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271

雛「このスレ、もうすぐ二周年なのよ!」
巴「そうなんだ……すごい長寿スレね……」
雛「この短編も、春になったら一周年なのよ?」
巴「そうだっけ…そういえば、もうすぐ300回だもんね。はやいものね…」
雛「……その割に、あまり進展してないの…」
巴「進展?」
雛「こんだけやってちゅーのひとつもしてないなんて、へたれもいいとこなの」
巴「……!そ、そんなことできるわけ……」
雛「そうやっていつまでも同じ所で足踏みしてたらだめなのー」
巴「……これでも、ちょっとずつ進んでるのよ?
  最初は、桜田くんの部屋にいるだけでもドキドキしてたし…」
雛「うゅ、そうだったの?」
巴「ええ。桜田くんのにおいがするな、とか…」
雛「ウブなトモエには刺激的だったのね」
巴「桜田くんの眼鏡とか…桜田くんの枕とか…いちいち緊張してたわ」
雛「ほえー」
巴「桜田くんの椅子とか、桜田くんのさっきまで叩いてたキーボードとか…こう……」
雛「うー……」
巴「しまいには窓についてる桜田くんの指紋にドキドキ……」
雛「ちょっと気持ち悪いの…」

 



272

ジ「お寿司買ってきた」
雛「わーい!お寿司なの、豪華なのー!」
ジ「といってもスーパーにあるようなやつだぞ」
雛「それでもお寿司はお寿司なの!あ、この玉子はヒナのね!」
巴「はやくない?」
ジ「節分は太巻き寿司だぞ。だいたい、僕がそういうこと意識するやつだと思うか?」
巴「……ごもっとも。それじゃ、いただきます」
ジ「いただきます。……柏葉、納豆巻き好きだな」
巴「え、あ、その、そんなことは……」
ジ「隠すことでもないだろ。ま、らしいっちゃらしいよ」
巴「うー……そう言われるのも微妙……あれ、桜田くん、付属の醤油とわさび使わないの?」
ジ「ん?ああ、だって両方ともうちにあるし」
巴「そうなの。じゃあ、いらないんだ」
ジ「そうだな。いつも捨ててるかも」
雛「……トモエ、なにしてるの?」
ジ「……醤油とわさびを袋に入れて……」
巴「!」
ジ「……そういうの、集めてるのか?」
巴「……家での癖が……」

 



273

雛「ねーねーみっちゃん、あのへたれどもが一線を越えてにゃんにゃんするにはどうしたらいいと思う?」
み「ジュンジュンと巴ちゃんのことね。それにしても、あなた本当に顔と発言内容が合わないわねぇ」
雛「ロリするのもたいへんなのよ。で、大人のみっちゃんの意見をききたいんだけど…」
み「お、大人……いいこといってくれるじゃない!よーし、みっちゃん張り切っちゃうぞー!」

巴「あら、雛苺」
雛「突然だけれど、トモエは今夢を見ているのよ」
巴「え?」
雛「これはね……実は夢なの!」
巴「もう、なに考えてるの雛苺?夢なわけないじゃない」
雛「夢だっつってんだろつべこべ言うなクソがなの」
巴「!?」
雛「なに呆けてんだついに頭もぼけたかこの色ボケストーカー女がなの」
巴「ひ、雛苺……?ハッ、そ、そっか、これは夢ね、夢なのね!」
雛「うーい、わかってもらえてうれしいのよ!」
ジ「お前ら、いったいなにはなしてるんだ?」
巴「あ、桜田くん」
雛「夢と決まれば怖いものなし、普段できないことをやるといいのよ~」
巴「普段できないこと?」
雛「そうなの、思い切って抱きついたり、キスしたり、それからそれから…やーっ、もう、恥ずかしいのぉ…」
巴「普段……できないこと……」
雛「ドキドキ」ジ「?」
巴「ハァッ!!バキッ」ジ「グボォ!?」雛「!?」
巴「いつもいつも私ばっかり!そっちからアプローチがあってもいいじゃない!バカ、バカ、バーカ!!」ドカバキドカ
ジ「ちょ……いた、やめ、いったいなにが起きて……(゚Д゚)ウボァー」

雛「ジトー……」
み「…………愛は…時に激しいのよ!」
雛「うまいこといったつもりか」

 



274

ジ「真紅のやつ、くんくん見るたびに一度犬を飼ってみたいっていうけど、あいつにペットなんて育てられるわけないんだよな」
巴「そんなことないわよ。それに桜田くんも、ほんとは飼ってみたいんじゃない?」
ジ「そ、そんなことあるはずないだろ!?で、でも…そうだな、姉ちゃんが拾ってきたりしたら……飼ってみてもいいかもな……」
巴「クス、そうね、そうしたら素敵だね」

「くくく……おい、巴、お前は僕の犬なんだぞ?わかってるか?」
「そ、その通りです……私は犬です、桜田くんの犬で…」
「違うだろ!ご主人様だろうが!」
「は、はいっ!私はご主人様の犬ですぅ!」

巴「やっぱり躾とかもするの?」
ジ「そうだな、どうせ飼うならやっぱりいろいろ覚えさせたいかな」

「おい…そうじゃないだろ?お前は犬なんだから、人間の言葉なんか話せるわけないんだぞ、ほら、犬語で話せよ、犬語で」
「く、くぅん……わ、わんっ!わう、わおん!」
「ようし、ご褒美だ。飯食っていいぞ、もちろん手を使わずにな……くく、そのうち僕のとっておきのご飯も食べさせてやるよ……」

巴「そのうち子犬とかできちゃったりしてね」
ジ「それはいいな……でも増えすぎたら困るよなぁ。あ、そうしたら、それこそ真紅とかにあげたらいいのか」
巴「!?そんなの、ひ、ひどい……!」
ジ「え……や、たしかに、飼い主としては無責任かもしれないけど……」
巴「そうよ、親子を引き離すなんてあんまりよ……」
ジ「うー……じゃあ、やっぱあれか、避妊手術か……っていうか子供をつくるようなこと自体させなければ……」
巴「それは生殺しじゃない!なんのための犬なの!?」
ジ「え……なんのって言われても……そんなまるで自分のことのように怒らなくたって……」

 



275

ジ「柏葉、ちょっと話があるんだけど…」
巴「なに?」
ジ「あのさ……姉ちゃんが、昨日の夜僕の部屋に柏葉がいたっていってたんだけど…」
巴「いたけど」
ジ「うん…………ってほんとにいたの!?な、なにしてたんだいったい…」
巴「別に。何もしてないよ。っていうか、いつものことなのに、そんないまさら驚かれても…」
ジ「いつものことなの!?だからほんとになにしてたんだよ!」
巴「なにもしてないってば……強いて言うなら、正座してたかな」
ジ「なんで!?」
巴「あ、そうだ。気になるなら、以前しかけてあった隠しカメラに一部始終が映ってるはずだから、見せてあげる」
ジ「ああ、ありがと……って隠しカメラ!?そんなのしかけてたのか!?」
巴「これね。じゃあ見てみましょう」
ジ「無視か!」

~~

ジ「クー…クー…」
巴「ジーッ……………………………………………………………………
  …………………………………………………………………………
  …………………………………………………………………………
  ………………………………………………………………フフ………」

~~

巴「ね、なにもしてないでしょ?」
ジ「いっそなにかされてた方がマシだ」

 



276

ジ「昔からそうだったよ…いつも目の前の現実から目を背けて、気がつけば、取り返しのつかないことになってた」
巴「桜田くん……」
ジ「僕だって、なにかしようとはしたさ。……けど、だめだった。なにもできなかったんだ」
巴「そんなことない、桜田くんにだってできることが…」
ジ「気休めはよしてくれよ!こんな僕に、いったいなにができるっていうんだ?」
巴「とりあえずこぼしたカレーふいたらいいんじゃない?」
ジ「柏葉に僕の気持ちがわかるもんか」

 



277

巴「……どうかな?」
ジ「似合わない」
巴「……やっぱり?」
ジ「柏葉にハイヒールはちょっと似合わないよ。だいたい、中学生の分際でハイヒールなんてね…」
巴「そっか……」
雛「ジュン」
ジ「ん?なんだ、雛苺」
雛「トモエも背伸びしたい年頃なのよ。ジュンにそうはっきり言われると傷つくの」
ジ「そういわれてもなぁ」
巴「……はぁ」
雛「ほら、しょんぼりしてるのよ」
ジ「ほんとだ。うーん……難しいもんだな、気をつけるよ」

巴「…これで桜田くんを踏めると思ってたのに……」

 



278

巴「ま、間に合った……」
ジ「なんの話だよ」
巴「今日は節分の日だから」
ジ「ああ、そうか」
巴「こういうことは、時期を外しちゃいけないし……」
ジ「じゃ、姉ちゃんのつくった太巻きでも食べるか」
巴「……」
ジ「な、なんだよ、柏葉……」
巴「有名になったよね、その行事……」
ジ「ん、ああ…そうだな。少し前までは、全然知られてないことが漫画のネタになるくらいだったからな…」
巴「結局お金になるかならないかの違いでしかないのよ」
ジ「まるでバレンタインにチョコをもらえない男子みたいな言い草だな」
巴「だってそうでしょう?おかげで節分の風物詩だった豆まきは随分と勢いを押さえ込まれたわ」
ジ「普通に、両方ともやってるんじゃないか?」
巴「追い出されることすらままならない鬼たちの行方やいかに」
ジ「聞けよ」
巴「人の幸運のためつくられたのに、結局食べられることもなく廃棄される巻き寿司の行方やいかに」
ジ「つまり豆まきがやりたいんだろう?」

 



279

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