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とある寒い朝
真「ちょっと水銀燈!貴女って娘は…あれ?」
銀「おはよぉ…ってどうしたのよ真紅ぅ」
真「い…いえね、後ろから見ると貴女がタバコを吸ってるとばかり思って」
銀「吐く息も凍るほど寒いってことよぉ。てか貴女、自身の吐息をご覧なさぁい」
真「そ…そうね。私ったら動転していたようだわ」
銀「大体、タバコって…好き好んで肺を煙で燻製にしたがる人の気が知れないわぁ。
  そもそも、巻紙が本来あんなゆっくりしたスピードで燃えるかしら?何か混ぜてるに違いないの。
  ただでさえ漂白剤の気化したものまで肺に入れてるのに、健康を害さないほうが異常よぉ」
真「御免なさい。私の方こそ淑女にあるまじきはしたなさを…あっ」

プゥゥ

銀「…」
真「…///」
銀「これもはしたなかったわねぇ。てか今のも白く凍ってたわよぉwww」
真「うぅ…///」
【冬の】【魔法】


人間は平等ではない。

持てる者、持たざる者、その分岐点は既に誕生の時点で訪れているのではないだろうか。

機会の平等?そんなものはこの世には存在しない。

結果の平等?尚更だ。

神なるものがいるならば、彼もしくは彼女はうまいこと人間を創ったものだ。

一人として同じ人間は存在しない。

それによって、人間は競い、争い、疲れるまで生き続ける。

人類を存続させる方法としてこれ以上のものはないだろう。

真「…せめて、もうちょっと膨らみがあればいいのに」

悩める少女・真紅は自分の胸元を見つめる。

第三者からすれば足元を見つめているように見えるが、決してそうではない。

彼女は彼女なりに、何もない空間に自身の願望を描いているのだ。

真「…それにしても」

どうして私の周りには巨乳ばかりいるのかしら、と彼女はため息をつく。

殊に水銀燈・雛苺の胸はいつみてもこちらの胸が張り裂けそうになるほどだわ、と。

ちなみに、真紅の言う巨乳とは、「私よりも大きな胸」である。

だから、他の大多数が貧乳だと感じる胸も、真紅より大きければそれは彼女にしてみれば「巨乳」なのだ。

…それが諸悪の根源である事に、彼女自身は気付いていない。

その胸の成長を促進しようと、真紅は涙ぐましい努力を重ねている。

バストアップ体操。

牛乳・ヤクルト一気飲み。

風呂上りに揉んでもらう…

だが今のところ、そのいずれも効果を発現たらしめていないのが非情な事実である。

…いずれにせよ、今日も真紅は自分の胸元を見てため息をついていた。

近くでは翠星石と雛苺が言い争っている。

翠「や~い、このチビチビ!」

雛「ヒナ、チビじゃないもん!」

翠「チビはチビですぅ。ほれほれ~」

雛「うゅ…違うもん!翠星石がヒナより大きいだけだもん!」

真「…!」

真紅は、突然天啓が降りて来たような気がした。

…胸が大きいの小さいの、背が高いの低いの、そんなものは見る者の違いによって脆くも変わりゆくものなのだ。

より深く言えば、そもそも大小だの高低だの…いや、全ての優劣など、所詮は人それぞれが作り出すもの、

絶対的な基準などありはしない…。

大体、真紅からすれば巨乳の化身とも言える雛苺…彼女の羨望の的も、他の点…背の高さでは、

確かに翠星石が言うように、小さいと言える。

…でもそれが何だというのだろう。

雛苺は翠星石よりも背が低い。真紅は雛苺よりも胸が小さい。それだけなのだ。

…それを良い、悪いと勝手に分けてしまうから、『間』を入れてしまうから、人間はいつまでたっても人になれない。

悩みが嫌いなくせに悩む事を自ら好む人間達。自分の個性を認められず、自分を否定し、競い、争う人間達…

ここに、その呪縛から解き放たれた少女が一人。

真「結局、私は私自身を『胸が小さいのは駄目なこと』という自分だけの価値観で縛っていたのね」

真紅はゆっくりと立ち上がり、ベランダに出て大声で叫んだ。

真「貧乳はステータスなのだわ!希少価値なのだわ!」

ちょっとずれてるかもだけど【チビで】【何が悪い】


紅「この世の権力すべて掌握するのが私の夢なのだわ」
ジ「えらく野心家だな。なんでまた…?」
紅「簡単な理由よ。ネコを抹殺する為に決まってるでしょう。私幸せ」
ジ「おまえ今人類の大半を敵に回したぞ」
紅「もし私の夢がかなったら、貴方はどちらに味方するのかしら?
  私?それとも…有り得ないと思うけど、ネコを選ぶの?」
ジ「そんなの決まってるじゃないか!僕は迷わずネコに走るぞ」
紅「なんですって、この裏切り者!やっぱり若い子が好みなのねっ!
  …いいわ。貴方がその気なら戦争よ。この世が真紅の炎に染まるのを見て後悔なさい」


そして世界は核の炎に包まれた!!


紅「…という夢を見たのだわ」
ジ「マジキチ」

その後ジュンがどうなったか、誰も知らない。


【夢見る】【乙女】


ジュンがもしも変態だったら

紅「あら?タンポポ……こんな町中にも力強く咲くのね」

ジ「なあ真紅。タンポポの良さ、わかるか?」

紅「うーん、改めて聞かれると表現が難しいわね」

ジ「新しい命の種を撒き散らす、その為にその身を散らす。美しくないか?」

紅「ん、まあ……そんな感じかしらね」

ジ「まだよくわかってないみたいだな。ほら、こんな感じだ」

紅「ちょ……ジュン////何をしているのよ!?早くズボンを履きなさい!パンツもよ!!」

ジ「いい…イイ…!真紅に見られてるのもあって、もはや最高の感度だ!
 このタンポポがすべて散る頃には、僕の命の種は撒き散らされ……」

銀「警察、呼んどいたわぁ」

【たんぽぽ】【咲いた】

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