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銀「これだけ美少女がいるのに誰ともくっつかないジュンはゲイだわぁ」
翠「ですぅ。・・・早く翠星石に決めればいいのに」
紅「全く、優柔不断な男は見てられないのだわ」

ジ「ぶぇっくしょい!」
蒼「風邪かな? あったかくしなきゃ駄目だよ?」ギュッ
ジ「蒼星石、あったかいや」
蒼「うふふ。僕の家の前まで、こうさせてね」
ジ「はいはい」
蒼「これを皆がみたらどうなるんだろう」
ジ「怖いこというなよ」

 



前スレの車輪の唄に触発されて書いてみた、 反省はしてない



のんびりと夕飯を作っている彼女に、 ビールが飲みたいと言ったところ、 「自分で買いにいきなよ」と部屋を追い出された。
僕は君から借りた自転車に乗り、 近所のコンビニまで駆けてゆく。
冬が終わりを告げ、 新しい春の始まりを予感させる頃。
コンビニは近くとは言え、 夜に薄着ではさすがに厳しい。帰り道には、 すっかり手足の先はかじかんでしまっていた。
僕は寒くて、 飛び込むように部屋に入る。 味見をしていた彼女は、 おかえりなさいとこちらを向いて「寒くないの?」と僕を笑わせたんだ。

僕らはいつまでも、 笑いあっていたいと願うけれど、 旅立つ日が来るならば、 せめてこの時間よ、 止まれとは言わないよ。
ゆっくり、 進め。

僕は袋からビールとプリンを取り出して、 プリンを机に置く。
いつも机の空き缶を片付けない僕の事を、 君はまだ怒っているのだろうか。
彼女は「どうして買ってくるのさ?」なんて笑いながらも「太ってもボクのせいじゃないからね?」と、 さっそく蓋を開けている。
その横で僕は、 ただビールを飲んでいる。そう、 ただそれだけ。

僕らはいつまでも、 些細な争いを出来るんだろうか。旅立つ日が迫って、 寂しさを胸の奥へ追いやろうと、 お互いに無理をするけれど。

なんだか切ないから、 テレビを着けてみても、 観るでもなく聴くでもなくて、 ふいにレンジが鳴る。
パタパタと台所へ駆けて行く彼女を見ながら、 僕は缶に残ったビールを飲み干した。

さて……彼女――蒼星石が戻ってきたら、 さっそくゴハンを食べようか。




元ネタ…レミオロメン「ビールとプリン」





『テイク5』


外したイヤホンから電子音が洩れる。息はまだ白い。
僕は音楽プレイヤーの電源を切って、ベランダから夜空を見上げる。
無音。肌を掠める冷たいけれども、心地よい風。天に輝く月に、その周りを彩る星たち。
もう冬は終わろうとしている。
それでもまだ星々は冬のかたちのままで爛々と輝き続けようとする。
その様子は、何だか滑稽だけれど、僕はとても愛おしいものだと思う。
しかし、彼らの努力も甲斐なく、一部は原型が分からなくなる程に形をゆがめていたり、
またあるものは、最早見えなくなってしまっている。

毎晩毎晩、眺め続けた、彼らの姿。
僕は彼らに恋焦がれていたと言っても、過言ではないかもしれない。
姉は、自分の趣味を棚に上げて
『星の中に好きな人でもできたのですかぁ?』
『せめて生き物にしやがれですよ』
とからかうけれど、気にしない。
彼らは、毎日、毎日、ほんの少しずつだけれど、確実に姿を変えてゆく。
でも、ただ眺めている限りは、姿が変わってゆく事に気付く事は難しい。
僕らに似ている。
ある朝、目覚めてみれば、昨日より少しだけ身長が伸びている。
お気に入りだった音楽も、あまり聴かなくなる。
いつのまにか、『男女』とからかわれなくなる程度には、胸が膨らんでいる。
結果として観測すれば、その変化は容易に読み取れる。
でも、それらはいきなり起こるわけじゃない。
ちょっとずつ、ちょっとずつ、小さな変化が重なりあって、結果へとたどり着く。
夜の天空に撒き散らされた、彼らと同じ。

今日も、大きな変化はありませんでしたよ。
僕は、大空で輝く彼らに報告をする。
成功も無い。失敗も無い。
絶望も無い。希望も無い。
いつもと同じ。
退屈で、代わり映えしなくて、それでいて、たまらなく大事な日常。
いつもと同じように学校に行き、友達と会話をし、食事をし、これから寝る。
いつもと変わらない。これが幸福でなくてなんだろう。
日々を積み重ね、過ごす幸福。
僕はこの幸せを素直に享受し、ベッドに向かうことにする。
透き通って、何処までも見通せてしまいそうな空に、僕の星座たちに、今日の別れを告げる。






僕の恋人はとても繊細で儚げ

小さな顔にある頬は紅を散らしたかのようで
長い睫に縁取られた目は星を散らしたみたいに輝いている
ほっそりと長い指はとても優しく優雅に動く

そんな君のすぐそばに居たくって、僕は…僕は…




蒼「痩せないといけないんだよぉぉぉぉ!」←160cm50kg
ダダダ…



ジ「あ、蒼星石。最近ジョギングしてるんだって?なんなら僕も」
蒼「絶対ダメ」
ジ「スコシデモイッショニイタイノニ…」←160cm48kg
蒼「う…ダメ」(これ以上体重は落とさせない!)




翠「ぐすん……」

蒼「姉さんどうかしたの?」

翠「…本気でジュンに嫌われちゃったです…」

蒼「また何か喧嘩でもしたの?」

翠「ちげぇですよ…最近翠星石が近くに行こうとするとジュンが逃げるです。ムカッときたから締め上げたら泣きながら暴れたんです…」

蒼「ジュン君が!?」

翠「泣くぐらい翠星石が嫌だったなんて…ジュンに嫌われたら翠星石は生きてる意味無いです…」

蒼「ちょ、落ち着いて、ね?たまたま締めが極まったとか…」

翠「蒼星石、翠星石はどうしたら良いですか!?口が悪いのも直します!もっともっと素直になるです!だから…だから…」

蒼「泣かないで、ほら…」

翠「ううう…ひぐっ…ぐすっ…………」

蒼「…泣き疲れて寝ちゃったか。さて、ジュン君に聞いてみようか…」

~桜田家~

の「あら、蒼星石ちゃんいらっしゃ~い。今日は何の御用かしらぁ?」

蒼「こんにちは。ええと、ジュン君は居るでしょうか?」

の「ジュン君ならお部屋で通販してると思うわ。さあ、上がって上がって」

蒼「それじゃあお邪魔します」

コンコン

ジ「どうぞ~」

蒼「やあ、こんにちは」

ジ「蒼星石か。一体どうした…うっ!?」

蒼「実は聞きたい事があったんだけど……なんでボクと距離を取るんだい?」

ジ「いやその…頼みがあるんだが…玄関で服を払ってきてくれないか?」

蒼「服を?」

ジ「悪い、出来れば一刻も早く…」

蒼「う、うん…」

蒼「払ってきたけど一体どうしてなんだい?」

ジ「ゴメンゴメン。実は…花粉症なんだ」

蒼「花粉症!?」

ジ「ああ。最近はよく舞ってるだろ?僕の場合、目が辛くて辛くて。ここ最近空気清浄機がフル稼動だよ」

蒼「そうか…さっきのは服に付いた花粉を…」

ジ「御名答、ほら、蒼星石や翠星石って園芸やるだろ?」

蒼「なる程…ところでジュン君?何も知らない人に説明も無しにそんな態度をしたら良くないと思わないかい?…具体的には翠星石とかに」

ジ「う…ま、まあその…」

蒼「何かお詫びをするべきじゃないかな?かな?」

「ごもっともでごさいます、デスからハサミを構えるのはヤメテ…」


翌日ジュンは駅前のケーキが美味しい喫茶店に翠星石を誘い、互いに互いが妙に優しいのを不審に思いつつ仲直りしましたとさ。


蒼「はぁ…ボクってピエロ…」

 





ジュンが蒼星石に蒼星石の家に呼び出されたようです

J「じゃあ2人だし・・・早速やるか?」
蒼「やっぱり・・・何か怖いな・・・」
J「何言ってんだ、やりたいって言ったのは蒼星石だろ?」
蒼「そうだけど・・・」
J「じゃあ早速・・・こうだっけか」ズボッ ヌチュクチャ
蒼「うぅ・・・」
J「見てるだけじゃ無くて自分でもやって見ろよ」クチャクチャ
蒼「で、でも・・・」
J「いいからホラ!」ガシッ ピトッ
蒼「ヒッ」サッ
J「こうやって掻き混ぜる様にするんだってさ」クチャヌチャ
蒼「や、やっぱり・・・」
J「何で躊躇うんだよ?」
蒼「だって・・・こんなに臭いとは思わなかったし・・・手も汚れるし・・・」
J「おじいさんに内緒で作りたいんだろう?キュウリ買って姉ちゃんにも作り方聞いてきたのに」
蒼「そ、そうだけど・・・糠がこんなに臭いとは思ってなくて・・・」



何を書いているんだ俺は








「…はあ」
ため息ばかりが漏れる、初夏のある日。
見上げた空からは、止めどない雫が落ちている。
――デート…行けなくなっちゃった…

付き合ってから二週間。彼、桜田ジュン君から、デートの誘いを受けた。
跳び上がる程に嬉しくて、眠れないほど緊張して。
姉さんを連れて服も買いに行った。スカートを手に取った僕を見て、姉さんは驚いてたっけな。
「…その結果が、これかぁ…」
神様の意地悪。こんなときくらいは、梅雨の雨だって吹き飛ばしてくれればいいのに…
「ん、電話だ…」
僕らしくもない乙女チックな事を考えていると、電話の着信を知らせるメロディが鳴った。億劫だけど、携帯に手を伸ばす。
――ジュン、君?
『蒼星石?あのさ、今すぐ玄関まで降りてきてくれないか?』
「うん…?」
なんだろう、と思いながらも重たかった足を動かした。
玄関に立って、ドアを開ける。目の前に、ジュン君がいた。

「ど、どうしたのジュン君!?雨なのに、こんな所まで…」
お気に入りの水色の傘を持って、ジュン君の元へ駆け寄った。
「どうしたっていうか…その、デート、駄目になったから…」
「それで、わざわざ…?」「うん…蒼星石、寂しがってるんじゃないかと思って」
ぼん!という擬音が聞こえてきそうなくらい、顔が真っ赤に染まる。
どうしようもないくらいに、彼を愛しいと思った。
「ジュン君…」

ちゅ。
唇が、軽く触れるだけの、拙いキス。傘に隠れて、僕らはファーストキスをした。
「え…?」
ジュン君は、ポカンとした顔でこっちを見てる。
――僕ったら、まだ手も繋いでないのに…いきなりすぎたのかな…?
「ごごごめんねっ!!あの、ぼ、僕…!!」
すると、ぐい、と引き寄せられる感覚。僕の手から傘が離れて、地面に落ちると同時に。
さっきより、少しだけ長く。優しいキスをした。
「…これで、おあいこ」
そう言った彼の顔も、真っ赤になっていた。
雨が降りやまない、初夏のある日。
見上げた空が、笑った気がした。

【傘に隠れて】【口づけを】
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