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水銀燈「銀座、六本木、恵比寿…日比谷線の前にひれ伏しなさぁい?」
真紅「丸の内線こそ高貴な私に相応しいのだわ」
金糸雀「黄色くコトコト南武線かしらー」
翠星石「日本一の山手線舐めんなです。環状線は江戸の花ですぅ。」
蒼星石「東西線っていいよねー、船橋ららぽー鬼アチぃかんね」
雛苺「浅草線が最強なのよー」
薔薇水晶「田園都市線直通、半蔵門線…中央輪姦行き…」


JUM「何言ってんだあいつら?」
雪華綺晶「まぁその…何専か?というぶっちゃけ話をしていたら、いつの間にか何線か?に…」



東急目黒線保守。





私達は位置に着いて、横一列にスタートを切った。
長女も末女も関係ない。人生の生き方を決めるのは年齢が絶対的じゃないから。
だけど私には長女としての意地があったし、姉妹達の誰よりもすぐれていると自負していた。

誰が躓けば、それを馬鹿、と嘲笑った。
だけど、
それは初めだけ。気が付けば誰かに抜かされている。抜かされまいと足掻きを見せるほど泥沼の様にはまってゆく。
誰かを許したり、大切な人を守ったり……今じゃ何一つ満足できない。相変わらず駄目な私。

ずっと目指してた理想の私はもう少し格好良かったけど、私が歩いてきた日々と道のりを本当は『私』って言うらしいわ。
世界中の溜め息と私と貴女の小さな挫折に捧ぐ。
『あと一歩だけ前にすすもう』
一歩でいい。だけどその一歩はとても重い。
こんな私、蹴りたくなるくらいキライ。
ねぇ、私達が目指したのってきっと誰かと同じ色の未来じゃないのよ。
誰も知らない世界へ向かう勇気を『未来』って言うらしいの。
だから……
「真紅、私は……」

『だから、あと一歩だけ前に進もう』

progress...



め「私が貸したCD聞いて水銀燈出ていっちゃった……どうしたんだろう」
もしかしたら、とあるアーティストの『前進』という名を付けられたCDを見ながらめぐは思う。
彼女は……歩みだしたのかもしれない、と。





雪「食欲の秋! 秋! 秋!」
薔「おねーちゃん、連呼されても夕飯は増えません」
雪「秋と言えばスズメバチですわ」
薔「……またゲテモノコーナー? 」
雪「……またとか言わない。引かれたってやるのが私流」
薔「……大人しく秋刀魚食べようよ」
雪「じゅるり……はっ、いけない、いけない。ばらしーちゃんたら何時の間にそんな誘惑スキルを……」
薔「……」
雪「ゴホンッ、さて取り出したるはオオスズメバチの巣ですわ。ちなみにこれは昼間取ってきましたの」
薔「あれ、スズメバチの巣って丸いんじゃないっけ? というかおねーちゃんあんまりあぶない事しないでね。スズメバチに刺されると死んじゃうんだよ」
雪「……わかりましたわ、ごめんなさいばらしーちゃん(刺されたら死んじゃう事知らなかったですわ)……で、食べる場所はこれ」
薔「……うねうねしてて少し可愛いね」
雪「慣れてきましたねばらしーちゃん……これはスズメバチの幼虫さんです。見た目はアレですが甘かったりします。んー、でりしゃす」
薔「……といいつつ食べないんだ」
雪「……なんだか可愛くてつい情が移って……因みに成虫さんはお酒に付け込むとお酒が旨くなるのですわ。見た目はグロテスクですが」
薔「お酒は二十歳になってからだよ。とりあえずそのまるまる幼虫さんを置いてご飯を」
雪「…ハッ! 」
薔「おねーちゃん? どうしたの」
雪「実は精力剤としてジュン様のお宅に巣と生きてる成虫さんを置いてきたんですが大丈夫でしょうか……刺されたら死んじゃうし」
薔「今日は遅いから明日電話しようか」
雪「……それもそうですわ。では秋刀魚いただきます」
薔「はい、いただきます……」 





薔「……ハァ」
雪「かわいいかわいいばらしーちゃん、そんな溜め息なんかしてどうかしたのですか」
薔「……おねーちゃんがジュンくんの家に放り込んだスズメバチのせいで危うく死人がでるところだったんだから」
雪「そんなに落ち込むことないですわよ。そんなばらしーちゃんの為に今日は私が晩ご飯を作りますわ」
薔「……ハチは嫌」
雪「またまたご冗談を。昆虫などではなくちゃんとした生物を買ってきますわ。ではお留守番お願いしますね」
薔「……ハァ。なんて謝ろう」
~二時間後~
雪「できましたわーばらしーちゃん」
薔「……ん、まともだ」
雪「松茸御飯に鮭のフライにデザートに栗と葡萄……そして自信作の汁! 」
薔「……ドジョウさん? 」
雪「少し季節はずれが悔しいドジョウ汁ですわ。ほら、よくスーパーなどで狭い水槽に真っ黒な塊みたいになっていて小さい頃よく突きませんでした? 」
薔「やったやった。少し臭いんだよね」
雪「あれです。別にペットとして売ってるわけじゃないんですわよ」
薔「珍しくスーパーで売ってるゲテモノシリーズだね」
雪「ゲテモノ……でもないんですが、いただきましょうか」
薔「うん、いただきます……う~ん新米の松茸御飯は美味しい」
雪「因みにドジョウさんは少し泥臭かったり骨が固かったりするので十分に煮てくださいねハフハフ」 





雪「いただきまーす♪」
雛「ヒイィィィィィ!! なのー!! 」
薔「おねーーちゃぁぁぁん!! 」
雪「チッ……ばらしーちゃんどうしたの、今から雛苺と戯れようと思ったのに」
薔「とりあえずそのナイフとフォークを置いて三歩下がりなさい」
雪「もぅ、ばらしーちゃんったから大げさなんだからアハハハハ」
薔「目が笑ってない」
雪「薔薇水晶恐ろしい子……」
薔「んもう……客人を縄で括ってなにをしようと……ハッ! 」
雪「しまったわ! そっちのクローゼットには」
ジ「んんんーんー! (薔薇水晶! )んんん、んんんんん、んんんんんーー! (早くここから出してくれー)」
雪「……てへっ」
薔「……座りなさい」
雪「デザートとして違う意味で食べようとしました。後悔はしてません」
薔「おねーちゃぁぁぁん!! 」
雪「ば、ばらしーちゃん!? ねっ、出来心だったの! だからそんな物騒な刺々しい鞭とか血の付いた使用済み拷問機械を持ち出さないでというか誰にそんな危ないものを使用したのか教えてほし、イヤァァァァ!! 」

その夜、雪華綺晶の声にもならない悲鳴が響き渡ったのは言うまでもない。 





雪「なんだか違う自分に目覚めた気分」
薔「ハァハァ」
雪「特にその木馬と鞭のコンビネーションなんて」
薔「ゼェゼェ」
雪「もう私ったらはしたなくヒィヒィ言わされちゃいましたわ」
薔「ヒィヒィ」
雪「ただ、気掛かりは一つ」
薔「……? 」
雪「デザートを食べ損ねた事ですわじゅるり」
薔「……(視線を感じる)」
雪「ハァハァ」
薔「……!!(貞操の危機ッ)」
雪「ばらしーちゃん……私もう我慢出来ないッ! 」
薔「い、いや、どこ押さえて触ってあっ、そんなとこかじられても、私、私……/// 」
雪「(あんまり甘くないなぁ)」





J「今日もまた雨か…。秋の長雨って、なんか憂鬱になるよな」
紅「あら、そうかしら?」
J「枯れた木に重い雲とかさ、ちょっと淋しい感じがしないか?」
紅「そうね、確かに少し淋しい雰囲気もあるけれど、私は雨が降る音を聴くのは好きよ」
J「雨の音か…。あんまり意識して聴いたことってないかもしれないな」
紅「静かに降る雨の音は優しい歌の旋律のようで美しいわ。聴いていると心が落ち着くもの」
J「そう考えると雨も悪くないような気がしないでもないけど…」
紅「それに、こうして雨の歌声を聴きながら貴方とゆっくり過ごすのも素敵だと思うわ」
J「…うん、まぁ、それも悪くないような気がしないでもないけど///」
紅「ふふふっ。いい子ね、JUM」


【雨の】【歌声】 





翠「うぅー、しまったですぅ。急に雨が降ってきやがるとは思わなかっですぅ。とりあえず、あそこで雨宿りするですぅ」
………
雪「モシャモシャ」
翠「げっ、雪華綺晶ですぅ! しかも目が合ったですぅ」
雪「……むぐむぐ」
翠「な、何見てるですか! 」
雪「……モグモグ」
翠「よ、用がないならさっさと消え去るですぅ! 翠星石は忙しいんですぅ」
雪「傘にお入りなさい」
翠「……へっ? 」
雪「焼き芋が冷めるのは興醒めですが、私がお家まで送って差し上げますわ。こんな寒い日に雨に濡れた身体では風邪を引いてしまいます、ほらっ」
翠「ああっ、ひっぱるなですぅ! ……焼き芋? いらな、やっぱ貰うですぅというか何個買ったら気が済むんですかだから雪華綺晶は……」





『くんくん公式ノベル発売決定!!!
  番組の脚本家が執筆し、番組の美術監督が挿絵を描いたんだよ
  くんくんが今度は文字の上で難事件に挑む!
  テレビではお見せできない僕の姿を文章にしてお届けします
  シリーズ化も考えているからね。楽しみに待っててね。それじゃ~よろし~くんくん!  』


「くんくんが本になるなんて私にとっては素晴らしい事なのだわ。ずーと読んでいられるわ
 ああ、くんくん」
「ひなは御本読むの苦手なの…すぐ眠くなっちゃうんだもん
 でも、でも、くんくんがどうなるか気になるから一生懸命読むの」
「ふっふーん♪チビ苺、良い読書感想文の御題ができてよかったですねぇ」
「それは思ってなかったの。そうだそうすれば一石二鳥なの!」
「あ~~…、人気があるのってメディアミックスとかして広げるよな
 グッズとか一杯作ってそれを真紅みたいな熱狂的ファンに限定板とか色々な差をつけて売るんだ
 くんくんは本格的な推理物だから小説になったら売れるんじゃないか?」
「ああ、くんくん・・・貴方の活躍する所を自分で想像できるだなんて・・・私もう」
「あらぁ真紅ぅ。いつもラノベなんて読まないって言ってたじょない。お馬鹿さん」
「くんくんは別なのだわ。貴女だって読むでしょう?人を茶化すのはやめなさい」
ぎゃあぎゃあ

「はあやれやれ、どうせ全員分僕が払うんだろ
 それに水銀燈に真紅はいつも三個は買うからなあ・・・
 どうしようあいつ等に貢がされるこの毎日を」





今夜はキノコ鍋のようです…


「さて、という訳でキノコ鍋なんだが…取り敢えず何を持ってきたんだ?」

「私は舞茸よぉ。貴重な天然物だから心して味わいなさぁい」
「カナは椎茸かしら!ベランダでみっちゃんが栽培してるのを分けて貰ったのかしら」
「翠星石と蒼星石はホンシメジです。おじじと山に取りに行って来たです」
「ちょっと形は悪いけど天然だし味は御墨付きだよ」
「私はなめ茸。味噌汁にしてよし、オロシ和えにしてよし、キノコの定番なのだわ」
「ヒナはエリンギよ。殆どの料理に組合せられる万能キノコなの!」
「私は松茸です。これぞ秋の味覚、キノコの王様ですわ!」
「私は…貴重なお取り寄せキノコ…塩漬けだけど…」


『ではではいただきまーす!』

「ん~どのキノコも美味しいが薔薇水晶のキノコは特に美味しいな」
「悔しいくらい美味しいですわね…ばらしーちゃん、何てキノコですの?」
「…私のはベニテングダケだよ?」
『………………………………は!?』
「…キノコウマー」


長野県では毒抜きして食べる地域があるらしく、そうとう美味しいらしいが素人は【『絶対』】に真似しないで保守





薔「焚き火……栗!!爆発ゥ!!」
ジ「何やってんだ?」
薔「適度に間を開けるとなんでも必殺技っぽいじゃん?」
ジ「そうか?」
薔「薔薇!!りんりん!!」(決めポーズ)
ジ「うーん。言われて見ると」
薔「ほらジュンもやって見てよ」
ジ「……引きこもり!サイコー!!」(ガッツポーズ)



の「ジュン君……お姉ちゃん涙が止まらないのぉ」 





「翠星石お願いがあるの」

「なんですか突然真面目な顔で、金なら貸さないですよ」

「お金なら無駄遣いする翠ちゃんより持ってるのよ」
「そんなんじゃなくて、ヒナにツンデレを教えてほしいのよ」

「な、翠星石はツンデレなんて知らんです」
「仮に知っててもチビチビなんかに教えてやらんです」
「でも理由によってはちっとだけ教えてやらんでもねーですよ」

「さすが翠ちゃん、それを教えて欲しいのよ」

「半端な気持ちでツンデレはやっちゃなんねーですよ」
「半端者はツンデレの神が怒って頭からムシャラムシャラと」

「食べちゃうんでしょもう引っかからないなのよ」
「鳥居が赤いのは通る時真っ二つに切られた人の返り血だとか」
「ポストに食べられちゃう とか散々騙されたのよ」

「それでなんでツンデレを覚えたいのですか?」

「知っての通りヒナは幼女属性なのよ、でももってあと一年か二年…」
「だから今の内に大人になっても通用する萌を学ばないと取り返しがつかなくなるのよ」

「おめーは多分ババアになっても一線で通用するですよ」






夕飯のようです

「ご飯出来たですよ~」

「いい香りかしら~」
「あら、炊き込み御飯ですのね♪」
「この香りは…マツタケ御飯に間違いないのだわ!」

「いっただきま~すなの!」
「随分とマツタケ入れてあるんだね」
「…マツタケウマー」

「ねぇ翠星石…これホントにマツタケなのぉ?」ヒソヒソ
「黙ってるですよ水銀燈!今更エリンギにマツタケお吸○物の素を入れた『なんちゃってマツタケ御飯』なんて言い出せねぇです!」ヒソヒソ



香料のせいで味以外は意外に本物に近い雰囲気が出るよ保守





翠(ふぅ、最近ツンデレとやらも下火ですかねぇ…別に翠星石はそんなツンデレとやらのつもりじゃねーですがジュンが気に入るならなんだって…)
ジ「あ、おーい」
翠(一向にジュンが落ちないところをみるとジュンはツンデレ属性が薄いんでしょうか。なら翠星石はどんなキャラになれば…)
ジ「おい、翠星石」
翠(ヤンデレとかクーデレとかみたいなのもありますが、どうも一時の流行りモノの匂いがしますし…じゃあ翠星石はどうすればジュン好みの女の子になれるですか…?)
ジ「翠星石!翠星石ってば!!」
翠「あー!誰ですかうっせぇですよ!!今翠星石はジュンのことを必死に考え…て…」
ジ「…ほう」
翠「あ…ああ…」
ジ「そうかそうか。翠星石は周りが見えないくらい僕の事を考えていたんだな」
翠「へ!?いや!その…!」
ジ「で?翠星石は僕についてどんな事を考えていたのかな?」ニヤニヤ
翠「そ…それはぁ…/////」キュ~
ジ「んー、ここじゃゆっくり話せないか?なら僕の部屋に行くか。翠星石が何を考えてたのかじっくり聞かせてもらうぞ?」ニヤニヤ
翠「あ…あぅ…/////」プスプス…


雪「あれは…本来Sキャラに相性の良くないツンデレキャラの一瞬の隙を付いてたたみかける『ツンデレ逆さ落とし』」
薔「手が早い…ジュンもなかなかやるね」
蒼「ジュン君死ねばいいのに」
雪「あらあら、腰に手など回して自分の部屋に連れて行ってしまいましたわ」
薔「えろいことをするぞ。あるはえろいことをするぞ」
蒼「ジュン君死ねばいいのに」
雪「これは明日の朝まで出てきませんわね。今日のところは帰るとしましょう」スタスタ
薔「お盛んだね…ふひひ」スタスタ
蒼「ジュン君死ねばいいのに」スタスタ







「お星さまが落ちてるの」
雛苺が黄色い葉っぱを一枚、翠星石に差し出しました。
「これはただの葉っぱですよ」
翠星石は葉っぱ受けとると、くるりと葉っぱを回転させました。
「翠星石もお星様いっぱい集めるのよー」
「集めてどうするんですか?」
「みんなにあげるの」
「枯れ葉なんてあげても誰も喜ばんですぅ」
「お星様なの!」
ほっぺたを膨らまして雛苺は主張します。
「やれやれ、ですぅ」
その後、雛苺といっしょに楽しげに葉っぱを拾う翠星石を水銀燈が発見し、翠星石がからかわれるのは別のお話ですが…

今日もみんな幸せでした。
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