粗筋、蒼星石はジュンの夢に入るが、其処で見たのは、ジュン(?)の昔の姿だった。
それを見て、また今度来ることを決意し、蒼星石は夢から出るのだった。

第14話「成長期」

ピピピッ!ピピピッ!ピ!ガゴン!
ジュンの部屋の時計が鳴る、ジュンは相当昨日の夢で相当嫌なことを思い出したらしく、少し粘っこい汗をかいていた。
ざまぁねぇな、あの時から人を殺しても悔やまないって決めたのに、と自嘲するジュン。
・・・忘れよう、そう思い火照った身体を冷やすため冷蔵庫の水を飲み、自分の部屋でジュンにとって軽く、運動をした。

ザ・ボス達が到着する、予想の日まで後2日。
朝、目覚めた翠星石は、奇妙な夢を見たと、食事のとき蒼星石に言い。
どんな内容かと聞くと、蒼星石と遊んでいたら、もう一人の蒼星石が遥か上に居て、なんかの穴から出てしまう、と言う内容だった。
蒼星石は、普通を装いながら、昨日の事をばれた時の事を、如何しようかと思っていた。
周りを見ると他の皆も、ゾロゾロ起きて来たようで、ジュンが真紅に殴られていた。
朝御飯を食べ終わり、皆がある程度落ち着いた頃、ジュンが口を開いた。

J「此処で、皆に話があります、笹塚と蒼星石、翠星石は知っているが、三人は俺と練習試合を昨日した。」
水「結果はどうなったのぉ?」
J「残念ながら、ほぼ俺の圧勝で終わってしまった。」
真「なぜ、残念なの?」
J「3人で俺並みの力がないと、下っ端にも苦戦してしまうからだ、そこで。」

ジュンは其処まで言うと、妙な小さな歯につけるような機械を取り出した。

J「このままでは、恐らく勝ち目は無い、そこでこの機械を使うことにした。」
金「安全性は保障されるのかしらー?」
J「一日中使っても、安全であることは、普通の人にも使ってるから大丈夫。」
翠「何で、そんな物を使うんですか?」
J「人の奥底の精神的な強化を行い、スタンドの強化を行う物だ、尚スタンドが強くなると、身体能力も上がると言われている。」
水「何故なのぉ?」
J「恐らく、体の状態=スタンドの状態の様な物が、成り立つからじゃないか?」
J「以上が、今日やる事、各自に1個配るから、各自で取り付けて。」
笹(つまり、スタンドに影響=体に影響って訳か。)
笹(よって、人によって成長性の違いが出てくるんだろう。)


笹塚は見抜いていた、自分と双子の細かな成長性の違いを。
ジュンは伝えることを伝えると、ちょっと風呂に行って来ると言って、部屋を出た。
笹塚は、ジュンの後を追って、風呂に向かった。

蒼「そう言えば、此処に来てから服を着替えただけでお風呂に入ってないよね・・・」

その蒼星石の言葉に皆が固まった。

水(何で、皆そんなこと忘れてるのぉ?!)
翠(私と蒼星石は、運動もしてるから結構酷いですぅ・・・)
7人「スネークさん、風呂は何処ですか?」
ス「ああ、この部屋を出て、地下に行く通路がある、其処を暫くいくと、闘技場と風呂がある、表札は見えにくいが間違えても、男風呂に入るなよ。」

蒼星石が礼を言う頃には、皆はとっとと行ってしまっていた。

蒼「皆ー待ってよー。(泣)」
真「とっととするのだわ、全く・・・」
銀(それにしても、3人相手に戦って圧勝ってどんな試合だったのかしらぁ?」
雛「朝ご飯が人によって違ってたのは、何でなのー?」
蒼「ジュン君が作ってたんだよ、人によってメニューを変えてるんだと思うよ。」
雛「流石、蒼星石なのー。」
蒼「それ程でもないよ。」
翠「流石は私の妹なのですぅ!。」
翠(風呂・・・蒼星石と一緒に入るですぅ、そしてあわよくば・・・うふふふふふ。)
薔(姉さん、あの双子は?)
雪(天然とレズ一歩手前、姉の方は間違っても真似しちゃ駄目よ?)
薔(はーい。)

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最終更新:2006年04月06日 15:42