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銀ママ「この赤ん坊、親戚の子で一日預かることになったの。」
銀「へぇ。」
銀ママ「でも、今日急に予定が入っちゃって。」
銀「え!?まさか!?」
銀ママ「ということでお願いね。」
銀「えーーー!!!」









紅「で、私達が呼ばれたのね。」
銀「休みの日にすまないわねぇ。」
あまりすまなそうに水銀燈は言う。
翠「でもやっぱり赤ん坊はかーいいですね。」
翠星石は水銀燈の抱いた赤ん坊の頬をつんつんとつつく。
それで赤ん坊はきゃっきゃっと笑った。
蒼「そうだね。」
横から蒼星石も赤ん坊を見つめている。

雛「ヒナもだくのー!水銀燈かしてなのー。」
そういって雛苺はせがんできた。
銀「いいわよぉ。」
水銀燈は雛苺に赤ん坊を渡した。
が、赤ん坊は急に泣きだしてしまう。
雛「えーと、こーしてあーして・・・」
必死にあやすが一向に泣き止まない。
金「任せるかしら。この策士のカナが楽してズルして赤ん坊を泣き止ませるかしらー。」
赤ん坊が泣き止むのと策士がどう関係するかは知らないが、
雛苺の手から赤ん坊を取り上げ金糸雀はあやす。
しかし、まだ泣き止まない。
金「なんでかしらー?」
金糸雀が悪戦苦闘しているのを見かねて
銀「ほらぁちょっとかしなさい。」
金糸雀はしぶしぶ水銀燈に赤ん坊を渡す。
するととたんに泣き止んだ。
赤「ままぁー。」
そういって赤ん坊は水銀燈に甘える。
翠「水銀燈のこと完全に母親だと思ってるみたいですね。」
それほど赤ん坊は水銀燈に甘えていた。
紅「それで何をすればいいの?」
赤ん坊が落ち着いたのを見計らって真紅は聞く。
銀「んーとねぇ、買い物をしてきて欲しいのよぉ。」
水銀燈は切り出した。

蒼「買い物?」
銀「そう、買い物。うちの母親が何も用意してないのに赤ん坊預かったから、
  オムツとかごはんとかが何もないの。それを買ってきて欲しいのよぉ。」
水銀燈は言う。さらに付け加えて言った。
銀「さすがに赤ん坊を置いていくわけにはいかないし、抱いていったら変な噂が立つでしょう?」
なるほど、水銀燈の言うことはもっともだ。
翠「しゃーねーですね、買い物をしてきてあげるです。」
翠星石につづいて他のみんなも了承した。
銀「ありがとねぇ、このメモに書いてあるのをお願い。」
そういってメモを渡す。
蒼「あー、この品々だと結構店が離れてるから二手に分かれていったほうがいいね。」
紅「そうね。では、私は雛苺と金糸雀をつれてこれらを買いにいくわ。」
真紅は立ち上がる。
雛「わかったなのー。」
金「まかせるかしらー」
二人も立ち上がった。
翠「では、蒼星石と私は残りを買いにいくです。いくですよ蒼星石。」
蒼「うん、いこう。」
銀「あ、そういえばJUNと薔薇水晶、雪華綺晶は遅れてくるらしいから会ったら連れて来てねぇ。」
玄関で水銀燈はみんなを見送りながらそういった。
紅「わかったわ。」
翠「まかせるです。」
そういって二手にわかれて彼女達は出て行った。
とたんに家が静かになる。
(まぁゆっくり待つかしらねぇ)
そんなことを思いながら水銀燈はリビングに向かった。

しばらくして、

ピンポーン

玄関のベルが鳴る。
買い物してきたには早過ぎるので多分JUNか薔薇水晶、雪華綺晶のだれかだろう。
銀「誰かしらねぇ?」
そう言いながら玄関に向かう。
ドアを空け現れたのは
J「よっ、遅れてすまん。」
JUNだった。
銀「いいわよぉ。さ、はいって。」
JUNを招きいれリビングに向かう。

ソファーに二人で腰を下ろして、
J「これがその赤ん坊か、全然泣いてないな。」
JUNは水銀燈の抱いている赤ん坊を見ながら行った。
銀「さっきは泣いてたのよぉ。」
J「そうなのか?」
水銀燈はさきほどのことを話した。
するとJUNは
J「だったら水銀燈が上手いんだと思うよ。今も喜んでるし。」
水銀燈の手に抱かれた赤ん坊は嬉しそうに笑っている。
J「保母さんなんか向いてるんじゃないのか?」
JUNの問いかけに対して
銀「そんなもんかしらねぇ・・・」
よくわからなそうに水銀燈は答えた。
J「でもかわいいな。」
そういいながらJUNは水銀燈の抱いている赤ん坊の頭をなでてみる。
その行為に赤ん坊は嬉しそうだった。
銀「JUNもうまいんじゃなぁい?喜んでるしぃ。」
J「いやでも水銀燈の方が上手いよ。それに・・・」
赤「ままぁー」
J「赤ん坊もこういってることだしね。」
赤ん坊は手を伸ばして頭にあるそのなでている指をつかみ嬉しそうに言った。
赤「ぱぱぁー」
J・銀「え!!??」
赤「ぱぱぁー、ままぁー」
J「えっと・・・(///)」
銀「わ、私がママで・・・(///)」
J「ぼ、僕がパパなら・・・(///)」
銀「ふ、夫婦・・・(///)」
J「(///)」
銀「(///)」
J「ほ、ほら赤ん坊の言うことだし(///)」
銀「そ、そうよねぇ(///)」
そう言いながらも二人は黙ってしまう。
J「・・・・・・(///)」
銀「・・・・・・(///)」
どれくらい黙っていただろうか。
J「水銀燈・・・」
銀「JUN・・・」
互いの名前を呼び見つめあい自然とその唇が重なろうとした瞬間


ピポピポピポピンポーン!!

J・銀「ビクゥ!!!!!!!!」
とたんに二人はソファーの端と端まではなれる。
銀「も、もう帰ってきたらしいわね・・・。」
J「そ、そうみたいだね・・・。」
銀「迎えに行きましょうか。」
J「そうだね。」
まるでさっきのことがうその様に(とまではいかないが平静をたもって)二人は立ち上がり玄関に向かおうとした。
が、
銀「ねぇ」
J「どうした?なんかあった?」
銀「この続きはまた今度ね、あ な た。」
J「す、水銀燈!?」
銀「ふふふ(///)」

おしまい




おまけ

薔薇「銀ちゃん私にも抱かせて。」
銀「いいわよぉ、はい。」
薔薇「ありがと・・・
   らせん階段! カブト虫! 廃墟の街! イチジクのタルト! カブト虫!
   ドロローサへの道! カブト虫! 特異点! ジョット! 天使! 紫陽花!
   カブト虫! 特異点! 秘密の皇帝!!」
銀「ちょ、ちょっとなにやってるの薔薇しぃーちゃん。」
薔薇「天国にいけると思ったのに・・・」
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