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Mid Night!


【深い深い闇の中にいとしい人がいる。
  あなたは救えますか?】


急に目が覚めた。
夢は見ていない、だが何かを感じている。
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下へ降りて冷蔵庫を開ける。
あけると乳酸菌入りアップルと牛乳と玄米茶が入っていた。
乳酸菌アップルはおいしいが飲むと水銀燈に怒られそうだ。
というわけで牛乳を選択し、飲む。
少し濃い目だった。
ふと横を見ると、まるまると肥えた満月が闇を照らしている。
「たまには、夜外に出てみるのもいいかもな。」
一人でそうつぶやくと、着替えてから外に出た。
冬の夜空は澄んでいて、冷たい風がほほをなでた。
白い息が口から吐かれる。

ジュンはポケットに手を突っ込み、空を仰ぎながら
歩いていた。
5分ほど歩いただろうか、ふと人の気配をかんじた。
公園だ。
公園へと入っていくと、そこにいたのは蒼星石だった。
「よ。何してるんだ蒼星石」
「あ、ジュン君」
暗そうだった顔が、ぱっと明るくなったので、ジュンはびっくりした。
「散歩してるんだけど、一緒に行かないか?」
「うん、一緒させてもらうよ」
蒼星石は立ち上がり、こちらへ歩いてきた。
いつもの服装ではあるのだが、それでは寒いだろう。
「そら、コレ着ろ」
「いいの?」
「ああ。」
どっかに薔薇乙女の一人がいたらアレだし、一応上着は持ってきていた。
たいてい夜中歩くと遭遇する。
「寒いね。」
「だからそれ着ろって」
「うん」
袖を通す。少し大きめなので、手が出ていない。
「そうだジュン君」
「ん?」
「水銀燈が、ヤクルト勝手に飲んだから今度怒る(オブラートに包んだいいかた)っていってたよ」
「あー・・・(うう・・・搾り取られる・・・)」
「ふふ・・・」
「?」
「いや、ジュン君はみんなと仲がいいんだなぁって思って。」
「あいつらが勝手なだけだよ。」
「そうかな? ふふ。」
「・・・。」
「・・・。」
無言が続いた。
「ねえジュン君」
「何だ」
「好き、なんだ」
「・・・誰が?」
「君だよ」
「・・・。」
不意に蒼星石が抱きついてくる。
「・・・俺も好きだよ」
「本当?」
「ああ」

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銀「見てしまったのだわ。
   ジュン、今度こそは覚悟するのよぉ」
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「!」
「どうしたの?」
「いや、なんでも・・・(殺気が・・・)」

END

【闇の中から助け出そう。
  導こう。光の中へ】
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