僕は…何て弱い…夜な夜な隠れて修行してるのに…なぜ皆より劣ってるんだ…
銀「あらぁ?何してるのかしらぁ蒼星石ぃ?」
蒼「水銀燈!?」
銀「スマブラ…よっぽど昼の事が悔しかったのねぇ…あなただけ大敗」
蒼「う、うるさい!」
僕から見ればみんな強者だけど水銀燈と真紅は誰もが認める実力者だ
4人で対戦すれば最終的に必ずと言っていいほど2人の一騎打ちになり、2人が組めば敵なしだった
蒼「水銀燈は何でそんなに強いの?みんな始めた時期は一緒ぐらいでしょ?」
銀「あなたが弱いだけじゃなぁい?」
蒼「う…痛いとこ突くなぁ…」
銀「冗談よぉ。私は真紅と鍛え続けたのぉ。今のあなたみたいに夜中にこっそりとねぇ」
蒼「えっ?そうなの!?」
銀「あなたも鍛えてあげましょうかぁ?」
蒼「助かるよ。どうしても万年最下位を脱出したくてね」
3時間後
銀「なかなか上達したじゃなぁい」
蒼「ほんと!?嬉しいな…でも今日はもうやめよう。さすがに目が痛いや」
銀「そうねぇ」
蒼「水銀燈…ありがとう」
銀「クスクス…お礼はいいわぁ…その代わり」
蒼「?」
銀「私を3時間レンタルしたんだからあなたをレンタルさせてもらうわよぉ!?」
蒼「えっ!?だ、だって君が手伝ってくれるって…あっ!」
水銀燈は僕を押し倒した
銀「つべこべ言わなぁい」
蒼「今から3時間…朝になっちゃうよ…」
銀「寝てもいいのよぉ…何されるかわからないけどねぇ」
そんな保守
懲りずに銀蒼
苦情?いいえケフィアです
保健室
蒼「失敗したなぁ…」
銀「バスケは捻挫がすごい多いみたいだからねぇ…まぁ運動神経抜群の私には無縁かしらぁ?」
蒼「元はと言えば君が足を引っ掛けるからじゃないか…」
銀「ごめんなさいねぇ。でもわざとじゃないわよぉ…その証拠に反則は取られなかったしねぇ…」
蒼「…まぁいいや。午後の授業はサボれるしね」
銀「それって歩けないって事ぉ?」
蒼「骨折じゃないからすぐ痛みも引くと思うけど…今はちょっとね」
銀「…」
蒼「あぁ気にしないで――」
銀「…逃げられないって事ぉ?」
蒼「…え?って何してっ…!」
銀「昼休みはこれからよぉ」
蒼「やめてぇぇぇぇ」
銀「ウフフフフフフフフ」
保守
暇だから続き書いて保守
銀「学校終わったわよぉ…肩貸してあげるから一緒に帰りましょう」
蒼「…」
銀「何?その疑ってる目は」
蒼「えっちな事するからやだ」
銀「おバカさんねぇ~怪我人にそんな事…」
蒼「さっきしたじゃん…」
銀「クスクス…ならどうするのぉ?不下校になるつもりぃ?」
蒼「誰か別の人に…うわっ!」
銀「心外ねぇ…そんなに信用できないのぉ?」
蒼「現に今押し倒してるじゃないか…」
銀「あなたが私の好意を踏みにじったからよぉ」
ガラッ
紅「蒼星石?水銀燈から捻挫って聞いたんだけど大丈…」
蒼「あ」
銀「あら」
紅「し、失礼しましたぁ~」
銀「空気読めてるわねぇ」
蒼「僕、明日から不登校になるよ」
銀蒼
最近これしか書いてない
それは木陰で読書をしていた時の事だった
銀「こんにちわぁ蒼星石ぃ」
蒼「あ…こんにちわ水銀燈」
銀「何ぃ?その厄介な奴が来たみたいな顔はぁ?」
蒼「そ、そんな顔してないよ!」
僕はこの時間にここで本を読むことが日課だった
長い間続けて来たけど誰かが来るなんて事はなかったから意外だったんだ
銀「なら隣…いいかしらぁ?」
蒼「うん、いいよ」
銀「何の本を読んでるのぉ?」
蒼「いろいろあるけど今は恋愛小説…かな」
銀「…面白い?フィクションの恋はありきたりなまどろっこしさがあるから好きじゃないのよねぇ」
蒼「確かに似たような展開も多いけどそんな体験をする人が多いから売れるんじゃないかな?」
銀「ふぅん…まぁ私ならもっと大胆にいくけどねぇ」
蒼「どんなふうに?あまり大胆すぎると相手に嫌われ…」
不意に唇を奪われた
銀「こんなふうに…」
蒼「なっ…水銀燈…!」
焦る僕の横で艶めかしい笑みを浮かべている…
銀「ごめんなさいねぇ…でも嫌いになったぁ?」
蒼「…なってない…けど…君の好きな人って…」
銀「そう…あなたよぉ」
蒼「…フフッ」
銀「どうしたのぉ?」
蒼「いや…君はノーマルだと思ってたからすごく意外だったよ…」
銀「クスクス…で、返事はぁ?」
蒼「…君はあまり恋愛小説を読まないからこの先の展開もわからないんだね?」
銀「?」
蒼「後で僕の家においで…」
君の大胆なとこが好きなんだよ
銀×蒼(yuriyuri エロパロ寸前)
「ウフフ…今夜も可愛がってあげるわぁ」
「水銀燈…」
水銀燈の部屋のベッドの上。僕達は一糸纏わぬ姿で抱き合っていた。
水銀燈が僕にくちづける。為されるがままに軽く口を開くと、彼女の舌が口の中を蹂躙する。甘い味。いつも飲んでるヤクルトの味かな?などと思いながら、僕からも舌を絡める。
女の子同士でキスする事に、抵抗は無くなっていた。既に僕はジャンクなのだろう。
長いくちづけが終わる。
「あ...」
つい、キスの感触が名残惜しくて、水銀燈の顔を見つめてしまう。この後、もっと凄い事をするのにだ。すると…
バキィ!!
「あぐっ…」
水銀燈が、いつの間にか部屋に現われた姉さんに殴られた。思い切り、頬を。
恍惚で蕩けた頭が、一気に覚める。
「姉さん、何をするんだ!!」
それまでの興奮のまま、それが怒りの方向に傾く。いつに無く声を荒げてしまう。しかし、姉さんは僕の言葉など耳に入らないようだ。
「水銀燈…おめーは人の妹に何してやがるですか…」
水銀燈は殴られた頬を押さえたまま無言。部屋の中には、姉さんの荒い呼吸だけが響いていた。
なぜ姉さんは怒っているんだ?
僕と水銀燈が一緒にいて、どうして姉さんに不利益がある…そこでようやく、それに気付く。なんだ、とても簡単な事じゃないか。
「姉さん…ダメだよ、殴ったりしちゃ。一緒にしたいなら、言えば良いのに…」
姉さんはただ、ヤキモチを妬いてただけなんだ。自分が、加えて貰うように言えないから。
「な…何言ってるですか、蒼星石…」
「ごめんね、水銀燈。姉さんは素直じゃ無いから…だからさ、どうか許してあげて…僕達の中に、加えてあげて…」
また、静寂。おかしいな、何か変な事言っちゃったかな?
と、突然。
「アハハハハハハハ、蒼星石、貴女、ここまでジャンクになっちゃったのねぇ!!いいわ、ほら、翠星石、殴った事は蒼星石に免じて許してあげる。だから…」
ガバッ!!水銀燈が姉さんをベッドの上に引き倒す。
「…だから、しましょう?蒼星石が言うように…ほら、暴れないで…」
「や、やめるです!!蒼星石!!蒼星石ー!!」
やっぱり姉さんは素直じゃない。でも、そんな姉さんが、とても愛しく感じる。だから、僕は姉さんにくちづける。
「!?んー!?んむー!?」
いきなりだったから動揺してるみたいだ。口を閉じて抵抗しようとする。でも、僕はそれを掻い潜って舌を差し込む。
水銀燈とは違う、でも、心地よい味。止まらない。姉さんの事を顧みず、つい貪るようにしてしまう。
どれくらいキスしていただろう。姉さんの、緊張のせいか強張っていた体から力が抜け、一切の抵抗が無くなる。
僕は何度もキスしながら、姉さんの服を脱がす。水銀燈は姉さんを押さえてた手を離し、僕達を微笑を浮かべて見守っている。
「らめ…らめれふぅ…そぉせぇへきぃ…たすけへ…ジュン…」
「明日からは、姉さんも一緒だよ?絶対だからね?」
「フフ、蒼星石みたいに、貴女もジャンクにしてあげるわぁ…」
了
さて、吊ってこよう。それとも誰かこの僕をぶち殺してくれるかい?
蒼「すっかり遅くなっちゃった」
ベ「とぉう!!」
蒼「な…ベジータ!?」
ベ「ふっふっふ…部活で遅くなり、みんなの用事も重なり蒼嬢が一人で帰らざるを得ないこの状況を2ヶ月間待っていた…」
蒼「何だと…」
ベ「エロ禁止など知ったことか!今日こそ蒼嬢の貞操をアッーーー!」
蒼「!?」
ベ「か…傘はないわ…」ガクッ
銀「大丈夫ぅ?蒼星石ぃ」
蒼「水銀燈…何故君が…」
銀「あなたが心配だったのよぉ…」
蒼「あ、ありがとう」
銀「…////」
ベ「あかん…これもう抜けへんわ…」