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私は三大欲求に素直だ。言わずもがな、生きとし生けるものは食べたら眠くなるのだ。

それは猫も人も一緒で、昼御飯をあっという間に頂いた私は、薔薇水晶な猫と一緒に日当たりのよいソファーで横になっていた。
薔薇水晶な猫、というと薔薇水晶が猫になったような感じなのだが、正確には薔薇水晶の代わりにいた猫である。

うみゅー

「……うみゃーん」

太陽の優しい暖かさが気持ちいい。心がおおらかになるようで、仰向けに私は見慣れた天井を見つめながら幸せなため息を吐いた。

うみゃー?

「……うみゃー」

私の傍らで丸くなっていた猫は私の方が日当たりがいい事に気が付いたのか、もぞもぞと動きだし、私の胸元まで登り始めた。

「……重いにゃー」

どうやら私の胸の上が一番暖かいと判断したのか薔薇水晶専用だった私のバストを弄び、いや、クッション代わりにでも思っているのだろう、ちょうどいい角度を見つけるとまた丸くなった。どうやら、このネコはまだ子供らしく、甘えたがりらしい。

うみゃー

「……うみゃーん」

目蓋が重くなる。私は三大欲求に素直なのだ。そのまま、私は目を閉じた。起きた頃には猫も親元へ帰っているだろうと。

みゃー?

猫が甘えるように鳴く。私はそれが子守歌のように夢の底へ落ちていった。


 

雪「うみゅー」
猫「うみゅー」
雪「うにゃー」
猫「うにゃー」
雪「うみゅみゅー」
猫「う……うみゃー」
雪「ノンノン、うみゅみゅー」
猫「うみゅにゃー」
雪「おしいおしいうみゅみ……( ゚д゚)ハッ!」
薔「お、おねーちゃん……?」
雪「あっ、薔薇水晶いつの間にかえっていやこれはちがうのあっそんな可愛いものを見るような目で私をみないでッー!!///」
薔「(ネコ可愛いなぁ……みゃー)」


薔「……ネコさん遊びましょー」
猫「うみゃーん」
薔「……猫じゃらしですよー」
猫「Σ(・∀・)にゃにゃにゃ」
雪「(猫の主導権を奪われてしまった)」
薔「……ほらほらー」
猫「にゃ!にゃ!」
雪「(と、いうことは薔薇水晶=猫好き=猫耳好き→付ける→おねーちゃん可愛い→にゃんにry)……ふふ、では早速」
薔「……こっちですよー」
猫「にゃー」

薔「……ん、どうしたの?あれ、おねーちゃんが消えた」
猫「にゃー?」
雪「ば、薔薇水晶にゃー」
薔「お、おねーちゃん……猫耳?」
猫「にゃーん」
雪「お姉ちゃんも一緒に、にゃんにゃんしたいー!!」
ドタバタ
薔「あっ、おねーちゃん、何押し倒して脱がしてるのまだお昼だし子猫ちゃんがこっちを興味ありげに見ているって、えっ?保健体育って猫に保健体育も何もないでしょ!あっ……」

猫「…にゃー?」


前回のあらすじ→猫効果を信じて猫耳装備の雪華綺晶が薔薇水晶に襲い掛かり、文字通りにゃ○にゃ○をするつもりだったのだが……

雪「薔薇水晶にゃんー♪」
薔「ちょっとおねーちゃん!? あっ、そこはダメェ! 」
ポイッ
雪「にゃ? 」
ガシャゴーーン!!
薔「あっ、身体が勝手に……おねーちゃん、おねーちゃん? 」
雪「と、巴投げ……だ……と……に、にゃーん……ガクッ」
薔「実はこの前、雛苺の家主から襲われた時の対策にって習った投げ方なんだけど、“巴”投げって言うんだ……」
雪「(薔薇水晶は実は万能だからすぐに自分のモノにしてしまうのだが、雛苺の家主め、よけいなスキルを……)に、にゃー」
薔「おねーちゃん、ごめんね……大丈夫? 」
雪「だ、大丈夫だにゃー……(今後を考え私も何か対策をブツブツ)」
猫「にゃー? 」



薔「ところでおねーちゃん、そのネコの名前どうするの? 」
雪「マーシャルアーツかそれとも>>143の言った通りに『ムシャラムシャラ』作戦かブツブツ……」←猫耳解除状態
薔「ネコの名前だよ。この子猫ちゃんも今日から家族なんだから名前が必要でしょ? 」
雪「(飼うつもり満々だったのか)……んー」
薔「あっ、おねーちゃん飼うつもり無かったでしょ! 」
雪「い、いやまさかアハハハ」
猫「にゃー 」
雪「あっ、ごめんごめん。真面目に考えるから私の服の中に入ってこないでね」
薔「(おねーちゃん結構胸あるからなぁ)」
雪「んー、この猫は白いから……」
薔「ラプラs」
雪「いやそれはあのウサギ顔」
薔「そっか。白、白、白くてふわふわした……」
雪「!! 『うにゅー』に決定」
薔「……イチゴ大福みたいだけどさ」
雪「決定! ね、うにゅー」
猫「うみゃーん」
雪「もぞもぞしない///」
薔「うにゅーかぁ……(シロとかはやっぱりダメだったよね)」
猫「うにゃー? 」
薔「あっ、うにゅー、私の服にも潜り込まないでっ」
雪「(薔薇水晶もなかなか揉みごたえのある胸しているからなぁ)」
薔「お、おねーちゃん///」
雪「うにゃー♪」
どたばた

こうして我が家に新しい家族が出来ました。
猫「みにゃーん♪」


~アンケート・どこにお住まいですか? 同居人は?~

水「病院近くの教会よぉ。やっと一人で改装し終わったわぁ。最近は病院の子供達が抜け出して遊びに来るから独り身でも寂しくないのよぉ」

金「みっちゃんのアパートかしら~。もちろんみっちゃんと一緒に住んでるかしら~。最近、みっちゃんが返済が苦しい苦しい言っているからカナもアルバイト募集かしら~」

翠「おじじの家ですぅ。蒼星石とおじじとおばばの四人で暮らしてるですぅ。案外、翠星石も家事するんですよ」

蒼「翠星石と同じだよ。不満はほとんど無いけど、あるとすればおじいさんが男物の服ばかりを買ってくることかなぁ……僕だってフリルとか着てみたいのに」

真「ジュンの家よ。家族構成は私、ジュン、のりの三人だわ。私は居候だから立場に気を遣うわ……ジュン、紅茶をいれてちょうだい」

雛「トモエの家なのー。んーと、かぞくは、えーと、ヒナとトモエとトモエのおかーさん、おとーさん、ワニとうさぎさんとクマさんと……いっぱいなのー。ヒナは毎日うにゅーが食べれて幸せなのー」

薔「……私とおねーちゃんは実は一軒家です……なぜ二人暮らしの私達がこんな二階建て庭付き一戸建てに住んでいる事は……まぁ、おいおい分かります。多分。家族は私、おねーちゃんの雪華綺晶、そして猫のうにゅーです……ハァ、長かった」

猫「にゃー」



雪「しかし……」

め「どうしたの、雪華綺晶」

雪「私の周りには普通の人物があまりにも少ない」

め「例えば例えば? 」

雪「例えば、自分を死に損ないと思っている卑屈な病人。例えば、最愛の妹に必殺“巴”投げを教え込む家主、例えば、皆から想われているのに気が付かない鈍感な引き籠もり」

め「なかなか濃い面子よね、私が言うのも何だけど」

雪「自覚症状があるだけまし……まったくたまには美味しいご飯と共に普通な人と普通の会話がしたいですわ」

め「そ、そうね……(ほっんと、“自覚症状”が無いって怖いわ)」

保守

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