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ある夫婦の朝 水銀燈編

「朝よ。起きなさぁい。」
「うーん。」
「起きないとイタズラするわよぉ。」
ガバッ
「起きた。」
「あら、残念。お寝坊さんなあなたにちょっとイタズラしちゃおうと思ったのに。」
「朝からお前の悪戯は激しすぎる。帰ってからな。」
「はーい、楽しみにしておくわ。」

朝食終了

「さて、行ってくる。弁当は?」
「出来てるわよー。」
「早くくれよ。遅刻する。」
「その前になんか忘れてなぁい?」
「何がだよ?」
「行ってきますのキスは?」
「お前な、結婚して一年経ったんだから何時迄も新婚気分は止めろよ。」
「えー、まだ一年じゃなぁい。まだまだ新婚よぉ。」
「良いから早く弁当渡せ。」
「キースー。」
「あー、分かったよ。」
チュッ
「うふふ、ご馳走様。はぁい、お弁当。」
「はい、サンキュ。じゃあ、行ってきます。」
「いってらっしゃーい。」
ガチャ
「さて、お洗濯しちゃいましょ。」








私は、ここにいる。
けれど、ここにいるのは私ではない。
影に引きずられて、けれど逆らう意思はなく、決して立ち止まる事は無い。
真実を撒き散らしながら、私は、引きずられていく。

感情に囚われたまま、しかし確実に一歩ずつ踏み出す。
決して壊れる事の無いガラスの道。
差し込んだ光に反射して時折ガラスが鏡のように自分の顔を映す。
影に塗れた顔は醜く歪んで、光と共に消えていく。
それを踏み壊すように足を踏み出す。
乾いた音を立てて顔は四散して、壊れる。
バラバラに引き裂かれて、やがて堕ちていく。
見えないものを見ようとして、聞こえる声に耳をふさいだ時、
彼女はやがて、見つける

彼女だけの、ガラスの王冠――

~水銀燈~

溜息が白く淀んで、やがて消える。
続けざまに漏れた溜息は、消えかけたそれと混じり合って、また消えていく。

寄り添うように歩く二つの影。
同じような影が幾つも見られるそこで、また溜息をついた。

左手に備われた時計を見やる。
時計はただ静かに時を刻み、その無機質で微かな音は喧騒の中でさえ、彼女の耳に確かに響く。

遠くから微かに時を告げる鐘の音。
喧騒にかき消されそうになりながら、それは透き通った音を彼女の耳に運ぶ。

半円の月輪が星の静かな瞬きと呼応するかのように佇む。
その優しい光を、しかしここは受け入れようとしない。
氾濫する街の灯りは星の瞬きすら消してしまい、
その空を見上げても空虚な黒が広がるだけ。

身を切るような冷気の中にあっても、彼女は微動だにせず…
けれど、溜息をつく。

彼女は待っている。
彼女は待っていた――

来るはずの人を。
来るはずの無い人を――



やがて人影は消え、街の灯りも消えて、ただ闇の中に取り残される影。
曖昧に融けた影と闇。

けれども――
けれども彼女は待つ。

そうするたびに白いよどみが彼女を照らすようにするからか、
何度も溜息を吐いて、
時折聞こえる声に振り向いては、また溜息を吐く。

やがて、全ての灯りが消え去った街に、微かな光が差す。
優しい陽光に包まれ始めたそこに、あの影はなかった。
ただ、まるで彼女の溜息だけがそこに残ったかのように
白い霞が陽光と共に街を優しく包んでいた――

そこに残ったのは溜息のような霞。
そして、霞に包まれた、輪郭の曖昧な影達
それはまるで柔らかな天使の羽根のよう。
――天使の黒い羽根のよう…

―終―








水銀燈宅の庭

雪華「うふふ、ジュン様も遊びませんか?」
JUM 「いや、僕はちょっと・・・」
水銀「たのしいわよぉ?水遊び。」
薔薇「・・・・・水鉄砲」
JUM 「うわ!止めろ薔薇水晶!」
薔薇「えへへー・・・・」
雪華「きゃ!?」
水銀「こらぁ!やめなさーい!」

五人ぐらいはいれそうな大きなゴムプールで遊ぶ三人、水銀燈は短いジーンズとTシャツ、薔薇水晶と雪華綺晶はワンピースを着ている

JUM「たく・・・(・・・・家帰ってネットでもやってた方が・・・)」
水銀「帰っちゃだめよぉ?」
JUM 「・・・・うん、わかってる」

JUM 「・・・・・(水に濡れてなにが楽しんだか)」
薔薇「きゃ・・・」
雪華「え、あ、きゃ!」
水銀「ちょ、ちょっと・・・あ、きゃあ!」

ばしゃーん

JUM 「・・・・・何やってんの」



どうやらふざけていた薔薇水晶が姿勢を崩して他の二人を巻き込んで見事にこけたらしい

水銀「もぉ・・・薔薇水晶ったら・・・」
雪華「びしょ濡れですね・・・」
薔薇「・・・・・あ」
JUM 「・・・・?・・・・・!!?」

薄着→びしょ濡れ→スケスケ

雪華「きゃ、きゃ・・・・(////)」
水銀「あらぁ・・・びしょ濡れねぇ・・・あらぁ?ジュンったら、顔が赤いわよぉ?」
薔薇「・・・・・セクシー?」
JUM 「ば、ば、馬鹿か!ぼ、僕は帰るぞ!」
水銀「ちょっと、待ちなさぁい」
薔薇「逃しはしない・・・」
JUM 「お、おい、引っ張るな・・・!」
雪華「あ・・・」

ばしゃん

JUM 「・・・・・・・(ずぶ濡れ)」
雪華「ジュ、ジュン様、大丈夫ですか?」
水銀「あらぁ、ジュンもびしょ濡れねぇ」
JUM 「あのなぁ・・・・」
薔薇「・・・・えい」
JUM 「う、うわ、止めろ、水かけるな!」
水銀「うふふ・・・こっちもよぉ!ほら、雪華綺晶も」
雪華「え、あ、は、はい!」



JUM 「お、おまえらー!くそ、こっちも反撃だ!」
雪華「きゃ・・・え、えい!」
水銀「やったわねえ、ほらぁ!」
薔薇「・・・・・・アタックナンバー1」
JUM 「うおおおお!?」

その後皆びしょ濡れになるまで遊びました








更にその後

JUM 「着替え持って着てないわけだが」
水銀「私の服かしてあげるわぁ・・・さ、脱いで・・・♪」
薔薇「・・・・・・覚悟」
雪華「・・・・・・(どきどき)」
JUM 「な、なにする貴様等ー!」










銀「ジュン?ちょっと話があるんだけどぉ。」
J「何だい?。」
銀「今日の放課後、屋上に来てねぇ?」
J「うーい(俺何かした?、もしかして憂さ晴らしに私刑?)…行くか。」

そして放課後。

J「私刑は嫌っすよー」
銀「?何を勘違いしてるのぉ?まぁいいわぁ、早い話私と付き合ってぇ?」
J「私刑じゃなくて、フラグだったのか…んー良いよ付き合ってる人いないし。」
銀「?え、それじゃあ真紅は?」
J「んー、腐れ縁。」
銀「そ、それじゃあ双子は?」
J「親友。」
銀「薔薇すぃーは?」
J「趣味仲間。」
銀「雪華綺晶。」
J「師匠。」
銀「そ、そうてっきり駄目かと思ったのに。」
J「?まぁいいや、着いてきて。」
銀「ちょっちょっとぉ待ってよぉ。」


意外と100メートル10秒台のジュンの脚は早い。

銀「はぁはぁ…」
J「疲れた?」
銀「あ、貴方が異常なのよぉ。」
J「此処だ。」
銀「…!うわぁ…」

其処には、都会では滅多に見れない、枝垂桜の溜まり場だった。

J「彼女を作ったら此処に連れてこようと思ってね。」
銀「凄いわぁ、之如何したのぉ?」
J「親が代々植えた。」
銀「!?こんなになるのぉ!?」
J「ああ、代々此処で告白するのが、習慣でね。」
銀「そう、それじゃあ告白するわねぇ。」
銀「好きだから、付き合え。」
J「ははは…分かりました、マイラヴァー。」
銀「よろしくねぇ?」
J「ああ…」
銀「けどぉ、貴方がネコねぇ?」
J「へ?」
銀「家につれてってぇ。」
J「…先が思いやられるなぁ。」



その日の夜、桜田家の2階では男の嬌声が聞こえたと言ふ。


J「ひぃぃぃ!!もう出ない!もう出ないから!」
銀「大分粘るわねぇ。」

海「今度は、JUMそう受け本ねぇ(うっとり)うふふふふ。」


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