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薔薇乙女達は部屋に運ばれて休んでいます

「じゃあちょっとトイレ行って来るけど、ちゃんと休んでろよ?」

ガラガラ…バタン

ふう…疲れた…
額の濡れタオルをいじりながら溜め息を一つ。
まさか雛苺にやられるとわねぇ…
ぐらつく体をなんとか起こした時、唐突に名を呼ばれた。

「…銀ちゃんちょっと…」

振り向くと、顔色は良くないけど立ち直ったらしい薔薇雪華姉妹が並んでいた。
何を言い出すのかと警戒する。

「一体何よぉ?」
「ものは相談なんですが…私達と組みませんか?」
「…はぁ?」
「私達…ジュンを狙ってるけど…その…銀ちゃんの事も…」

顔を赤くして俯く薔薇雪華。
えーと…?

「って何!?私にそっちのシュミはないわよぉ!?」
「…いいんですか?」


妖艶な笑みを浮かべて雪華綺晶が妙な余裕で聞いてくる。

「私達は欲しい物は必ず手に入れますわ。何よりお姉様は御自分が如何に不利な立場か理解されていない御様子ですね?」
「言ってくれるじゃない。私のどこが不利なのよ?」
「…あれ」

薔薇水晶の指差す方を見ると、金糸雀と巴と雛苺が固まって何か話している。

「…翠星石と蒼星石は言わずもがな…銀ちゃんと真紅だけ…一人は不利だよ?」
「それに…私達の元に来て頂けるなら、私達はジュン様の愛人というポジションで我慢致しますが…」
「…拒むなら…ジュンをゲットした後に…銀ちゃんは手込め…私達無しでは…いられない様に調教…」

顔赤らめて恥じるのは可愛いけど…えげつない事を言ってれるわねぇ…
正直なところ、この子達は嫌いじゃない。


何より…真紅にだけはジュンを取られたくない。

「…いいわ。ただし、貴女達とのカンケイはひとまず保留よ。私にだって心の準備は必要だし」
「流石はお姉様!歓迎致しますわ♪」
「ちょ…抱きつくふりしてどこ揉んでるのよぉ!?」
「…大丈夫…時間をかけて…開眼させる♪」
「貴女達止め…なさ…ぁい…」

「水銀燈が息も絶え絶えになるなんて…まるで盛りのついた猫みたいですぅ」
「僕も負けられないな(ボソッ)」


バタン…ガラガラ

「あれ?もう起きて大丈夫なのか?」

真紅とめぐさんはまだうなされて、水銀燈は『私ジャンクになっちゃったわぁ…』なんて涙目だが、何があったか…深く考えないでおこう。
真紅達が復活したら…そうだな、最初はどこへ行こうか。
翠星石がいれてくれたお茶を飲みながらパンフレットを広げたのだった。

本編に続く

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