんでしまう水銀燈
水銀燈「(ど、どうしよう…かんじゃった…!)」顔はみるみるうちに紅葉色になり涙目になる
水銀燈「うわぁぁん!」タタタタタ
恥ずかしがりの水銀燈は走りさってしまう
マリア「あっ!水銀燈さん!」
マリアが後を追う
Mっパゲ「…綺麗な子だな…」
水銀燈を探すマリア
マリア「水銀燈さ~ん!」
書斎の本棚の間からすすり泣きが聞こえてくる
水銀燈「スンスン…ヒグッ」
マリア「水銀燈さん?どうしたの?」
水銀燈「あ…マリアさん…!」
マリアに抱きつく水銀燈
マリア「あらあらどうしたの」驚くマリア
水銀燈「ごめんなさい…私挨拶とかするの苦手で…ヒック」
マリア「そうなんですか、あなたの事は私が紹介してあげるので大丈夫ですよ」
水銀燈「スン…ありがとう…」
マリア「じゃ、せっかく書斎に来たからここから掃除しましょうか!」
水銀燈「はい!」笑顔になった。水銀燈は今人の温もりを欲している。
マリア「(かわいい子…メグが気に入るのもわかりますわね…♪)」

─夜
水銀燈「いやぁ…はぁ…はぁ」・・・・・・・・・・・・・・・
男「オラァ!」
ゴッ 男は拳を作り水銀燈の頬を殴る
水銀燈「やめて…やめてぇお父様ぁ!」
男「黙れクソアマァおああああああ!!」ガッ…・・・・・・・・・・・
水銀燈「お父さん!遊んで!」
男「はは、よぉーし!今日は父さん休みだからな!USJ連れてってやろう!」
水銀燈「ほんと!お土産買ってもいい?」
男「お土産って全部自分のもんにする気だろw」
水銀燈「えへへ、ばれちゃった!」
アハハハハ…ハハハハハ…・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
水銀燈「ハッ!」ガバッ!
水銀燈は夢を見ていた。父との楽しい記憶。父との悲しい記憶。
水銀燈「はぁ、はぁ、はぁ…はぁ…」
汗でパジャマが濡れている。汗は目からも流れている。
水銀燈「はぁ…はぁ…お父様ぁ…!」
涙を流しながら震える水銀燈
水銀燈「どうして?お父様…グス水銀燈がグス悪い子だったから?…やっぱり水銀燈は悪い子なの?ヒック…お母様にもお父様にも捨てられた、私は悪い子なの…?」

─朝
水銀燈「おはよう…」
水銀燈は寝ていない。眠れない。
メグ「おはよう…(…目が赤い)」メグは瞬時に水銀燈がうなされ寝ていない事を察知した。人の心を見抜くのは得意である。
毎夜夢にうなされ睡眠がとれていないが仕事の時は悲しい顔もせず、せっせと働く水銀燈。メグはその姿に涙を流した

仕事を終えた水銀燈は虚ろな顔でフラフラと部屋に戻る
メグ「水銀燈!」
水銀燈「!あ…メグ、な、何?」笑顔を作るが目は死んでいる
メグ「どうしてあなたは…感情を押し殺すの?…」メグは涙を溢しながら言う
水銀燈「…!」
水銀燈はメグに隠し事は出来ないと改めて悟った
水銀燈「ねぇ…メグ…」目が光る
水銀燈「私は悪い子なの…?」涙が溢れる
メグ「…!うっ…」
メグは手を口に当て泣き崩れた
ガバッ!水銀燈を頭から抱き締める
メグ「そんなわけない!あなたはいい子よ、本当に…!私はあなたを絶対に、絶対に見捨てない!」
水銀燈「メグ…メグぅ…」

その夜は二人で寝た

─2ヵ月後
メグが死んだ。元々体が弱かった。享年18歳。
水銀燈「・・・」
水銀燈はまた一人
水銀燈「また…見捨てられちゃったなぁ…」
数日後水銀燈は失踪した。手紙を置いて。メグのいないお屋敷なんて水銀燈にとってはなんでもなかった。執事達が全力を上げて捜索したが見付からない。父を探しにいったのか、星になって皆を燈らしているのか、それとも…水銀燈がどうなったのかは誰も知らない
─END

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