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◆めぐの脱ニート計画:覚醒編◆

め「…………」ボケー

め「……ヒマだ」

め「水銀燈は仕事、桜田くんは大学、真紅さんは締切間近で必死」

め「おまけにばらきら姉妹はそろってお買いもの」

め「ゲームも飽きたし、ネットも飽きたしなー」

め「…………」ボケー

め「……ニートって職業も飽きてきたなぁ」

め「…………」

め「よっしゃ、ジョブチェンジするか」

め「そうと決まったら早速なりたい職業を書き出してみよう」

***

め「……うむ。カンペキだ」

め「我ながら自分の才能が恐ろしいわ」

め「そう……始まるのだ、柿崎めぐの脱ニート計画が!!」


◆めぐの脱ニート計画:東大編◆

め「桜田くん」キリッ

J「どうしたんだ、めぐ。珍しく真剣な顔して」

め「私、ニートをやめようと思うの」

J「そりゃ殊勝な心がけだな。バイトでもすんの?」

め「いえ、東大に行くわ」

J「……ドラゴン桜にでも影響されたか?」

め「ぎくり」

J「…………」

め「…………」

J「…………」

め「……そんな漫画、読んでないわ」

J「そうかい」

め「ところで、東大に行くには『せんたあ試験』というのを受ける必要があるらしいんだけど、何それ?」

J「あきらめろ」


◆めぐの脱ニート計画:アイドル編◆

め「水銀燈」キリッ

銀「なぁに? 似つかわしくない顔しちゃって」

め「私、ニートをやめようと思うの」

銀「ふぅん……ま、貴女の勝手だけど。仕事でも探すの?」

め「いえ、アイドルになるわ」

銀「またずいぶん非現実的ねぇ」

め「でも考えてみてよ? 私って歌は得意だし、ルックスだって結構いけてる方じゃない」

銀「自分で言うのね」

め「今に有名になって、それで連ドラとか出て……ふひひ……」ニヤニヤ

銀「……おーい、めぐー」

め「ふひひ……」ニヤニヤ

銀「妄想モードに突入したわね、こりゃ」

め「……ああ、だ、ダメですよ、所長! 私の貞操は……」

銀「どんなストーリーが展開されてるのかしら」


◆めぐの脱ニート計画:小説編◆

め「真紅さん」キリッ

真「めぐ。どうしたの、ひどくシリアスな表情ね」

め「私、ニートをやめようと思うの」

真「あら、立派な決心じゃない。どうするつもりなの?」

め「私、小説家になるわ」

真「あなたが?」

め「実は今度応募しようと思って一作書いたの。真紅さんに水耕してもらおうと思って」

真「水耕じゃなくて推敲よ。じゃあ見せて頂戴」

め「はい、これ」

真「どれどれ。…………(うわあ……)」

め「どうかしら? 結構自信作なんだけど」

真「……貴女、何の賞に応募するつもり?」

め「『あくたがわ賞』っていうやつ」

真「やめておきなさい」


◆めぐの脱ニート計画:芸人編◆

め「きらきー」キリッ

雪「あら、めぐ様。今日はなんだか目が輝いておられますね」

め「私、ニートをやめようと思うの」

雪「まあ、それは素敵な御考えだと思いますわ」

め「だから、私と組んでお笑いやりましょう」

雪「貴女がニートをやめることと、私と貴女がお笑いをすることの因果関係が分かりかねますわ」

め「ボケは私がやるから、きらきーはツッコミね」

雪「めぐ様は人の話をもう少し聞くべきですわ」

め「じゃあ、私が『あつはなついねー』ってボケるから、きらきーは『それを言うなら夏は暑いねーだろ』ってツッコむのよ」

雪「ですから人の話を」

め「あー、それにしてもあつはなついねー」

雪「今は冬ですよ、めぐ様」


め「……私たちじゃM-1優勝は不可能ね。コンビ解消しましょう」

雪「同感ですわ」


◆めぐの脱ニート計画:芸人編2◆

め「ばらしー」キリッ

薔「……やあ、めぐ」

め「私、ニートをやめようと思うの」

薔「へえ……えらいね」

め「だから、私と組んでお笑いやりましょう」

薔「うん、いいよ……」

め「ボケは私がやるから、ばらしーはツッコミね」

薔「りょーかい……」

め「じゃあ、私が『あつはなついねー』ってボケるから、ばらしーは『それを言うなら夏は暑いねーだろ』ってツッコむのよ」

薔「まかせたまえ……」

め「あー、それにしてもあつはなついねー」

薔「それを言うなら……『夏は暑いねー』やろ……」ペシリ


め「……ダメダメ、全然キレが無いわよばらしー。あなたはお笑いに向いてないわ、コンビ解消しましょう」

薔「がーん……しょっきんぐ」


◆めぐの脱ニート計画:花嫁編◆

め「桜田くん」キリッ

J「また来たのか」

め「私、ニートをやめようと思うの」

J「ついさっき聞いた。で、どうするんだ?」

め「妥協につぐ妥協の末、桜田くんのところへ永久就職しようかと」

J「断る」

め「えー、でも私みたいな『りょーさいけんぼ』なかなかいないわよ」

J「料理も洗濯も掃除もまともにできないお前が何を言う」

め「少子化に貢献するためにも、子供は1ダースくらい欲しいわね」

J「貢献しすぎだろ」

め「桜田くんの月のお小遣いは4万円ね。残りのやり繰りは私にまかせて」

J「全部ゲーム代とかに消えそうだな」

め「ところで、『りょーさいけんぼ』ってどういう意味なの?」

J「出直してこい」


◆めぐの脱ニート計画:徒夢編◆

め「うー……」

め「東大、アイドル、作家、芸人……全部びみょーね」

め「最終奥義、花嫁作戦も駄目だったし……」

め「どうするかなー……」

め「……ZZZ……」


***

め「おっす、桜田くん!」

J「おはよ。結局あれからどうすることにしたんだ?」

め「? 何が?」

J「ニートやめるんだろ? 僕が何箇所か目星をつけてるバイトを紹介するから、まずはそこから……」

め「ああ、いいのいいの。一晩寝て起きたらやっぱこのままでいいかなーって」

J「……ダメ人間だな、お前」

め「自覚してるわ」ニッコリ

J「こらこら」

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