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修学旅行!
私たちの高校生活の一大イベント!
中学生の時の修学旅行も楽しかったけど、今回は高校生!楽しさが断然違うわね!

 

 

 

 


ぜぇ……『!』を付けすぎると息切れしちゃうわ。
ここで自己紹介をしておこうかしら。
私は真紅。薔薇学園の二年生よ。紅茶と名探偵くんくんが大好きだ。
自分で言うのも何だけど、かなりお淑やかな性格をしていると思う。
悩みは……『胸』がまな板なこと……これはあまり突っついて欲しくない所よ。
このくらいで、自己紹介は終わったわね……
それでは、物語に入らせてもらうのだわ。

 

 

 

 


夏休みが終わり、二学期が始まる九月一日。
私とジュンは校内の掲示板の前に居た。
毎年薔薇学園では、修学旅行の日程が張り出されるのがこの日なのだ。

紅「あと一週間で修学旅行なのだわ」
ジュン「ああ、そうだな」
紅「とても楽しみね」

ジュンは、私の彼氏(下僕)よ。
ライバルはとても、とっても沢山居たわ。けれど、ジュンは私を選んだ。
とても誇らしい気持ちだ。
まだ……『キス』もしてないのだけど……
そんな事を考えながら今年の修学旅行の日程を二人で眺めていると、後ろから銀髪の美女が豊満な肉体をアピールしながらやってきた。
……水銀燈だ。

銀「おっはよぉ~、ジュンに真紅」
ジュン「おはよう、水銀燈」
紅「おはようなのだわ」

彼女とは昔からの付き合いだ。
私には無い豊満な肉体を持つ、私と同じレベルのくんくんファン。
喧嘩したり、笑いあったり、所謂『親友』の関係よ。

銀「今年は東京なのねぇ」
ジュン「三日目は一日中ネズミーランドか」
銀「そうねぇ……。そういえばジュン、貴方……」

コソコソと水銀燈がジュンの耳元で何かを囁いた。顔を一気に赤らめるジュン。
一体何を囁いたのかしら……これは聞かないといけないのだわ!

紅「ねえ水銀燈、さっきジュンに何を囁いたの?」

水銀燈はニヤリと笑って

銀「秘密よぉ」

むっきぃ~~! 悔しいのだわ!
まさかジュンの愛人宣言を……
ゴチャゴチャ頭の中でそんな事を考えていると、水銀燈が私の目を見て言った。

銀「『既成事実』は早いところ作っておかないと、ジュンが取られちゃうわよ。友達としてのアドバイスね。それじゃあ、教室でねぇ」

いいたい事だけ言って、水銀燈は行ってしまった。
……行動?
まさか……『キス』?
一気に頬がゆであがったタコの様に赤くなる。今時こんなにオクテなのも珍しいのに。ああ恥ずかしい……
私とジュンが顔を赤らめながらその場に立っていると、今度は四人組がやってきた。

苺「おっはよーなのー!」

元気な声で挨拶をしているのは雛苺。中学校からの友達よ。
所謂『ロリ巨乳』で、私よりも背が小さいのに、胸はまるで育ちすぎたスイカの様な感じなのだわ。
ああ、羨ましい……
溌剌とした性格とその肉体で、数多の男達を惹きつけているわ。
あと、苺大福(通称うにゅー)が大好きよ。

雪「お早うございます、紅薔薇様、ジュン様」
薔「……おはよう」

この二人は雪華綺晶と薔薇水晶。
良く似ているけど、別に姉妹ではないのだわ。
雪華綺晶は右目に、薔薇水晶は左目に眼帯をつけている。
眼帯をつけている理由は……『謎』ね。趣味という噂が有力だけど……
似たような外見だけど、性格は全然違う。
雪華綺晶はお淑やかで……食いしん坊ね。それはもう恐ろしいぐらいに食べるのだわ。
それでも太らないなんて……私なんてケーキ一個で太るのよ!
薔薇水晶はちょっとその、『変わってる』。そして無口だ。
さて、二人の説明はこの辺にしておいて、最後の一人の説明をしておくのだわ。

金「ジュン、真紅、おはようかしら!」

彼女は金糸雀。オデコを強調する髪型が特徴的だ。雛苺と同じくらいの身長だけど、雛苺ほどの胸は無いわ。
……それでも私よりは大きいけど……うぅ。
それと、彼女はとても勉強が出来るわ。策士を名乗るだけの事はある。
その策が成功した所は見たこと無いけれど……
あとはそうね……叔母と暮らしているわ。
一度会った事があるけど、とっても個性的な人。コスプレをさせられたり……あの時は地獄だったのだわ。

雪「二日目のお食事が楽しみですね」
薔「……食べ放題、太るかもね」
苺「わー!うにゅーもあるのー!?」
ジュン「それは無いだろ」
苺「うゆ~……ジュン酷いの」
雪「心配しなくても、ちゃんとありますよ」
苺「そうなの?」
雪「……そうですよ」
金「卵焼きはあるかしらー?」
紅「それくらいはあるんじゃない?」

そんなこんなで、四人とも教室に行くようだ。

雪「それでは、私たちも教室に……」
薔「早く来ないと、遅刻しちゃうよ……」
苺「またあとでなのー!」
金「バイバイかしらー!」

四人とも行っちゃったわ。
そろそろ私たちも教室に行こうかな。

紅「ジュン、そろそろ私たちも教室に行きましょう」
ジュン「そ……そうだな」

すると……

翠「おっはよ~ですぅー!」


後ろから大きな声でこっちに向かって来たのは双子の姉である翠星石。

 

蒼「ちょっと……大声で叫ぶのは良くないよ、翠星石」


それを嗜めるのは双子の妹 蒼星石。
あの二人は双子、オッドアイが特徴的なのだわ。
翠星石は長い髪を左右にロールさせているわ。私と同じで髪の手入れには時間がかかっているみたいね。
そして性格はとても活発、けれど人見知り。
出会った頃なんていつも蒼星石の後ろにぴったりくっ付いていたもの。おんぶおばけかと思ったわ。
妹の方の蒼星石は、見た目は男の子みたい。髪はショートで、若干猫っ毛だ。

性格はとても落ち着いている。私たちのクラスの良心なのだわ。
けれど翠星石と居る時には、とっても甘えん坊らしい。ちょっと見てみたい気もするわ。

翠「おっはよーです!! ちび人間に真紅!」
紅「おはよう」
ジュン「おっす。……って僕はちび人間じゃないぞ! お前より背も高いしな!」
翠「それでもちび人間はちび人間ですぅ~」
ジュン「何ィィィーーー!」

ああもう、五月蝿いわね……
周りの人たちもこっちを白い目で見てくる…… 

蒼「二人きりの所にごめんね、真紅」
紅「別にそんな事は無いわよ。さっきまで雪華綺晶たちと話してたのだわ」
蒼「そう……。けど、ジュン君は君の彼氏だ。僕たちは……」
紅「気にしなくても良いわ。ジュンに『翠星石と話すな』なんて言えるわけ無いでしょう」

蒼星石がちょっとだけ笑顔になった。
そしてほんのちょっぴり顔を赤らめて言った。

蒼「どこまでいったんだい?」

全くもう……
みんなそればっかりなのだわ!

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