(´・ω・`)「レッツくそみそ」
梅「ウホッ」
笹「や ら な い か ? 」
ベジ「4Pだと!?ここからが本当の地獄だ」
の「ねぇジュン君!お姉ちゃんもネコミミにしたら人気出るかな?」
巴「桜田君!ネコミミ好き?巫女服もあるけど?」
み「あーカナwwwwネコミミwwww可愛いわwww可愛いわwwwww」
メ「水銀燈とお揃いのネコミミ!!あっ貧血www」
ジ「…」
ジ「ZZZZZzzzzzz....」
巴「そーっと、そーっと」
ジ「何やってるんだ柏葉?」
巴「あの、その、これは、その、////////」
ジ「さっさと寝るぞそこじゃ寒いだろ。ほら//////」
巴「うん//////////桜田君?」
ジ「?」
巴「//////////保守ぅ////////////////」
「ハァ・・・もう駄目だ・・・うん、死ぬか。えぇと、確かこの辺に通販で買った確実に逝けるロープが・・・」
「待ちなさいJUN!」
「真紅・・・止めても無駄さ・・・僕なんかもう・・・」
「どうしてこんなことを・・・」
「僕みたいなチビで内弁慶で外に出ようとする吐き気を起こしてしまうような ヒッキーは死んだ方がいいんだッ!!・・・それにメガネだし」
「最後はどうでもいいと思うけれど、待って!貴方にだっていいトコはあるじゃない!?」
「僕の・・・いいトコ?」
「そうよ・・・例えば・・・」
「・・・例えば?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・えぇと」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「い、今はちょっと思いつかないだけで・・・本当に貴方にはいいトコが・・・」
「・・・・・・・・・・・・さよなら、現世」
「JUUUUUUUUUUNNNN!!」
唐突に終わる
ん、オチ?なにそれ食えるの?
・・・・・・
10年。
口に出すには1秒とかからないが、そこに込められたものは
たとえ100年あっても語りきれないだろう。
それほど10年というものは深く、尊いのだ。
人が変わるには十分すぎる長さだろう。
10年前、俺たちは共に歩いていた道を分かれ
それぞれの道を行った。
真紅は親の跡を継ぎ、紅茶メーカーの若き女社長となった。
なかなか癖のあるやつだが、指導力はあるやつだ。
きっとうまくやっているだろう。
今でもたまにうちにやってきては俺に紅茶を入れさせて不味いと文句を言っている。
雛苺は中学を卒業後すぐに絵の修行だと言って単身で外国に渡り
その後あちこちを転々としているようだ。
最近、小さな一枚の絵が届いた。
昔とは見違えるほどに綺麗になっていたが、
昔と変わらない下手くそなサインが懐かしさを感じさせた。
彼女の絵が日の目を浴びるのもそう遠くはないだろう。
翠星石と蒼星石はこの町で小さな花屋を営んでいる。
その傍らでフラワーアレンジメントの勉強もしているようで、
「いつか世界をとってやるですぅ!」
「世界とは言わないけど、たくさんの人に見て貰いたいな」
と楽しそうに語っていた
水銀燈は保母として働きながら、
持ち前のスタイルを武器にモデル界に殴り込み、
トントンと国内トップクラスにまで上り詰めた。要領の良いやつ。
保母がモデルとはけしからんとバッシングを受けているようだが本人は意に介さず。
『子供から大人までを魅了する保母さん』としてよく雑誌で見かける。
薔薇水晶、雪華綺晶は、お笑いコンビを組んだらしい。
自分たちの日常を武勇伝と称してネタにし、
結成半年という驚異の早さでテレビ出演を果たし、
今ではバラエティ番組の司会などでよく見かける。
昨日、ライブのチケットが届いた。来ないと俺は串焼きらしい。
そして、一番驚いたのは金糸雀だ。
金糸雀は大学、大学院と研究者としての道を進み、
様々な分野で多大な功績を挙げ、異例の若さでノーベル賞の受賞が決まったが、
「他人のつくった賞なんかに興味はないかしらー」
と受賞を拒否し、世界を驚愕させた。
それを受けて今では『カナリア賞』の設立が進められているとかいないとか・・・
みんなそれぞれが鍵を手にし、どこかにある扉を求めて歩いている。
どこにあるのか?いつ見つかるのか?
そんな事は気にもせず、ただ一心に探している。
「俺は・・・どうだ?」
そういって目の前の原稿に目を落とす。
俺は今、弱小小説家として細々と暮らしている。
内容は、自らの学生時代にフィクションを織り交ぜた半自伝的な物語だ。
評判はそこそこにあるらしいが彼女らに比べれば足下にも及ばないだろう。
あのころの俺は幸せだった。みんなでいれば何も怖くなかったし、何も退屈しなかった。
今でもあのころに戻れたら・・・と思う。でもそれはできない。
過去の平穏に寄りかかってしまえばその先にあるものがみれなくなる。
だから皆別れ、自らの思う場所へと行ったのだ。
「今日は雨か・・・」
外は雲で覆われて、月は潜んでいる。
俺はベランダに出て目を閉じた。
「今だけ・・・な?」
この雨がやむまで、月が目をそらしている今だけは、幸せだった頃を懐かしんでも良いだろう。
そんなことを思いながら意識をゆっくりと心の海に沈めていった。
オハリ
ベ「なぁ、ジュンは真紅達のことをどう思ってるんだ?」
笹「そういや気になるな」
J「そうだなぁ・・・私には女たちが象と同じように思える。眺めるのは好きだが、家に欲しいとは思わない。byW・C・フィールズ」
ベ「ちょwwwww正論ktkrwwwwwwwwwww」
笹「違いないwwwwwwwwwww」
薔薇乙女「・・・・・・・」
次の日、三人は学校を欠席していた