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これは初夏を迎えたある日の午後から始まる
壮大な物語です

放課後の教室
殆どの生徒は部活に行くか帰宅の戸につくかしているが、まだ残っている少女が四人
翠星石、蒼星石、真紅、水銀燈の四人である

翠「う~ん……何か物足りないですね…」
蒼「一体何が物足りないんだい、翠星石」

そう教室でぼやくのは、綺麗なオッドアイが特徴の翠星石である
すぐさま双子の妹である蒼星石が問う

翠「何かこう…クラスで盛り上がるイベントが無いんですよね」
蒼「イベント?」
紅「確かにそうなのだわ。体育祭や文化祭は二学期だし、新しいクラスにも馴染んできた所だし、どうしても弛んでしまう時期ではあるわ」
翠「そうなんですよ…ここらでバシィーッと一つ何かやっておきたいですぅ」
銀「でも、何するの?この暑い時期に運動系のイベントが受け入れられるとは思わないわぁ」
紅「かといって文化系のイベントに男子が食いつくとは思えないわ」

もっともな事を言うのは『紅茶狂』と名高い真紅に『ヤクルトジャンキー』の称号を持つ水銀燈である

 

蒼「……食事会は、どうかな?」
銀「食事会!?」
翠「ちょっと堅苦しいイメージですね」
蒼「ああ、そんな堅苦しいものじゃあないよ。みんなで集まって、ご飯を食べるだけ。これならこの時期でも良いだろうね」
紅「あら、それは賛成なのだわ」
銀「でも、会場とかいろいろな問題があるわよ」
雪「それなら…この私にお任せ下さい」
翠「ひゃあっ!」
蒼「い…いつの間に…」

この少女は『雪華綺晶』
イイところのお嬢様ではあるのだが、どこか抜けている

雪「つい、さっき通りがかったもので…話は聞かせてもらいました。会場と料理は私が受け持ちましょう」
翠「それはありがたいですぅ!」
紅「確かに、彼女の屋敷なら、十分な広さがあるわね」
蒼「会場は何とかなったから、後はクラスのみんなに話をしないと」
銀「とりあえず、部活で残っている人達だけでも話をしておかないとねぇ」

翠「とりあえず、もっと人数が欲しいですぅ」
紅「金糸雀や雛苺に連絡をすれば?」
銀「私は薔薇水晶を呼んでみるわぁ」
翠「おお、それは良いですね。三人にも手伝わせてやるですぅ」

そう言いながら携帯のキーを軽快な音を立てて叩く
しばらくすると…

金「で、カナたちに招集がかかったのかしら…」
苺「お祭りなのー!パーティーなのー!」
薔薇「屋上でのお昼寝タイムが…」

三人とも全く違った表情をしている
金糸雀はまたかよ…と言わんばかりの表情で、雛苺はもう楽しみでたまらないといった表情で
薔薇水晶は目の前のご馳走を取り上げられたかのような顔をしていた

翠「来ちまったからにはしっかり働いてもらうですよ…」

ニヤリと笑みを浮かべる翠星石

 

金「ハァ…」
紅「諦めるしかないわね」
翠「…やる事って何があったですか?」
蒼「……そうだね。まずは何をしようか」
銀「女子は大体アドレスを知ってるわぁ。簡単に連絡がつくから…」
紅「男子を誘わないとね」
銀「ちょっと!私のセリフ取らないでよぉ!」
紅「あら、ごめんなさい。わざとやったのだわ」
銀「真紅ぅぅぅぅ!!」
翠「あーもう!ケンカはよそでやるですぅ!」

蒼「とりあえず、分担を決めようか」

この場を収めるために、提案をする蒼星石

翠「うーん…もう、ちゃっちゃと決めちまうですぅ!」

翠&蒼  職員室に行き、梅岡を誘う
金&苺  武道場に行き、そこに残っているクラスメイトを誘う
雪&薔薇 校舎を回り、残っているクラスメイトを誘う
紅&銀  ベジータを誘う

銀「ちょっとぉ!何この分担!?」
紅「私達だけ適当なのだわ!」

さっそく抗議の声をあげる水銀燈と真紅

蒼「まあまあ、あのウザさに対抗できるのは君達二人だけだよ」
雪「リーダー的な役割ですね」

すぐさまフォローを入れる蒼星石と雪華綺晶

 

薔薇「それにしても…ベジータも誘うんだ」
翠「たりめーですぅ。仲間はずれは良くないですぅ」
雪「何で、翠星石は他のクラスメイトを誘いに行かないのですか?」
翠「そ…それは…」
蒼「翠星石は人見知りだからね。だからごめん」

またもやフォロー?を入れる蒼星石

翠「もー…それは言うなですぅ…」
銀「この際そんな事はどうでもいいわぁ。後でゆっくりからかわせてもらうわぁ」
金「じゃあ、終わったらまたここに集合と言うことでいいかしら?」
全員「OK」

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