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薔「・・・・ジュン、占ってあげる」
ジ「いや、別に」
雪「では始めますね」
ジ「聞けよ」
雪「・・・・出ました」
薔「今日の貴方の運勢は最悪でしょう」
ジ「またテンションの下がること」
雪「しかし!!」
薔「紫色の服の女の子と白色の服の女の子を連れて行けば運勢はトップクラスになります」
雪「姉妹だと更にいいようですよ」
ジ「そうか、それじゃな」

ジ「まったく・・・僕は占いは信じないっての」
ベ「ジュン!金を貸してくれ!」
ジ「先に三千円返せ!」

ジ「まったく・・・ぼ」
梅「やらないか」
ジ「寄るなー!」
・・・
ジ「酷い目にあった」
薔「ね、言ったでしょう?」
雪「私たちの占いは当たるんですよ」
薔「と、いうわけで今日は一緒に寝ると明日の運勢向上でしょう」
ジ「あー、はいはい・・・」

梅「ハアハアベジータ、怖がらなくてもいいんだよ」
ベ「くそ、なんでだ!薔薇嬢達の占いどおりに動いたのに!全然幸運になれないじゃないか!・・・やめ、くるn」

ア゛ッー











「ジュン、紅茶を入れなさい・・・あと、髪を梳かして」
「ねえジュン、大好きぃ・・・・ふふ、したい?」
「チビ人間、と、特別に弁当作ってきてやったです、感謝するです!」
「やあジュン君、大変そうだね・・・手伝おうか?」
「今日こそ楽してズルしてジュンをゲット・・・・転んじゃったかしらー!」
「うゆー、ジュン遊んでー」
「ジュン君、お昼ご一緒にどうですか?」
「・・・・・・・・・ジュン」

薔薇乙女、通称桜田ラヴァース

ロ「法など変わる・・・・という訳で全員君に任せた」
J「なんでや」

「ふふ・・・・私が愛するのは貴方だけよ」
「ほらぁ・・・どう・・・ムラムラしてきちゃた?」
「早くあーんするです、私が食べさせてやるです」
「君を愛してるよ・・・」
「貴方のためにお弁当作って・・・忘れちゃったかしらー!」
「うゆー、あそぼー」
「お帰りなさい、ご飯ですか?お風呂ですか・・・・そ、れ、と、も、」
「・・・・・・・・・好き」

梅乙女、通称ベジラヴァース

梅「あれが僕の娘たちさ・・・ベジータ、全員君なら安心して預けられる」
べ「 だ が 断 る 」



春―雛苺―


桜の舞う季節
散り始めた桜。花びらに埋め尽くされた道はまるでピンクの絨毯のよう
朝霧に包まれた光は淡く、全身を白とピンクで包み込む
白は光、霧。ピンクは舞い散る桜
桜が頬を掠める
微かにこそばゆくて、目を細めた
そっと落ちてくる花びらを受け止める
それは、しかし風に運ばれてすぐに手のひらから零れ落ちる
何も無くなった手の平をそっと握ってまた歩く
遠い喧騒
やがて近づいてきたのは心許した友
頭に桜の花を積もらせて嬉しそうに笑う
並んで歩いていく
彼女が話し掛ける。私は微笑む
桜の絨毯にはしゃぐ彼女を眺めた
優しい笑みで


夏―双子―


野原、緑、緑、緑…
青々と繁る木々は強い太陽の光を遮ってくれる
川のせせらぎはべたつくような暑さを忘れさせてくれる
空は青く、海は青く…
手をつないで花を摘む
川辺ではしゃぐ
いつかの夏
蚊帳の中でいつまでも他愛のない事を話した
二人の夏。彼女は空で、海で、また、彼女は山で野原で…
踊るように水面を跳ねた魚、顔を出した山菜
いつまでもその記憶に留めて彼女は微笑む
彼女も微笑む
微笑みあって二人は手を取り携える
駆け抜ける、山を、海を
いつまでも――


秋―真紅―


昇った月、真円の月。
紅に染まった木々、紅にそまった、頬――真紅
淡い月の光が雲と絡んで微かに陰影を浮かび上がらせる
そっと手を伸ばす
体を預けて微かに感じる冷気を誤魔化す
露と消える、温もり
探しても、たどり着けない
風が叫ぶ
木々が揺れてその葉を落とす
金色の道
二人で歩いた金色に染まった道
今は一人。探してもみつからない
金色にそまった道を一人歩く
歩いていく


冬―白銀―


銀の白、白の銀、白銀――白銀
冷たい空気が身を切って吹き抜ける
言葉を放てば、それがまるで意思を持ったかのように白く淀む
風と共に走る
遅れて、確かな足音が心地好く耳に響く
降りしきる白、光
身を震わすような風の中で見つけた――見つけた
微かな命、芽吹く命。
白はやがて消え、光だけが残る
白い地平、光が残す陰影――余韻
白と黒の織り成す光の舞
消えていく――消え去っていく
大地が白を吸い上げて、飲み込んで、そして芽吹く


また、月日を数える。









もしジュンが浮気をしたら
真「紅茶漬けね」
銀「搾り尽くすわぁ」
翠「お弁当に一服盛るです」
蒼「…………去勢」
金「訴えるかしら」
雛「ジュンは浮気なんてしないのー…………しないよねー?」
雪「ひとまず三角木馬で(略)」
薔「………………呪う」



J「浮気したら死ぬかなって思ってる」









 翠「蒼星石、ちょっとこっちくるです」
 蒼「何?」
手招きする姉の元へ、蒼星石が歩く。
近くまで来た所で、唐突に翠星石の手が顔に伸びた。
 翠「はいですぅ」
かちゃ、という軽い音と共に耳と鼻に小さな重みがかかり、何かが視界に入ってくる。これは…
 蒼「…眼鏡?」
 翠「ですぅ。」
 蒼「どうしたの突然。」
 翠「…ちょっとかけてほしかったですよ」
度の入っていない銀縁の小さな伊達眼鏡をかけた蒼星石の顔を、翠星石はしげしげと見つめている。
 蒼「な、なに?」
 翠「うーん…むーぅ…」
翠星石は、横から斜めから角度を変えて観察する。
そんな様子に次第に恥ずかしくなってきた蒼星石。頬を赤らめながら眼鏡を取った。
 翠「あぁ~」
 蒼「もういいでしょ。気は済んだよね?」
明らかに落胆した声を上げる翠星石に、取った眼鏡を手渡した。
 翠「仕方ないです。でも、これで決定ですかね…」
 蒼「一体何なのさ…その眼鏡、何に使うの?」
 翠「今週末の仮装p…げふんげふん 秘密ですぅ」
翠星石は、そのまま眼鏡を持って逃げるように走り去ってしまった。
 蒼「仮装……?」
週末には、薔薇水晶が家でホームパーティを開く、と言っていたけれど。
それと眼鏡に何の関係が!?
そんなことを考えながら、蒼星石は首をひねるのであった。
しかし、この時の蒼星石には、これがあんな大変なことになろうとは、
思いも寄らなかったのである…!

-続かない-


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